アジアの若者の繋がりを作る沖縄の‘AYDPO’

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3 年前に沖縄で始まった「アジア青年の家 Asian Youth Exchange Program in Okinawa」 (資料)。 15歳前後の若者達が3週間ほど沖縄で一緒に過ごす「Summer Camp」です。みんな本当に楽しい時間を共有します。

今年は4回目。プログラムのタイトルがAsia Youth Development Program in Okinawa (AYDPO)になりました。沖縄が開催主体になったのです。この2008-2010年の3年間の参加の皆さん、Tutorsの大学生さんたちの熱い思いと友情のきずなはFaceBookなどで強く結ばれています。

例年のことですが私も閉会式に参加、今年のみんなの発表は水問題。でも、発表にもいろいろ工夫が凝らされていて、とても感動的な時間を共有しました。

今年のプログラムの日記、写真、最後の日の皆さんの作品、みんなで作った歌などをココで見ることができます。若者達の楽しい時間が感じ取れますね。将来が楽しみです。

このような活動を、学校単位でも、地域単位でも、出来る範囲で、自発的にでいいのでドンドン広げていって欲しいですね。

若いときこそ、将来の仲間づくりの場を作ってあげる、これが日本にとっても、アジアの若者にとっても、これからの世界にとっても大事な課題なのですから。

AYDPO閉会式での講演のほかに、この機会に私は午前は琉球大学へお邪魔して「MOT」などで活躍している方々と講演と懇談(ちょっと時間が足りなくなりました、すみません)、夜は沖縄科学技術大学院大学のDorfan学長資料1)(大学院になって正式に学長就任予定)ご夫妻、Vice President and Executive DirectorのBaughman  さんと会食の機会を持つことが出来ました。

沖縄で、このような「開国」への動きが進んでいるのです。皆さんの応援をお願いします。

 

Doha, Qatarへ再び

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QatarのHamad Medical Corporation Academic Health System という構想を打ち上げ、そのお披露目にご招待を受けたのでDohaへ出かけてきました。

外は45℃程度、とても暑いし、またラマダンのさなかのことです。

せっかくの機会ですから、再びQatar財団 (資料1)へ。ここではCornell Medical College in Qatar Texas A&M University in Qatar 、またQatar Science Technology Parkも訪問してきました。

これらの大学は米国の本校と同じcurriculumで、教材も一緒、教員の同じ資格で採用しているので、卒業生は本校と同じ資格とみなされています。医学部卒業生の臨床研修でもmatchingでJohns Hopkins, Cleveland Clinicなどの有力な研修先を見ることができます。ほかにもQatar財団のサイトからわかるように、いくつもの大学と特別なプログラムの提携をしています。

最近では、BrookingsRANDなどの一流Think-TankもDohaに進出しています。

このような教育や研究の場は、設備も最新であり、きわめてオープンで国際的ですので、日本の研究者とのプログラムや学生や院生フェローの交流を進める機会を構築していくとよいと思います。

Hamad Medical Corporationも新しい病院群を次々と建築中ですし、また研究設備も整えつつあります。25年ほど前に出来た病院を拡張しながらの中でも活発な医療が行われています。救急、特に外傷は大きな部門で、交通事故、工事現場での外傷などが多いのです。

多くのスタッフもDoctorも海外からですが、皆さんバリバリと仕事をしています。

Academic Health Systemもなかなか意欲的なプログラムです。「Healthy Community」の構築と「Globalへの広がり」を強く意識したものです。

Tunisia以来、色々不安定要素のある中東ですが、Qatarはグーッと落ち着いています。もっと、交流してみませんか?

浅田次郎の清朝末期の小説

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浅田次郎さんのファンは多いと思います。私も彼の作品は好きです、全部読んでいるわけではありませんが。

清朝末期の中国を描いた4部作、「蒼穹の昴」、「珍妃の井戸」、「中原の虹」、そして去年の「マンチュアン・リポート」の4部作シリーズは好きです。ぞれぞれの「ものがたり」の構成と分析と視点です。読み始めると、引きこまれてしまい、終わりまでついついやめられなくなるのです。

去年、浅田次郎さんの「蒼穹の昴」が日中合作でNHKシリーズとして放映されました。清朝末期、西太后と春児(チュンル)とその周りの人々を中心とした物語です。田中裕子さんが西太后を演じてとてもいい感じを出していたと思います。そのあと「珍妃の井戸」が出版されます。言うまでもないことですが、珍妃は「蒼穹の昴」にも出てきましたね。

数年前に北京に行ったとき、ちょっと時間があって紫禁城へ行きました。案内の方に「どう案内しましょうか?」といわれたので、「時間がないので「珍妃の井戸」へお願い」、といって直行、後はほとんどなにも見る時間がなかったことがありました。それぐらい浅田さんの話は面白いのですね、引き込まれてしまいます。「珍妃の井戸」へ行っての感想ですか?それは行ってみての感想をお聞きしたいものです。

そのシリーズ第3弾が「中原の虹」。流民の子の馬賊の長となる張作霖、中原で待ち受けるラストエンペラー溥儀、袁世凱、そこへ絡む西欧諸国、関東軍などをめぐるものがたりです。これもわくわくする話です。

去年の秋に出版されたのが「マンチュリアン・リポート」。関東軍による満鉄奉天駅近くでの張作霖爆殺事件へいたる素晴らしい構成と語り口です。

プロの作家の取材と書きぶりは、ほんとうにすばらしいです。

ところで、このような20世紀へ入る直前から20世紀前半の日本と近隣諸国、朝鮮半島、中国、満州との関係を色々書いたものは数多くありますが、人物のものがたりから見たこのような著作は「non-fiction」でもあるし、とても面白いので、私は好きですね。ほかにも、いくつもあるでしょうが「阿片王」の里見甫の話(佐野真一さん)、それらにも関係するのですが「満州裏史; 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの」(太田尚樹さん)、また当時の「日朝関係」のものがたりも、人のいとなみ、歴史の出来かたなど、色々教えられるものが多いです。

このような「歴史小説」は、妙な愛国心などとは関係なく、その時代時代の人間の営みから見た、世界と国家の動き、それぞれの立場の人たちの生活などを多角的に双方の立場から考えるのに、とても役に立つことだと思います、特にグローバルに世界が広がっていく世界での対応を考える上では。

この4部作でも「語り部」を通した浅田さんの考えの一部が伺えます。例えば;
「(日本の)政府も軍も目先の利益にこだわって、大局を読むことができない、、」
「日本人はその国土の規模に応じた小さな考えしかできない、、」
「「満州は日本の生命線」(東方会議で)と口を滑らせた、「わが国の国益のために他国を侵略する」といったも同然で、、」
とかとか。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」はよく知れられた言葉です。「長い歴史を学ばない人間たちは、単なるバカの集まりだ」と誰かが言いましたが、けだし名言です。

 

Washington DCで、CSISとの討論 -2

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CSISとの討論の2日間 (資料1)では、公開のパネルもありました。Michael Green日本部長、石川公使の挨拶に始まるセッションは約2時間。ちょっと長いですが、その様子はヴィデオでご覧になれます。

こうして「外から自分を」みると、英語は仕方ないとして(まだ練習すべきですが、、)議論の仕方がまだまだです。反省です。

CSISのような世界でもよく知られた「Think Tank」などとこのような関係を築けることは、私達のHealth and Global Policy Institute (HGPI) の皆さんの活動と支援してくださっている多くの関係者のおかげです。

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第2日が終了した夕食は、Project HopeのFred Garberさん、HGPIの乗竹くんと3人で(上の写真)、気持ちよいそよ風に吹かれながらのItalianでした。

これからもいっそうのご支援をお願いします。日本を世界の責任あるパートナーとするためにも。

 

AIESECの集まり

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AIESECについては何回か紹介しています。

St Gallenから帰国した翌日、AIESEC (資料1)の会に参加 しました。基調講演をしたのです。ありがとう皆さん。

当日の様子は、AIESECのサイトを見てください。

この熱気、素敵でしたよ、皆さん。

200人ほどの学生さんたち、また数人のOB/OGの方達のお会いし、楽しい午後を過ごしました。

このハイライトは、多くの候補の中から、3つの海外からの学生インターンの活躍の事例と、3人の日本の学生さんの海外でのインターン2ヶ月の活動です。

この日本からの学生さんたち、皆さん日本の常識でインド、ブラジル、フィリッピンでのインターンの始まりから、勘違いの挫折、活路を見出す苦悩、考え考えそこから這い上がる苦闘、人の出会いなど、とても感動的な、皆さん一人ひとりが心を打つ「ものがたり」になっていました。短期間で本当に成長するものだな、と感心しました。このような経験はきっと一人ひとりの世界観を広げ、将来への活動の指標に大きなインパクトを与えていると思いました。

海外からの3人のインターンにしても、受け入れを世話する大学の学生さんたちの苦労話、受け入れの企業(中小企業ですが、、)の苦労と感動的な変化などなど、これも本当に感動する「ものがたり」でした。

この日のことについては、このblog とか。

ところで、最優秀賞は慶応SFC、私のクラスに出ていた高橋 諒くん、インドでの経験でした。

受け入れでは、震災を受けて仙台の「一の蔵」、ここの名酒1樽が提供され、レセプションでその美酒をみんなで楽しみました。

こんな素晴らしい若者たち、日本の学生さんたちは世界への宝だ、海外からの学生さんたちは大事な日本の宝だ、心の底から感じました。

日本の企業はもっともっとこのような海外からの学生のインターンを受け入れることです。海外からbの学生さんたちのすばらしい経験は、企業のグローバル世界での企業PRと活動にどれだけ貢献するか計り知れないものがあります。

また、日本の学生さんたちがこのような活動を通して大きく成長する姿を見れば、大学の先生達も、こんなに素晴らしい教育の機会があることに気が付くでしょう。日本の企業も、このようなプログラムは惜しみなくすべきです。

日本社会がこのような若者の活動に積極的に参加し、支援することこそが、日本の将来へもっとも大事なことの1つなのです。

St Gallen Symposium

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St Gallenの街の風景写真はここ

Washington DCから、London Heathrow経由でZurichへ、そこから車で約50分、11日の午後4時頃に、美しいSt Gallenの街 に到着。5月のスイスはきれいだし、天気も素晴らしいです(最も夜は雨、12日も曇りと雨)。しばらく街を散歩、マーケットではちょうどアスパラガスが季節です。夕方から、レセプションへ。

St Gallen Symposium 2007 、2008年 に参加,今年は3回目です。St Gallen大学の学生さんたちによって運営され、今年で41年目を迎えます。

世界のビジネスや各界のリーダーをお招きして、若者達との交流を図ろうという意欲的な企画です。去年から参加の学生さんたちが学部生から大学院生ともう少し上の30歳程度までの若者になり、特に「Future Leaders」という若者たちも参加します。

このところ日本の学生の参加も少しずつ増えて、うれしいことです。参加は英語のエッセイ で選ばれます。外国からの日本への留学生も、「日本枠」でかなり参加します、いいことですね。

ホストはSt Gallenの学部生たちで、皆きちんとした身なりで、礼儀正しく、対応もキビキビしていて、とても感じのいい雰囲気です。

このような企画をするなかで、学生さんたちが多くの世界のリーダーに出会い、また同世代のリーダーになっていく人たちとの交流の機会を持つことは、視野を広げ、違いを知り、自分の目標に気が付くなどなど、本当に素晴らしいことです。

今回のテーマは「Just Power」 (資料1)。

私は出番は1日目のWork Session2; What values for a world out of joint?  大枠を20分ほど話して、後は対話形式にしたので、大いにもりあがって、皆さんと楽しい時間を過ごすことが出来ました。

2つほどインタヴューを受け、またデイナーの後も若い人たちと夜遅く (午前1時ごろ、、)まで話が弾み、楽しい時間を過ごすことが出来ました。私の活動は、出来るだけ若い人中心に、と心がけています。

いろいろ素晴らしいパネルなどたくさんありましたが、12日午前の「On-on-one: Ribal Al-Assad」 、13日最初の2つParag Khanna の「Mega-Diplomacy」と、パネル「War and Peace at Edgy Times」 がとても学ぶことが多かったように思いました。

Khannaさん (資料1)とは奥さんとも、東京で去年インタヴューを受けましたが、2人とも「ジャーナリスト」というか研究者で、なかなかすごいカップルです。今年の初めに「How to Run the World: Charting a Course to the Next Renaissance」   という本を出し、これが評判になっているのです。勿論、私もすぐに買いました。つい1ヶ月ほど前にも彼とメールでやり取りしていたので、St Gallenで会うとは思っていなかったので、お互いにびっくりしました。

その次のパネルは、パネリストの皆さんが少々しゃべりすぎで、司会が困っているところもいいのですが、特に平和交渉で実績あるGaltungsさんが素晴らしかったです。こういう方が何人も出てくる国Norwayは、すごいと思います。私もGlobal HealthのGodalさんほか何人かの方を存じていますが、Brundtrandさんなどはじめ、多くの国際的に難しいことに長い間の貢献を続け、「国際的な場のリーダー」になっている方が、人口を考えても多いように思えます。いうなれば、緒方貞子さんのような方が50-100人ほどおられても、いいのではないか、ということです。Nobel平和賞の授与機構のある故(ゆえ)なのか、またこのような活動をする伝統があるからなのか、、。

ところで、このような会議でのこれらの方々の話の内容、その表現、特にウイットのある受け答えなど、皆とても上手ですし、質疑のやり取りなど、とても参考になります。自分が出来るかどうかは別として、若いときにこういう現場に居合わせることは、自分の目標を考え、同じ年代でも素晴らしい仲間のいることを感じ取るのにも、とても素晴らしいことです。いくつも機会はあるのですから、機会を捉えて、ドンドン広い世界に、外の世界に出ることをお勧めします。

St Gallen Sumposiumサイトをいろいろ探り、めぐり、ビデオ、写真などを、楽しんでください。

私は、心残りでしたが、第2日目の午前でサヨナラして、帰国の途に着きました。

 

TED2011

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2年前からTEDxTokyo (資料1) を応援しています。

その本体のTED2011 (資料1) にきています。13年ほど生活したLos AngelesからLong Beachへ。2月末ですが、天気はいいけど、夜は10度以下とちょっと寒いです。

2日を終わって、なかなか充実したプログラムです。全部ではないと思いますが、とても楽しめると思います。

セッションを見ていると、話をするほうもいかに内容のある、心を打つ物語りが必要だと思います。さらに、いかに素晴らしいプレゼンになるか、主催側の「Curators」との共同作業がしっかりしていることがうかがえます。そして、素直に世界にはすごい人たちがいるものだ、と感じます。

一緒に参加しているのはTEDxTokyoで協力しているPatrick Newell, William Saitoさんや、SONYの所真理雄さんと茂木健一郎さん、また奥山清行さんとか、ほかにも日本からの参加者も10人ほどおられるようです。

Twitter(#TED、#TED2011)もあるし、私たちの写真 もいくつか見ることが出来ます。

2日目が終わったところです。

 

San Diegoから、第1回「Cell Society」で基調講演

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2月17日に成田発、San Francisco経由でSan Diegoに到着。「Cell Society」 に参加、ここで基調講演をするのです。La Jollaにある会場のEstancia Hotel にチェックイン、なかなか快適なホテルです。

何しろ天気が悪い、寒い、しかも雨、という状況。南Californiaで、こんな天気は珍しいですが、致し方ないですね。2日目の午後だけ晴れでした、、。

この会の趣旨は、成人Stem Cellの臨床の現況、というテーマに絞って議論する会議なので、基礎研究的なものよりは、圧倒的にどんなことが、どんな分野でなされているかについて、審査当局とのやり取りも含めた、明確な目的を持った会です。普段では私の学会活動でもお会いしたこともないような方々の発表も多いので、新しい現場感が為になりました。

いろいろな分野での知見を見ると、この成人「Stem Cell」の臨床の展開の可能性がいろいろ見えてきます。特に整形外科的、美容整形的な分野では、大きな可能性が見えます、何しろ高齢社会という枠組みでは、通常の医療を超えたニーズが大きいでしょう。ローカルニュースはこちら

そのような大きな視点で考えて見ると、私の基調講演は「Watson」(資料1,)(石倉洋子さんもWatsonについて書いていましたね、、)についても触れたり、とても適切だった様に思いました。参加の皆さんから、素晴らしい話だったよ、と何度も言われました。うれしいことです。

さらに、このような会議そのものが、20世紀の医学の進歩を踏まえてみても、とてもユニークな位置にあり、まったく違った視点と枠組みの可能性を与えているのではないかと、強く思いました。また別の機会に話してみようと思います。

夜は9時半から、UCSDなどにいる日本の若者たちとCONNECT の方達と、ホテルのバーでワインを楽しみながら、夜中近くまで歓談。写真はこちら)。元気な日本からの若い人たちと意見を交換するのはいいものです。広い世界で活躍して欲しいし、とても楽しみです。

またいろいろ考えてみることが増えました。

ダボスから -1

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25日の朝、成田からFrankfurt経由で、Zurichへ。夜遅く、ダボスに到着。

26日は朝からいろいろなセッションに出る。特にIdeasLabは面白いし、いろいろなインスピレーションを得られることが多いので、「Design for the New Reality」に参加。ここは、日本からの仲間では石倉洋子さん、西山浩平さん(「Product Design」のdiscussion leaderとして)、またHarvardのToshiko Mori教授が「Scarcity-driven design」。私はGACでこの数年「Innovation」で一緒に議論をしているAdam Blyのがとても面白かったので、この議論に参加。とても面白い、そして新しいドメインを開拓しつつあります。このように指摘レベルのきわめて高いプレゼンの議論に参加するのはとても楽しいです。

石倉さんのblogもたずねてください。

いくつかのセッションにも出ましたが、1日の最後はGACのデイナー。先日Dubaiであった方々が多いので、話は弾みましたが、ゲストはLawrence SummersAmy Chuaという「すごい」お2人。ここでリンクしたお2人のwikipediaを読んでみてください。Lawrence Summersは皆さんよくご存知でしょうが、現在Yale大学で法学を教える教授Amy Chuaは、特に今年の初めに出版した本が特に大きな話題になっている人で、議論が盛り上がりました。デイナーの後で、ちょっとの間でしたがお話できてうれしかったです。

この本は「Battle Hymn of the Tiger Mother」で、2人の娘の育て方を「Chinese mother」として、多いに問題提起の本になっていたのです。

以下に、子供には「してはいけない、許さない」ルールがあるのです。
? attend a sleepover
? have a playdate
? be in a school play
? complain about not being in a school play
? watch TV or play computer games
? choose their own extracurricular activities
? get any grade less than an A
? not be the No. 1 student in every subject except gym and drama
? play any instrument other than the piano or violin
? not play the piano or violin
このほかにもいくつか大事な原則があります。まだ、本は読んでいませんが、さすがというか、彼女によれば「20年前のJewish motherともいえる」ともいっていました。

いろいろ議論が盛りあがるのも無理もないですね。

 

Tunisへ、日・アラブ経済会議

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11,12日にTunisで開催される第2回、日・アラブ経済会議に出席することになり、10日の夜に成田からDubaiへ、さらにTunisへ。昼過ぎに到着しました。

飛行場から外へ出ると涼しい風が吹き、気持ちのいいところです。Dubaiで前UAE大使の波多野さんたちと一緒になりましたので、Tunis到着後はそのままCarthage(カルタゴ)の遺跡へ向かいました。三井物産で長く中東を担当しておられる大橋さんに解説をいただきながら(また、いろいろよく知っておられるのです、最近ご当地に1週間おられたとか、、)案内していただき、とてもいい見学が出来ました。

ここで、大畠経済産業大臣の一行とお会いしました。

ご当地のいくつかの名所を尋ね、最後はSidi Bou Said参考1)の町をたずねました。とても美しい、古い町なみで、白い家々の壁に美しいブルーの窓や扉です。世界で一番古いというカフェでお茶を頂き、ゆったりとして時間を過ごしました。ここは歴史的にも、まさに地中海文化圏です。時間がゆったりと流れています。あくせく急いで、仕事しごとの人生、GDPの競争の生活などというだけなのは確かに変ですね。長い文化の歴史が感じられます。

会場も宿泊もほど遠くもないRamada Hotel で、レセプションに参加。日本のご一行は300人ほどでしょうか。トヨタの奥田さんが団長で、財界のお歴々にお会いしご挨拶など。今回は前原外務大臣もこられます。レセプションは日本の企業関係のかたがたが多かったですね。

翌日の会議は、これは会場が満杯。日本側の前原、大畠両大臣の挨拶に始まり、アラブ諸国側も多くの大臣などの重要人物が多いので、時間の進行が大変です。事務方はさぞ大変な思いをしたでしょう。いろいろな共同事業の調印などが発表されました。何年かの後には、いくつも成果を出してくれると期待しましょう。

私は人材育成や科学技術のパネルでいろいろ日本とアラブ諸国のこと、STS Forumの紹介も含めて手短かに説明、出来るだけ日本の活動をアッピールするように勤めました。少し遅れた昼食のあと、荷物をまとめて、飛行場へ。Dubai経由で Dohaに向かい、12日の早朝に到着。

なんだか、とてもあわただしい旅です。