「医療白書」は私が代表理事を務める日本医療政策機構が編集して、毎年出版している本です。
2007年度版では、医師不足、看護師不足といった加速する「医療崩壊」の問題から、医療財政と医療費(診療報酬改定)、がんと生活習慣病対策、動き出す地域医療など、日本の医療の“今”を読み解くテーマ・課題を検証しています。
国民は医療従事者や医療制度改革に対して何を求めているのか、医療従事者自身は医療に何を求めているのか、その問題解決の選択肢としては何があるのか??政権・与野党トップをはじめ、キーパーソン、有識者による提言、現場からの実践例を通して、皆さんが医療を自分自身の問題として真剣に考えるための材料となればと願っています。
『医療白書 2007年度版』
医療崩壊から、再生への“新しき潮流”-日本の医療を救う国民の選択
編集:日本医療政策機構
発行:日本医療企画
体裁:B5判・並製、本文352ページ・2色刷
定価:4,800円(本体4,571円+税5%)
発売日:7月16日
ISBNコード:978-4-89041-769-8
【主な内容】
第1部 2006-07年度 日本の医療における問題点と新しき潮流〈5つの主張〉
第2部 医療政策に関する2007年世論調査
第3部 トップが語る、医療政策の課題
2007年度の最重要医療政策/主要政党 政策部会長・厚生労働部会長インタビュー
第4部 2007年度 日本の医療の「論点」
医療財政と医療費(診療報酬改定)/医療提供体制の整備
医療人材の確保・育成/がんと生活習慣病対策
第5部 動き出す地域医療
地域の時代と医療政策/ケーススタディ??地域医療の3タイプ
都道府県・医療指標別ランキング
第6部 〈資料〉日本の医療2007年の情報源
医療政策のための基礎データ/医療関連情報を知るための主な機関の連絡先
医療関連学会その他の日程/医療改革カレンダー2007-08年