SONY CSL

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日本でも最も“奇人”、“変人”を生み出すSONY CSLが開設25周年を迎えた今年。例年のOpen Houseと特別企画が本社で開催されました。所マリオさんが始めたこの研究所、素晴らしい存在です。

まずは所長の北野宏明さんの挨拶。きちんと背広にネクタイなんて、めったにないことなのに結構気を使っているのでしょう。“Act Beyond Borders”のもと、一人一人が最も先端なことを勝手にする、誰にも負けない面白いことを、存分に創造性を発揮してくれ、ということですね。

さすがに皆さんのプレゼン、お客さんたちが興味津々に楽しんでいます。今年のプレゼンは暦本純一さん、Alexis Andreさん、大和田茂さん、遠藤謙さんによる第1部。

北野宏明さん、船橋真聡さん、Natalia Polouliakhさん、山本雄士さん、佐々木貴宏さんの第2部。

皆さんそれぞれがとても面白いというか、すごいというか、誰にも命令されているわけではないのでそれなりにしんどいでしょうけど、すごいことをしている、という感じ。

そこから所マリオ、北野、暦本さんの3人での「Toward Next 25 Years」のオープントーク。そしてパリの研究所のLuc Steelsの作になる「AI-Artificial Intelligence-Opera, Casparo」。途中で失礼せざるを得ず、全部は見れませんでしたが、Lucの才能と洗練された欧州の伝統の深さを感じることのできる作品です。

北野さんは、やたらと多彩な分野で、かなり先を見据えたとんでもないことを考え、世界を股にかけて行動し、ぐいぐいと同時にいくつもの結果を出していく稀有な人。「Crazy Ones」の一人です。

この数日前も、一緒に夕食をする機会がありましたが、すごいよ、ほんとに。

こういう人たちと一緒にいると、いつもワクワクしてしますね。