St. Gallenの南にあるMt. Santis (2503m)
去年も参加したので報告しましたが、今年もSt. Gallen Symposiumにやって来ました。これは38年前にSt. Gallenの学生達が始めた企画で、いまでも学生が企画、運営を行っています。すばらしいですね。世界から200人ほどの学生と400人ほどのビジネスなど広い分野の方(ヨーロッパの方が多い)が参加します。初めてのことですが、今年は日本からも競争倍率5倍という中、20人ほどの学生さんが参加しています。日本からの学生枠は日本人だけでなく、半分ほどは留学生です。この選抜は英語での論文の審査で行われます。
今年のテーマは“Global Capitalism – Local Values”、タイムリーなテーマですね。開会はPascal Couchepin Swiss大統領、Dr. Heinz Fischer Austria大統領お二人のすばらしいOpening Addressesで始まりました。
今年は、去年もいらしていた方々の他に、1日目には林芳正議員がPlenaryで、一ツ橋大学の石倉洋子さんがFacultyで参加し、Workshopをリードしました。
写真1 Lord Griffiths(右)、Financial TimesのMartin Wolf(左)と。二人ともすばらしい。
写真2 日本から参加した学生達。鈴木さん(Credit Swiss Japan会長、左から3人目)と石倉さん(右端)と。
写真3 鈴木さん、私のスタッフの原くん(左端)、St. GallenのPhilipp Kuhn-Regnier君(右端)と。
私は2日目のWorkshopに出ました。去年は最初のPlenary Panelに出たのですが、その時の話と学生に向かって送ったメッセージがとてもよかったとかで(全体座長の英国のLord Griffithsに会場で言われました。うれしいことですね。)、今回はエッセイコンテストで表彰された南アフリカの学生、さらにRhodes ScholarのCillierくん(9月からOxford大学へ留学するそうです)と、それと対照的な意見を書いたSt. Gallenの学生Klaassenくんに私がコメンテーター、BBCのPeter Dayの司会で進めようという企画でした。テーマは“Global Capitalism and Local Cultures of Innovation”。これは大変楽しかったですね。会議のサイトで見てください。
写真4 原くん、Philipと。
写真5 すばらしいEntrepreneurであり、Social entrepreneurのY.C. Deveshwarさんと。
写真6 小和田さん、安部大使、明石さん、元気な学生さんMs. Imaiさんと。
写真7 パネルのCillierくん、私、Klaassenくん、Bayさん。
14日の夜はレセプション、15日は去年と同じレストラン、Der Gupf(ワインセラーとそのコレクションでも知られたレストラン)で。Lake Bodenseeを見下ろす場所にあり、今年は天気もよく初めて周りの景色を見ることができました。
写真8 Gupfで石倉さんと。
写真9 Gupfで小和田ご夫妻、明石さん、安部大使と。