国会での国会事故調ヒアリング: 新しい第一歩となるか?

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私たちが約6ヵ月間の苦闘した憲政史上初めての「国会事故調(国会による福島原発事故調査委員会)」。この委員会の「提言1」をうけた委員会が衆議院に設置され、この衆議院の委員会による私たち国会事故調のヒアリングが、4月8日の朝の9時半から午後5時半にかけて衆議院で開催されました。10人の委員のうち、大島委員を除く9人が出席しました。

2011年3月11日の東日本大震災と福島原発事故から約6ヵ月半後の9月末に、この憲政史上初の事故調査委員会の法案が成立、事故から9ヵ月後の12月8日に、国会で私たち10人の委員に辞令が発令されました。

そして2012年7月5日に委員会報告書を両院議長に提出。その後さらに9ヵ月を経て、ようやく私たちの報告書のヒアリングとなったわけです。

今の時代です、このセッションは、ありがたいことにウェブで見ることができます。議事録も読むことができます。

何事も初めてということには時間のかかるものです。委員の皆さんもとても頑張ってくれました。私も何しろ初めてのことでとても疲れました。

このヒアリングの国民の皆さんの評価はどんなものでしょう。

これから、どんな展開を見せるでしょうか。

最後に、以下のようなメディアの報告がありました。

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国会事故調が自由報道協会「知る権利賞」を受賞

福島原発事故は世界に大きな問題を投げかけた大事故でした。世界の各メディアも特に事故から始めの数週間は大きく報道しました。そして、国内外の報道の在り方については、いわゆるソーシャルメディアなどを介して、いろいろ違いのあったことはかなり知られてきたように思います。その一部には、日本の大手メディアと記者クラブの存在が関与していることも従来から知られていました。福島原発事故をめぐってメディアの在り方もいろいろな検証もされ、いくつかの本(例えば、牧野洋著「官報複合体」上杉隆・烏賀陽弘道著「報道災害[原発編]」Martin Fackler著「「本当のこと」を伝えない日本の新聞」など)も出版されています。

この問題意識を新しいメディアなどを通じて活発に発信し、活動するジャーナリストも目立ちました。そのような活動を通して結成された自由報道協会という団体があります。主として「記者クラブ」制度に属しないジャーナリストたちによる団体です。

国会の中には、行政府である官邸や各省庁にあるような記者クラブはないらしいのですが、国会事故調は委員会を公開とし、ウェブでも多くの方に見ていただけるようにし、委員会後の記者会見も公開しました。しかも第1回の委員会を除き、英語の同時通訳付きです。

ちょっと古い話になりますが、この自由報道協会が、私たちの国会事故調に第2回自由報道協会賞 「知る権利賞」という賞に選んでくれました。受賞の日に私はダボスに行っていましたので失礼し、大島委員、宇田さん他の方に出席していただき、私の挨拶(PDF)代読(0:49:40~1:02:10のところ)していただきました。

いい意味で国会事故調チームの活動が認められるのはうれしいです。

民主制度を機能させるのには、その「カタチ」ばかりでなく、政府も、メディアも、国民一人ひとりにも恒常的な努力が必要なのです。

 

San FranciscoとStanford大学へ

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EDF環境問題団体があります。1967年設立ですからRachael Carsonの「沈黙の春」(1962年) 、Vietnam戦争などがあり、米国でも新しいムーヴメントが出てきた頃です。EDFは科学者と法律家が連携して、問題を政治、法律へと動かそうという動機からなのでしょう。私もそのころ(1969年)に渡米したので、当時の米国の社会的背景が少しは感じられる気がします。

その理事会に関連して「Science Day」というのがあり、この講演に来てほしいというので、これはお受けすることにしてSan Franciscoに来ました。今回のテーマが原子力ということで参加を要請したのでしょう。

2月4日の夕方、1日早く到着し、翌日Stanford大学のAPARCでセミナーをしました。一つには20年近く在籍していたUC San DiegoからStanfordに移ったばかりの経済学者の星 岳雄教授(1)にお会いする目的もあったのです。セミナーには青木昌彦先生のほか多くの方が来てくださり、90分のセミナーのあと2時間ほどの短い時間でしたがいろいろ歓談することができました。

翌日のEDFの集まりではRichard RichterJohn Ahearn (Three Mile Island原発事故の時 ‐ March, 1979 ‐ のNRC原子力規制委員会(NRC)委員の一人で、Kemenyレポート提出の2か月後にNRC委員長の重責を担った方です)などのこの分野でのそうそうたる演者たちですが、参加している方たちも環境問題の専門家などが多く、活発な議論が行われました。このような活発な議論のやり取りに結構な時間をとっている会議は楽しいです。
宿泊したところはGolden Gate Bridgeを降りてすぐのSausalitoにあるCavallo Point

いかにもCaliforniaらしい好天気の充実した3日でした。

 

ダボス -2

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 ダボス会議(World Economic Forum; WEF)には世界の各界のいろいろな方が集まります。この辺鄙な狭い町にこれだけの人たちが一時的にでも集まってくるのですから、その機会をつかまえて多くの政治や、ビジネスの裏の段取りがたくさんできるという利点は、関係者にとってはとても大きいのです。NHK飯田さんのニュース・インタビュー1)もダボスだからこそできるのです。飯田さん他の勉強も大変なものですが、出発前の、そして現地でのアポ入れ、時間や場所の確保、追っかけたり、裏方の苦労も並大抵ではありません。

ビジネスでも1社からトップ1人しか(秘書さんなどの同行の人も原則ナシ)会場には入れてくれないルールですから、会場ではなくホテルなどで次々といろいろな会合がセットされます。

25日(金)は朝食時間に日本と中国の方たち20人ほどで意見交換、政治家がおられなかったので忌憚のない意見が交わせるのが良いところです。そのあとでGlobal Agenda Councilの日本、中国、韓国の3つのChair(中国はChairの代理でした)で1時間ほど意見交換しました。

午後には、恒例ですが世界の化学企業の代表の方たちの会議に参加させていただき、いろいろ勉強できます。日本からは三菱化学、住友化学、テイジンなどが常連ですがすそ野が広がりつつあるので従来の化学からバイオにも話題が広がりつつあります。

27日(土)は、朝から「The Japan Growth Context」(1)。元英国駐日大使だったSir David Wrightさんの司会で経済産業省茂木大臣(茂木大臣も後で会場の中を一人で動いておられたとか聞きましたが…)、タケダの長谷川さん、三菱化学の小林さん、竹中平蔵さん、そして私、というパネルです。NHKのニュース報道のように安倍内閣への期待は大きいのですが、経済成長はどうするのか、がポイントですね。会場に来られたのは100人ほどでしょうか、80%ほどが日本の方ですが、いくつかの良い質問が出ました。私はといえば、ちょっと福島事故調の意味、あとは女性社会進出(WEForum2012の報告では日本は134か国のうち102位です)の遅れ、なんといっても多くの日本人の頭の中が鎖国状態ではないのかということです。いつも言っていることですが。

そこから米国の外交戦略のprivateな会へ。その後、あまりの天気の良さに誘われ、Parsenn のWeissfluhjochまでケーブルで上がってきました。みなさんスキーですね。しばらく休んで、下界へ降り、また会議場へと戻りました。

夜は、ソワレ。トマス・マンの「魔の山(Magic Mountain)」の舞台のサナトリウム変じて高級ホテル、Schatzalpへと登山電車で登ります。

Harvard Business Schoolの竹内教授ご夫妻とご一緒でしたが、Catastrophic Risksの司会をされたUniv Penn Wharton
SchoolのM. Useem教授が私をいろいろな方に紹介して下さるので、とても楽しい時間を過ごすことができました。

翌日は早起きして、バスでZurichへ、しかし2時間おくれて出発。翌日の午後3時ごろ成田につきました。

 

私の考えをJapan Times、そして東京大学医学部同窓会新聞「鉄門だより」に

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今年になっても国会事故調についての取材がいろいろあります。海外ではこの報告書そのものばかりでなく、このプロセスへの評価は高いようですし、公開性、透明性、世界へ向けた意識、そしてわかりやすい英語での発信のインパクトも評価されています。

日本が変わることへの期待、安倍政権への期待、国会事故調の意味などが混ざっているのでしょう。

更に2月にはSan Francisco ? Stanford大学、Paris(OECD) – Boston(AAAS)、Rio de Janeiro(InterAcademy Panel)などへ、主としてこの関係でのパネル、表彰、講演などの出張が入っています。ちょっと忙しすぎますが、日本の広報だと考えています。

最近では「What Japan Needs to Do」という私を含めた5人のインタビュー記事がJapan Times、そして東京大学医学部同窓会新聞「鉄門だより」に「民主主義を本当に機能させること」という記事が出ています。

それなりの発信力ですね。 

 

Tokyo American Club; Distinguished Achievement Awardの受賞

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去年の12月にTokyo American Club(TAC)から「Distinguished Achievement Award」をくださるという連絡を受けました。そこで、私の紹介記事を「iNTOUCH」という毎月発行されるTACの会誌に紹介する、というのでインタビューを受けました。

時々はTACを訪ねますし何回か講演をする機会もありましたので、うれしいことでした。

さて1月号の「iNTOUCH」がでました。TACに行かれた方は私が表紙の「iNTOUCH」がたくさん置かれているのを、そしてタイトルは「The Protruding Nail」(PDF)と出ているのをご覧になったことでしょう。

私のインタビュー(PDF)では、私の米国での指導教授の最初の言葉に衝撃を受けたこと、その後のキャリアと生活、そして帰国後の活動、最近の福島事故調のことなどを書いてくれています。読んでいただければ嬉しいです。

確かに、私はかなり変わったキャリアですね。古い懐かしい写真も掲載されています。

 

国会事故調をめぐる記事いろいろ

国会事故調の意味については、このブログでも繰り返し問いかけているところです。

そうとう優秀な霞が関の官僚にもその本質を理解している人はかなり少ないように思います。

そんなところですから、「3.11」、そして「憲政史上初の国会事故調」を契機に日本が変わり始めるのにはかなりの時間がかかるように思います。

最近の衆議院の選挙でも、投票率は低いし、特に「第3極」などという多くの政党が出てきたことも紛らわしかったですね。投票所の現場からのtwitterなどの様子と、新聞などの報道ぶりには結構ギャップがあるようにも見受けられましたね。

今週は、再び「FACTA」1)に国会事故調をめぐる記事が掲載されています。

他にも産経新聞日経ビジネスONLINEの最近の記事1)を紹介します。重複があるかともと思いますが。でも大事なことなので。

皆さんで、日本の将来を考え、話し合い、行動しましょう。

 

若い人たちとの交流 「長崎大学」

先日、長崎大学へ行った話は報告しましたが、講演のほかに学生さんたちの企画による「白熱クロストーク」1)が企画されていました。学生さんたちだけとの対話。楽しいですね。これも長崎大学の広報誌に掲載されました。

いろいろと参加者の反応を送って頂きましたが、やはり反応は良いですね。まずは「白熱クロストーク」の学生さんから。

・「先日は長崎大学リレー講座の前の、学生との白熱したクロストークをありがとうございました。クロストークの時司会を務めさせていただきました。

本当はリレー講座後すぐにご連絡をすべきだったのですが、遅くなってしまいました。お恥ずかしいのですが、やはり先生にこの気持ちを伝えたくてご連絡しました。

今回、先生とのクロストークで司会を行うにあたり事前に勉強会を主催し、先生のブログや記事を読みあさった中で先生の考えに感激を覚えていた私ですが、クロストークで先生のお考えを生で聞かせて頂き、その意味を深めたことでさらに感銘を受けて、あれからまた成長を少しでもできるように頑張っている毎日です。

先生のお話を聞いて自分のやっていることは間違ってないと思えたこと、世界のフィールドに立てるような人間になりたいと思ったことなど今回先生と共有できた素敵な時間は大きな学びであり宝物です。

私事ですが、先生とお会いする前から韓国、スイス・オランダ、ニカラグアへ研修に行く予定を立てており、家族に猛反対されていたのですが、家族を説得して何日かづつではありますが来年韓国、ニカラグアへの研修。再来年にはスイス・オランダの研修に行けるようになりました。

これからたくさんのことを学んで自分ってこんな人間なんだよ!っと胸をはって日本でも世界でも沢山の人と関わっていけるよう頑張りたいと思っています。まだまだですがその分のびしろもあるはず…。と雑草根性でおります。
そして、今回の学生とのクロストーク、本当にありがとうございました。」

・「先日の長崎大学リレー講座での講演と、それに先立つ学生セッションでのお話、とても感銘を受けました。
自分が何者かを言えるようになる、それが一貫性を持つということ。そしてその一貫性をもった哲学をベースにひとつひとつの決断をしていくこと。

そして海外に行く事で、日本だけでは上手く見つけられていない「これだ」と思えるものへの気づきを得る―それによってもっと自分の可能性が増える。

そういった先生のお話を聴いて、来年4月からの1ヶ月のドイツ短期留学の選考に向けて準備を始めています。選考に合格したら、海外に滞在する事で気づける新たな自分の可能性を見つけたいと思います。今後ともよろしくお願いします。」

以下は講演会からです。

【アンケート結果】

回収数:280件(回収率70%) 高校生 19件(4.8%)、30歳以下(高校生含む) 85件(30.4%)

【アンケートの主な声】

・よくわからない言葉があったが、日本や若者や女性がこれからどうすべきかがわかるような気がした(17歳)。

・原発事故を通して、どんなことが明らかになったのか、今、私たちは何をすべきかがわかりました。まだ若い私たちが、日本だけにとどめるのではなく、世界に公開していくことが重要なのだなと思いました(18歳)。

・現在の日本が抱える問題点とどう改善すべきかを知ることができました(18歳)。

・自分の知識がないのでわからないことが多かったが、世界において私たち若い世代が頑張らないといけないと思いました(17歳)。

・まだ成人ではないが、今後、何を考えるべきかがわかりました(17歳)。

・内容の深い講演でしたが、とてもわかりやすい解説を添えてくださったので、共感できる場面が多々ありました。素晴らしい講演、ありがとうございました(17歳)。

以上は高校生です。

・日本の世界からの見方について勘違いしていた。もっとグローバル化しないといけないと思いました(20歳)。

・最後に私たちにもできることを提示してくださって、できることがあると気づけたことがよかったです(20歳、熊本大学)。

・これまでのゲストとは違う切り口で、とても新鮮でした(22歳)。

・私、世界に出ます(21歳)。

・日本について違う視点から見るきっかけができたと思う(23歳)。

・若者、女性に対するメッセージに心を打たれた。これまで「日本のために」という気持ちをあまり持つことができなかったが、一人ひとりの意識を変えていかなければと思った(21歳)。

以上は大学生の意見です。

・「昨日は大変印象深い講義ありがとうございました。

役所の性格や取扱方法についてのお話は私の思考の中に新たな切り口を作っていただいたように思います。また、Twitterの投稿、フォロワーの話題は非常に興味深くFacebookの利用をはじめた私にとってもやりがいのある宿題をいただきました。

昨日の講義について1点質問があります。黒川様は原発事故調査委員会の話題の中で9つの結論と、7つの提言を紹介されていました。

結論と提言ともに奇数になっていますがこれらは偶然導き出された数なのでしょうか。
それとも、7や9、奇数に何か意図があるのでしょうか。意図があるとすれば、伝える対象によって数はどのように変化するのでしょうか。」
 
・「生徒に何かを伝え、導く仕事に活かせるヒントがあるように感じご連絡いたしました。今夜は期待通りの熱い講演でした。足を運んだ甲斐がありました。

私の専門は経営学・経営組織論ですので、官僚制の逆機能のところはとくによくわかりました。
以下、自身のフェイスブックでのつぶやき投稿です。

黒川清・石倉洋子(2006)『世界級キャリアのつくり方』東洋経済新報社。

これしか読んでなかったけど、黒川先生の講演を聴いた。今夜は日本語でしゃべっておられたけど、どこかの講演会場では英語でもおやりになるんだろうな。

PPTが英語混じりだったし。ふだん何を食べておられるんだろう・・・

ドーピングでもしないと90分フルであの勢いのままトークを続けるのは無理だわ。」

 

皆さん、特に若い人たちに気持ちを伝えられたのはうれしいです。

 

原子力安全に関する福島閣僚会議、海外の一行の訪問

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「原子力安全に関する福島閣僚会議」が今週末12月15‐17日、福島県の郡山市で、日本国政府の主催、IAEAの共催で開催されます。

ちょうど衆議院選挙の時になってしまいましたね。

参加国は広範なもので、フクシマの原子力発電事故から学ぼうという趣旨です。

私は何人かの海外の識者からこの会議のことを10月ごろに知らされ、「参加するのでしょう?」と言われても、日本「政府」の立場もあり「ふんふん」と頷いていたのです。

1ヵ月ほど前にある国会議員さんが「政府」の担当者に連絡をして、「黒川さんに出席をお願いしないのか?」と言われたようで、外務省の方が見えられました。ちょっと困った様子でしたが、いろいろ話を聞いてみると、政府(「行政府」のことですが)では「私が出席する理由はない」と考えていたのでしょう、私が何かをするなどはプログラムにはない、出席も考えていないのですね。私が無理することもないので遠慮しました。

ところでこの2日間、3つの国の代表団が、別々に私に会いに来られたのです。国会事故調の報告はとても素晴らしい、いろいろ教えてくれ、議論したいということなのです。そして、皆さんがお互いに理解を深める時間を持てた、そして日本の役割、課題などについての意義ある意見交換ができた、と言っておられました。

前回のポストでの私と英米の方たちの反応、さらにこれらの国の国会事故調報告書への対応を見ていると、日本の「真の意味での国際化」の遅れ、というか、考え方の違いがまざまざと出ているように思います。

明日は選挙です。皆さん、必ず投票に行きましょう。いろいろな政党があって迷うでしょうが、候補者の資質を見極め投票することです。民主制度を動かすのは皆さんの一票なのです、すぐには変わらないでしょうけどね。

特に若い人たち、今度の選挙から、あなたたちも意識を変えて、投票することです。日本の将来はこれからのあなたたちが作っていくのですから。

民主制度を機能させるのは時間のかかることなのです。

 

国会事故調の意味、「立法府」国会の意味、選挙の意味

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「立法府」である国会は「国権の最高機関」と言われています。とはいっても皆さんにその実感がありますか?

国会事故調について、国会の機能についてなかなか鋭い指摘がありました。日経ビジネスオンラインの記事「国会議員の実力を高め、民間の英知を政策に反映するには?~「国権の最高機関」が聞いてあきれる国会活動のお寒い現状~」(2012年12月14日掲載)です。

民主制度の基本である「三権」分立の「立法府」である国会、「国権の最高機関」はその本来の機能をしていないのだと思います。機能させるのには、あなたたちが選挙で選ぶ議員さんに何を託すかなのです。時間のかかることですが、特に若い人たちは自分たちの将来がかかっているのです。

特に若い人たち、今度の選挙から、あなたたちも意識を変えて、投票することです。日本の将来はこれからのあなたたちが作っていくのですから。

民主制度を機能させるのは時間のかかることなのです。

よーく「眼」を開いて、候補者の「人となり」をあなたなりに見極めて、投票しよう。

まずは選挙に行くことです。