「世界級キャリアの作り方」、第10刷決まる

English

このサイトを訪ねてくれる方には、石倉洋子さんと私の共著の「世界級キャリアの作り方」をご存知の方、読んでくださった方たちも多いと思います。

この本が引き続き売れていて、第10刷が出ることになりました。「2万部の「大台」を突破した」、という報告を受けました。

とてもうれしいです。この本が、それだけ皆さんの関心を惹いているということだからです。

これからの予測できない「グローバル世界」、若い人たちに、そしてお友達にも紹介してくださいね。

きっとお役にたつと思います。

すばらしい若者たち –2

English

前回も同じタイトルでの話でしたが、この1週間、またまた素晴らしい若者たちとちょっとした時間をすごしました。

このサイトでも何回も紹介しているGCMP、ことしの夏のBangledeshでの体験記の発表会に参加しました。皆さん、日本とまったく違った現場で苦労しながら、「水、ごみ、健康、教育」などのテーマに取り組んでいます。私もチョッとお話と、いくつかの提案もさせてもらいました。皆さん、視野も広がり、成長していますし、グループの広がりも出来始めています。

次は、もとSONYの出井さんの主催するAsian Innovation Forum資料1) 。これも4年続けて参加 させていただいています。私は、2年前は過激に、去年はおとなしく、でしたが、今年は再びチョッと過激モードに戻しました。何しろ「3.11」から6ヶ月たって、この有様ですから。総理もまた新しくなりましたし。急速に変わる世界にあって、日本の「リーダー」という人たちは何を考えているのでしょうね。東京都副知事の猪瀬さんの話も本音で、示唆に富むものでした。

今年の私は、「人・企業・社会を変えるイノベーションの仕掛け、さらにClosing SessionでのkeynoteとPanelをしました。この中で出井さんの考えが何回か聞けますが、構想もなかなかのものです。

この2日間、参加した若い人たちとランチとか、会場でもお話をする機会があり、なかなか頼もしい人たちがいるな、と感じました。もっともっと、若い人たちの背中を押し、「外」への目を向かせるなど、活躍の場を作ること、示唆することが大事と思います。多くの「大人たち」は、違った時代を生きてきた、その時代と現在との大きな違いを基本的に理解していないのではないか、と思うことが多いです。

2日間のForumを終わって外に出たら猛烈な暴風雨でした。

16日にはGRIPSの卒業式写真)がありました。例年のことですが、秋の卒業はほぼ全員が留学生です。各国大使、大使館の方達、関係者のご列席、さらにカラフルな国旗がキャンパスにならび、極めて「非日本的」です。

それぞれの国の「リーダー」になっていく若者たちを送り出すGRIPS卒業式、チョッと参加するだけでもひときわ感動的です。

 

すばらしい若者たち

English

このカラムを訪れて下さる方達にはおなじみのWorld Economic Forum (WEF)。このウェブサイトを訪ねると、世界の出来事、新しい方向などを感じ取ることが出来ると思います。いわば、世界を「ヨコ」につなぐ重層的なネットワークともいえますし、「超階級」という本にもあるように、世界のリーダといわれる人たちが集まる場所でもあります。

先週は「Summer Davos」(冬のDavosに比べた名前です)といわれる会議が大連で開催されました。100人以上の方が日本から参加したようですが、私は都合もあって参加しませんでした。アジア太平洋の会議がその1ヶ月ほど前にIndonesiaで開催されたばかりでしたが、これも欠席しました。急速に、しかも予測できないグローバル世界の変化を見て取る、感じ取るにはお勧めのサイトの1つです。

この様な動きから、この主催者のKlaus Schwab氏は、新たに「Global Shapers Community」を立ち上げました。20代の、情熱を持って社会で活動をしている若者の活動の場を広げようという趣旨です。日本ではImpact Japanを一緒に立ち上げたWilliam H Saitoさんが日本でのCuratorに指名され、Impact Japan がコンタクトポイントになるのです。

17日(土)の朝、帰国早々のSaitoさん(当日、朝の5時過ぎに羽田に帰国したばかり)、前日来日したKlaus Schwabさんたちと30人ほどの20代の若者達が集まり、90分ほどGlobal Shapers Community立ち上げの集まりがありました。参加の若者達は30歳以下、一人を除いては皆さん自分たちで、なにか社会的に大きな意義のある目標へ向かって活動しながら、新しい組織を立ち上げ、また起業している人たちばかり。苦労しながらも元気一杯な人たちばかりです。

大人たちは「最近の若者は」などという前に、このような若者達がドンドン活躍していることを考え、応援してください。海外での拠点の若者達も何人もいました。このサイトでも紹介している税所クン松田クンも参加しました。みんな、多くの「カベ」にぶつかり、大きな挫折を乗り越えながら苦労に苦労を重ね、元気一杯に高い目標に向かってチャレンジしています。

こういう若者の活動のネットワークを、「ボーダーを越え」て広げるとともに、日本を元気にしたいものです。

 

アジアの若者の繋がりを作る沖縄の‘AYDPO’

English


 

3 年前に沖縄で始まった「アジア青年の家 Asian Youth Exchange Program in Okinawa」 (資料)。 15歳前後の若者達が3週間ほど沖縄で一緒に過ごす「Summer Camp」です。みんな本当に楽しい時間を共有します。

今年は4回目。プログラムのタイトルがAsia Youth Development Program in Okinawa (AYDPO)になりました。沖縄が開催主体になったのです。この2008-2010年の3年間の参加の皆さん、Tutorsの大学生さんたちの熱い思いと友情のきずなはFaceBookなどで強く結ばれています。

例年のことですが私も閉会式に参加、今年のみんなの発表は水問題。でも、発表にもいろいろ工夫が凝らされていて、とても感動的な時間を共有しました。

今年のプログラムの日記、写真、最後の日の皆さんの作品、みんなで作った歌などをココで見ることができます。若者達の楽しい時間が感じ取れますね。将来が楽しみです。

このような活動を、学校単位でも、地域単位でも、出来る範囲で、自発的にでいいのでドンドン広げていって欲しいですね。

若いときこそ、将来の仲間づくりの場を作ってあげる、これが日本にとっても、アジアの若者にとっても、これからの世界にとっても大事な課題なのですから。

AYDPO閉会式での講演のほかに、この機会に私は午前は琉球大学へお邪魔して「MOT」などで活躍している方々と講演と懇談(ちょっと時間が足りなくなりました、すみません)、夜は沖縄科学技術大学院大学のDorfan学長資料1)(大学院になって正式に学長就任予定)ご夫妻、Vice President and Executive DirectorのBaughman  さんと会食の機会を持つことが出来ました。

沖縄で、このような「開国」への動きが進んでいるのです。皆さんの応援をお願いします。

 

Harvard学部生たちと日本の大学生達による高校生へ向けたLiberal Arts Summer Course -2

English

このコースの初日、私が基調講演をしました。この100年で大きく変わった世界、この20年で急激に変化するグローバル世界、これからどんなことが起こるか予測がつきにくい世界の状況の背景について、いくつかのポイントを話しました。その上で、「なぜLiberal Arts」が大事なのか、について話をしました。

このSummer CourseはHarvardの学生さんが始めたことなので、100年前に今のようなHarvard大学のあり方への改革をしたCharles Eliot学長についても触れました。いくつもの質問もあり、交流を楽しみました。

翌日は、夕方からHarvard同窓会の方達にも案内したレセプションがGRIPSで開催され、私もそれに間に合って到着、昼間はUniQloの柳井さんの話でまた刺激を受けたようです。何人かの高校生に聞いてみると、まだこの2日間だけの経験ですが、とても刺激的で、これからの進路の考え方が大きく変わっていくのを感じつつ、これからどうしようかと、本気で悩みだしているということで、皆さんの思いは同じのようです。いいことです。これからの人生はまだまだ始まったばかりなのですから、いくらでも選択肢が増えることはいいことです。

主催の小林くんたちのヴィデオ・メッセージ、また、Japan Times にも記事が出ています。

このコースの様子はいずれウェブに出てくる予定ですが、ほかにもいくつかの取材を受けていますので、これらも楽しみです。

 

Harvard学部生たちと日本の大学生達による高校生へ向けたLiberal Arts Summer Course

English

Harvard College Japan Intiative - Liberal Arts beyond Borders(HCJI-LAB)による「Summer Course 2011」が、8月20-27日の8日間の予定で始まりました。

これはHarvard 大学3年生の小林亮介くんが1年ほど前から考えて発言していたものです。わたしの友人で、この数年Harvard、 MITなどで活躍している学部生(きわめて少ない)、院生、ポスドクなどとも、いろんな場面でのお付き合い があります。1年ほど前でしょうかこの小林くんがLiberal Arts教育がいかに大事か、なぜ日本の高校生だったときにはそんなことも知らなかったのだろうか、というような疑問を話していることを知り、彼のその思いを語っているヴィデオをネットで見ました。すぐに小林くんと連絡を取り始め、具体的な計画が始まり、今年の5月に入って、日本での本格的に準備が始まりました。

何しろ初めてのことでもありますし、関係機関の許可や調整、資金や場所、Harvardの学生が来るのか、日本で高校生がターゲットの80人が集まるだろうか、どんな問題があるのかなどなど、小林くんの仲間の日本の大学生達が、企画し、知恵を絞り、いろいろな方達を訪問し、多くの課題を乗り越えて(いやはや、実に多くの問題・課題があるものですね、、)、これらを乗り越えてきました。いろいろな協賛、後援などなど大変でした。

GRIPSImpact Japanなども出来るだけの応援をすることになり、昼間の会場もGRIPSを中心に六本木近辺で開催することになりました。全体で約120人ほどの若者たちが、本郷の旅館に宿泊し、夜も色々なグループセミナー活動をする、かなりIntensiveなプログラムです。

小林くんは、その仲間の応援といっても、両方の状況を把握しているのは小林くん本人だけですから、本当に大変だったと思います。私も彼を連れて、いろいろな方への紹介とか、そしていろいろな方から温かいご支援をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

Harvardサイドではこの10年、一橋大学Business Schoolを立ち上げ大活躍し、去年からHarvardのBusiness School教授として戻って教鞭をとることになった竹内弘高さんがいろいろ支援してくれました。

このような、学生さんが始める教育プログラムはその趣旨も素晴らしいし、応援のしがいがあるというものです。Harvardから20名の学生さんたち、日本も20名ほど、そしてなんと250名の応募者から選ばれた80名の高校生達、素晴らしいラインアップ。毎日の特別ゲストにはHarvard大学の竹内弘高さん、ユニクロの柳井さん、一橋大学の米倉誠一郎さん、Lawsonの新浪さん、そして私などなどといった顔ぶれです。あとはもっぱらHarvardの学生さんたちが先生です。

この3ヶ月の準備は、本当に大変だったと思います。いよいよ20日の開会にこぎつけ、私も開会のときに基調講演をすることになりました。これらについては、また報告しますが、実に充実した8日になるでしょう。

翌日の夕方、この120ほどの学生さんたちとGRIPSで開催したHarvard Alumni Associationとのレセプションは大いに盛り上がり、多くの高校生たちが、たった2日で相当興奮状態になっていて、これからの進路について、さてどうしたらいいのか、ずいぶん質問を受けました。

また、別に報告しますが、若い人たちに将来の可能性を見せ、実体験として感じさせることは本当に大事なことです。これこそが教育の真髄です。

 

MIT Media Labの2人、Itoさんと石井さん

English

MIT Media Labといえば、世界でもよく知られている研究センターです。1985年に発足、多くの日本企業が共同研究などに参加していたので、日本では特によく知られているのかもしれません。

最近、この所長にJoi Ito (伊藤穣一)くんが就任 したことは、明るいBig Newsです。先日、Joiと、もう一人、Media Lab副所長も勤める石井裕さんと一緒に夕食の機会を持ちました。石井さんは今年のTEDxTokyoにお招きして、素晴らしい熱いスピーチをしていただきました。

話題は色々でしたが、要は日本の若者をもっと世界と交流させたいということです。Joiは「3.11」以後、フクシマを中心にした放射能測定も積極的に実施しているので、この件についても意見交換。

今年のAERA、4月25日号で石井さんが「現代の肖像」で紹介され、また8月8日号でJoi Itoが「表紙の人」になり、「「世界の未来を作る場所」の未来」という記事が掲載されました。

Joiは10年来、世界のalpha-bloggerの一人、石井さんはtwitter (@ishii_mit)のとおり、いつも熱い2人です。

 

Doha, Qatarへ再び

English

QatarのHamad Medical Corporation Academic Health System という構想を打ち上げ、そのお披露目にご招待を受けたのでDohaへ出かけてきました。

外は45℃程度、とても暑いし、またラマダンのさなかのことです。

せっかくの機会ですから、再びQatar財団 (資料1)へ。ここではCornell Medical College in Qatar Texas A&M University in Qatar 、またQatar Science Technology Parkも訪問してきました。

これらの大学は米国の本校と同じcurriculumで、教材も一緒、教員の同じ資格で採用しているので、卒業生は本校と同じ資格とみなされています。医学部卒業生の臨床研修でもmatchingでJohns Hopkins, Cleveland Clinicなどの有力な研修先を見ることができます。ほかにもQatar財団のサイトからわかるように、いくつもの大学と特別なプログラムの提携をしています。

最近では、BrookingsRANDなどの一流Think-TankもDohaに進出しています。

このような教育や研究の場は、設備も最新であり、きわめてオープンで国際的ですので、日本の研究者とのプログラムや学生や院生フェローの交流を進める機会を構築していくとよいと思います。

Hamad Medical Corporationも新しい病院群を次々と建築中ですし、また研究設備も整えつつあります。25年ほど前に出来た病院を拡張しながらの中でも活発な医療が行われています。救急、特に外傷は大きな部門で、交通事故、工事現場での外傷などが多いのです。

多くのスタッフもDoctorも海外からですが、皆さんバリバリと仕事をしています。

Academic Health Systemもなかなか意欲的なプログラムです。「Healthy Community」の構築と「Globalへの広がり」を強く意識したものです。

Tunisia以来、色々不安定要素のある中東ですが、Qatarはグーッと落ち着いています。もっと、交流してみませんか?

8月6日; ヒロシマ、フクシマ、そしてグローバルヘルスサマーコース

English

DSC_6649 
 
 8月6日、ヒロシマの日です。

日本はヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ。例年、暑いヒロシマでの式典、菅総理の言葉は皆さんに、ヒロシマの方々に、フクシマの方々に、そして東北の被災者の方々にどのように響いたでしょうか?

日本はどんな国になっていくのか、なにか悪夢の中をこの5ヶ月が過ぎていったような気がします。フクシマの処理は目処も付きません。東北をどうするのか現場への対応も、計画も、国の役割もはっきりしません。もっぱらコップの中の争いと、旧体制の抵抗勢力とスキャンダル、経済産業省の人事もありました。なんと言うなさけない国家なのでしょうか、と愚痴をいいたくもなりますね。

世界中で、金融の大崩壊がまた起こるのかもしれませんね、不気味です。日本はどうしようとしているのでしょうか?

政治の体たらくを国民のせいにする人も多いと思いますが、この50年間の「知の鎖国」の抵抗勢力。大学、メデイア(テレビといえばタレントと食い物ばかり、というのが直感なのでは?)、大学の責任も重いと思います。経済成長ばかりに浮かれていて、この20年のグローバル化の世界に、ほとんど適応できなかった産業界などなど、このサイトでも繰り返し指摘している、そして最近でも自民党、公明党の機関紙に一部を書いた通りです。

さて、数日前に「Global Health人材育成講座「グローバルヘルスサマープログラム2011」資料1)について紹介しました。

6日(土)の午前はこの2週間コースの最終日。本郷にある東京大学の福武ホールの素敵な講堂で、4つのチームが世界の「ポリオ撲滅」へ向けての政策提案のプレゼンです。これが今年の課題でした。皆さん、ずいぶん考えた政策の提案、それぞれユニークで、採点はとても難しかったですね。4チームの成果を色々組み合わせると、何かよい企画になるかもしれません。

私はこの2日間、ひどい風邪で寝込んでいたので、ようやく朝になって間に合って参加できた感じでした。

でも、皆さん現場感を得ることや取材やら、がんばりましたね。「このような問題を自分自身で考えたこともなかったので、考え方も、視野もずいぶん広がりました」というような感想、意見を色々聞きました。

学生さんも、支援してくれた多くの方達も一緒にみんなでランチへ。次のキャリアは、ちょっと違った視点で考え始めている、という方もいました。将来を担う人たちとの交流はいつも楽しいものです。

20人ほどの学生さんたちは米国、フランスなどで学んでいる方、また、アフリカなどで現場の活動していた方もおり、とても熱心な方達の集まりで、ここでも、「世界的キャリア」を作ろうとしている人たちが多く、楽しい時間をすごしました。

私は帰宅早々、荷物をまとめて、成田へ。Qatarへ向かいます。Academic Health System Initiativeお披露目へ参加です。この暑いとき、しかもRamadanが始まっているのに、皆さん熱心ですね。

Qatarについてはまたご報告します。

 

「ボーダーを越える」、「美しい履歴書」を描く若者たち

→English

若者は内向き、というよりは日本社会そのものが、従来から内向きであったことは、このカラムでも繰り返し指摘しているところです。

「3.11」以来、そのことが世界に広く知れ渡りました。世界の識者もよく知っていた、感じていたことですけどね。ただ、この内向き社会の脆弱さが「3.11」で露呈したのです。

先日ご紹介した「輝く、「なでしこ」たち」 でも言っているように、日本の将来にとって、若者の育成と女性の活躍の場を広げることは、日本にとっての本当に大事な課題です。

そこでも紹介した「国際女性ビジネス会議」の「ボーダーを越える」の対談の後、石倉洋子さんのお手伝いをさせてもらった「Global Agenda Seminar GAS」資料1)の「生徒さん」達主催の同窓会に参加しました。

皆さんの5人ほどが自分の企画とその進捗状況などを、がんばって英語で発表。なかなかよかったです。その後で、ずいぶん皆さん変わりましたね。かなりの人たちが、現在の職を変えることも含めて、自分たちのキャリアを真剣に考えているようでした。

この同窓会全体の最後の「まとめ」で、石倉さん自身が、この4月に慶応大学に移ってからの苦労と、そこからの新しいエネルギーと発想の展開と元気さには、皆さん圧倒されそうでした。やはり環境を変えると、とても苦労するとは思いますが、新しい展開と自分自身の可能性が開けてくることを実感します。私も日米での長いキャリアで同じところにいたのは最高でも8年でしたから、状況変化への対応の苦労と、乗り越えるプロセスとそのあとの得がたい体験が、どれだけ自分にとって大事だったのか、その広がりの大きさは経験した人でないと理解できない。

セッションが終わって、皆さんと2次会に。私もお付き合いしましたが、ほかにも転職を決めている人の話を聞きました。

翌週にはGlobal Health人材育成講座「グローバルヘルスサマープログラム2011」 で講演。20人ほどですがとても熱心な方達の集まりで、ここでも、「世界的課題へのキャリア」を作ろうとしている人たちが多く、とても楽しい時間をすごしました。

このような若者が一人でも多く世界を実体験し、現場での課題を感じ取り、困難に戸惑いながらチャレンジし、次へと選択肢を広げつつ、さらに成長していって欲しいのです。きっと、世界に通用する人たちになることでしょう。

若者たちがグローバル世界での将来の日本を描いていく。それは多くの若者が「美しい履歴書」を書いていくことです。