BeauneからTVGでパリへ。2010年のL’Oreal-UNESCOの「Women in Science」授賞式です。今年もすばらしい5人が選ばれました。生命科学関係では2008の受賞者からElizabeth BlackburnとAda Yonathの2人が2009年のNobel賞受賞でしたので、関係者皆さんとてもハッピーでした。
しかし、パリはやはり素敵です。ちょっと寒いけどいい天気です。選考委員としてInterviewを受け、その後、UNESCO勤務中の渡辺さん、坂下さんと「il Vino- Enrico Bernardo」
UNESCOでの授賞式はいつもながらとても素敵。松浦さんの後任のUNESCO事務局長のIrena Bokovaさん、L’Oreal会長Lindsay Owen-Jonesさんの挨拶(トップ写真です)に始まり、15人の国際フェローの紹介。司会はいつもですが、世界でもよく知られた、Christine Ockrent(トップ写真の中央)、いつもの軽快なテンポで進行を勤めます。ご主人は現在のフランス外務大臣、国境なき医師団を始めた1人 Dr Bernard Kouchnerです。
写真1:Dr Cruz(右は委員長のGunter Blobelさん)
今年のアジアからのL’Oreal受賞はThe PhilippinesのCruzさん(写真1)。地元の貝からconotoxinを同定し、これがなかなかのneurotoxinなのです。フグの毒からtetrodotoxinが見つかったのと似ています。このような方が選ばれるのはとてもうれしいです。
皆さん受賞スピーチ、それぞれキャリアの話そのものが感動的でした。レセプションではUNESCOで活躍する日本の女性4人とパチリ(写真2)。