CSIS-HGPI、フクシマで会議

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CSIS はWashington DCにある著名な「Think Tank」の1つで、日本の方達にもよく知られています。私たちの「Health and Global Policy Institute (HGPI)」 は、すでにこのサイトでもご案内のように、去年から、いくつかの共同作業をしています

今年の初めには、HGPIと共同で、日本の国会議員さんたちとの会合なども持ち、その成果の一部を発表しているところです。

特にCSISは「3.11」以来、早速に「日本再建への提言」への取り組みを始め、ここでも健康・医療の分野ではHGPIが共同作業をしています。これもこのサイトでお知らせ (資料1)したとおりです。

この「日本再建」の報告発表会が11月3日にWashington DCであり、さらに11月7日の週に東京で開催されました。報告書 はウェブでも見ることができます。

HGPIとの共同作業の部分を中心に報告する会議を11月11日(金)にフクシマで開催プログラムはここへ。約70名の方々が参加され、大変に良い会議となりました。ご協力の皆さまに感謝します。小雨交じりのフクシマでした。

CSISから参加のMichael GreenStephen MorrisonBrian Biles、また日本側から前原民主党政調会長がTPP関係で急遽欠席。桜井 充 民主党政調副会長代理(前財務副大臣、東北大学のお医者さんです)、内堀雅雄福島副知事冨山和彦さん(福島交通の経営者でもある)、東北大学の辻一郎さん他、色々な方が参加してくださいました。

このコメンテイターで参加してくれた出雲正剛さん は在Bostonですが、早くから今回のフクシマで放射能測定や医療対策にかかわってこられました。私の後輩で、日本のお医者さん、卒業して早々に留学、Harvardの内科教授にもなった心臓疾患の分野で大きな業績を上げてきた方です。今は企業をへて、比較的時間の余裕のある仕事をしています。

医療関係テーマは放射能、精神面での対応、医療提供制度改革の3本柱ですが、日米協力で開かれたplatformを作ろうという趣旨です。

東京に戻ってMike, Steve, Brian、出雲さん、牧野義司さん(独立したジャーナリストで、多くの発信をしています)と6人で食事をしました。皆さん今回の会議についてはとても評価は高く、次への一歩を議論しました。充実した一日でした。

出雲さんはガイガー測定器を持って歩いていますが、10uSv/hs以上のところもあるね、と一言。

 

国連大学で、アフリカの高等教育と持続可能な開発

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国連Millennium Development Goals (MDGs)はご存知の方も多いと思います。

国連加盟国が2015年までに達成しようという意欲的な国際的な約束です。しかし、この10年の世界の激変は、国連がMDGsを始めた2000年頃に比べるとまったく違う局面に移行しつつあるといえます。

東京の青山にある国連大学で「International Symposium on the Role of Higher Education for Sustainable Development in Africa」が、10月13,14日にわたって開催されました。

私も世界科学者連合体(ICSU、IAP、IACなど)日本学術会議日本政府国連大学世界銀行などとこのテーマで、個人的にも、いくつかかかわってきました。その様な活動をご存知でのことでしょうが、私もKeynoteをするようにともお招きを受けたのです。しかし、ご存知のようにAbu Dhabi、Washington DCへの出張予定があったので、ご了解を得てビデオでメッセージを作っていただきました。

なんと、ビデオ取りの日にHideyo Noguchi African Prizeを受賞したKenyaのDr Miriam Were (資料1)が私のところへ来られることになったので、ご一緒にビデオをとり、国連大学の当日の参加者への「Surprise」としました。参加の皆さんには予想もしなかった、大きな、嬉しい「Surprise」だったと思います。国連大学の長尾先生 他の方達に感謝です。

国連大学のこの会議の報告資料1)でも、私のメッセージに触れています。うれしいことです。

このビデオ、いずれリンクしたいと思っています。

Project Hope理事会でスピーチ、Washington DC

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東北再建支援で協力しているProject Hopeの理事会で、お礼のご挨拶とスピーチのためにAbu DhabiからWashington DCにきました。

Dubaiから早朝にWashington DCのDulles空港着。Mandarin Oriental Hotelへ。忙しく身支度を整えて、HGPIの乗竹くん、Project HopeのFred Garberさん(資料1)と合流して日本大使館へ、藤崎大使にご挨拶に向かいました。このProject Hopeと私達のImpact Japan - HGPIの作業は、「3.11」東北災害の後まもなく頂いたWashington DCの藤崎大使から私の携帯への電話から始まったのです。

大使館訪問の後、National Academy of Sciences、AAASの建物内にある、私も関与しているGlobal Knowledge Initiative へ。

Project Hopeの理事会は年4回ほど開催されるそうで、そのうちの2回はゲストをお招きして話をお聞きするのだそうです。Project Hopeは世界に展開する最大ともいえる災害医療チームですから、「どんな人たちがスピーチにきたのか?」と聞いたところ、最近では「James Jones 」だよ、といわれ気分としてチョッとあせりました。Jones氏はObama政権の安全保障の最高責任者National Security Advisorだったからです。また、Condoleezza Rice なども来たということです。

全部で40人ほど。カクテルのあとは同じテーブルの色々な方たちと話しながら、デザートの時間になり、Dr John Howeが私を紹介し、私の話しが始まります。私は20分ほど、東北の大災害とProject Hopeと藤崎大使と私達の活動、Operation Tomodachi、これからの計画、また日米関係の行方などについて話しました。ちょうど今年12月は「Pearl Harbor」から70年ですし、Washington DCの有名な桜の植樹から100年です。

いくつも質問が出て、盛り上がりました。あとで、Gerberさんから、「よかったよ、この理事会のスピーチで、こんなに質問がたくさん出ることはないのだけどね、、来てもらって本当によかった、、」と。

同じ時間にMandarin Oriental Hotel大会場では、訪米中の韓国Lee Mhung-Bak大統領歓迎会が開催されていました。こちらは多くの韓国の方達が集まっていたようで、夕方からロビーに、多くの嬉しそう、誇らしげな韓国の方達の長い列、大いに元気な様子でした。いいことですね。

Obama大統領も、Lee 大統領をState Visitの特別待遇 (資料1)でお迎えしたようですね。無理もないことです。うらやましいですね、この元気さは。勿論、問題はいくつもありますが。

韓国のお隣の日本は5年で6人の首相のありさまです、何をしたいのかさっぱりわかりませんし、大きなことは何の決断もできませんし、、、。 Lost Decadeは20年を過ぎ、EU, USに相当先行してはいますけど。

ちょうどその前の週にWashington DCでClinton国務長官がKeynote Remarksをされた、Daniel Inouye上院議員ほかが参加された日米の会議があったばかりですが、、、どんなものだったのでしょうか。

翌日は、朝早くからCSISとの共同Project  、そして11月にフクシマでの開催予定の会議など、今後の打ち合わせを済ませ、空港へ向かいました。

8日(土)の夜に成田空港出発、Abu DhabiとWashington DCでは一流ホテルで各一泊、機内で3泊して13日(木)成田着、という世界一周の旅でした。

機内ではよく眠りました。

 

Doha, Qatarへ再び

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QatarのHamad Medical Corporation Academic Health System という構想を打ち上げ、そのお披露目にご招待を受けたのでDohaへ出かけてきました。

外は45℃程度、とても暑いし、またラマダンのさなかのことです。

せっかくの機会ですから、再びQatar財団 (資料1)へ。ここではCornell Medical College in Qatar Texas A&M University in Qatar 、またQatar Science Technology Parkも訪問してきました。

これらの大学は米国の本校と同じcurriculumで、教材も一緒、教員の同じ資格で採用しているので、卒業生は本校と同じ資格とみなされています。医学部卒業生の臨床研修でもmatchingでJohns Hopkins, Cleveland Clinicなどの有力な研修先を見ることができます。ほかにもQatar財団のサイトからわかるように、いくつもの大学と特別なプログラムの提携をしています。

最近では、BrookingsRANDなどの一流Think-TankもDohaに進出しています。

このような教育や研究の場は、設備も最新であり、きわめてオープンで国際的ですので、日本の研究者とのプログラムや学生や院生フェローの交流を進める機会を構築していくとよいと思います。

Hamad Medical Corporationも新しい病院群を次々と建築中ですし、また研究設備も整えつつあります。25年ほど前に出来た病院を拡張しながらの中でも活発な医療が行われています。救急、特に外傷は大きな部門で、交通事故、工事現場での外傷などが多いのです。

多くのスタッフもDoctorも海外からですが、皆さんバリバリと仕事をしています。

Academic Health Systemもなかなか意欲的なプログラムです。「Healthy Community」の構築と「Globalへの広がり」を強く意識したものです。

Tunisia以来、色々不安定要素のある中東ですが、Qatarはグーッと落ち着いています。もっと、交流してみませんか?

8月6日; ヒロシマ、フクシマ、そしてグローバルヘルスサマーコース

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 8月6日、ヒロシマの日です。

日本はヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ。例年、暑いヒロシマでの式典、菅総理の言葉は皆さんに、ヒロシマの方々に、フクシマの方々に、そして東北の被災者の方々にどのように響いたでしょうか?

日本はどんな国になっていくのか、なにか悪夢の中をこの5ヶ月が過ぎていったような気がします。フクシマの処理は目処も付きません。東北をどうするのか現場への対応も、計画も、国の役割もはっきりしません。もっぱらコップの中の争いと、旧体制の抵抗勢力とスキャンダル、経済産業省の人事もありました。なんと言うなさけない国家なのでしょうか、と愚痴をいいたくもなりますね。

世界中で、金融の大崩壊がまた起こるのかもしれませんね、不気味です。日本はどうしようとしているのでしょうか?

政治の体たらくを国民のせいにする人も多いと思いますが、この50年間の「知の鎖国」の抵抗勢力。大学、メデイア(テレビといえばタレントと食い物ばかり、というのが直感なのでは?)、大学の責任も重いと思います。経済成長ばかりに浮かれていて、この20年のグローバル化の世界に、ほとんど適応できなかった産業界などなど、このサイトでも繰り返し指摘している、そして最近でも自民党、公明党の機関紙に一部を書いた通りです。

さて、数日前に「Global Health人材育成講座「グローバルヘルスサマープログラム2011」資料1)について紹介しました。

6日(土)の午前はこの2週間コースの最終日。本郷にある東京大学の福武ホールの素敵な講堂で、4つのチームが世界の「ポリオ撲滅」へ向けての政策提案のプレゼンです。これが今年の課題でした。皆さん、ずいぶん考えた政策の提案、それぞれユニークで、採点はとても難しかったですね。4チームの成果を色々組み合わせると、何かよい企画になるかもしれません。

私はこの2日間、ひどい風邪で寝込んでいたので、ようやく朝になって間に合って参加できた感じでした。

でも、皆さん現場感を得ることや取材やら、がんばりましたね。「このような問題を自分自身で考えたこともなかったので、考え方も、視野もずいぶん広がりました」というような感想、意見を色々聞きました。

学生さんも、支援してくれた多くの方達も一緒にみんなでランチへ。次のキャリアは、ちょっと違った視点で考え始めている、という方もいました。将来を担う人たちとの交流はいつも楽しいものです。

20人ほどの学生さんたちは米国、フランスなどで学んでいる方、また、アフリカなどで現場の活動していた方もおり、とても熱心な方達の集まりで、ここでも、「世界的キャリア」を作ろうとしている人たちが多く、楽しい時間をすごしました。

私は帰宅早々、荷物をまとめて、成田へ。Qatarへ向かいます。Academic Health System Initiativeお披露目へ参加です。この暑いとき、しかもRamadanが始まっているのに、皆さん熱心ですね。

Qatarについてはまたご報告します。

 

「ボーダーを越える」、「美しい履歴書」を描く若者たち

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若者は内向き、というよりは日本社会そのものが、従来から内向きであったことは、このカラムでも繰り返し指摘しているところです。

「3.11」以来、そのことが世界に広く知れ渡りました。世界の識者もよく知っていた、感じていたことですけどね。ただ、この内向き社会の脆弱さが「3.11」で露呈したのです。

先日ご紹介した「輝く、「なでしこ」たち」 でも言っているように、日本の将来にとって、若者の育成と女性の活躍の場を広げることは、日本にとっての本当に大事な課題です。

そこでも紹介した「国際女性ビジネス会議」の「ボーダーを越える」の対談の後、石倉洋子さんのお手伝いをさせてもらった「Global Agenda Seminar GAS」資料1)の「生徒さん」達主催の同窓会に参加しました。

皆さんの5人ほどが自分の企画とその進捗状況などを、がんばって英語で発表。なかなかよかったです。その後で、ずいぶん皆さん変わりましたね。かなりの人たちが、現在の職を変えることも含めて、自分たちのキャリアを真剣に考えているようでした。

この同窓会全体の最後の「まとめ」で、石倉さん自身が、この4月に慶応大学に移ってからの苦労と、そこからの新しいエネルギーと発想の展開と元気さには、皆さん圧倒されそうでした。やはり環境を変えると、とても苦労するとは思いますが、新しい展開と自分自身の可能性が開けてくることを実感します。私も日米での長いキャリアで同じところにいたのは最高でも8年でしたから、状況変化への対応の苦労と、乗り越えるプロセスとそのあとの得がたい体験が、どれだけ自分にとって大事だったのか、その広がりの大きさは経験した人でないと理解できない。

セッションが終わって、皆さんと2次会に。私もお付き合いしましたが、ほかにも転職を決めている人の話を聞きました。

翌週にはGlobal Health人材育成講座「グローバルヘルスサマープログラム2011」 で講演。20人ほどですがとても熱心な方達の集まりで、ここでも、「世界的課題へのキャリア」を作ろうとしている人たちが多く、とても楽しい時間をすごしました。

このような若者が一人でも多く世界を実体験し、現場での課題を感じ取り、困難に戸惑いながらチャレンジし、次へと選択肢を広げつつ、さらに成長していって欲しいのです。きっと、世界に通用する人たちになることでしょう。

若者たちがグローバル世界での将来の日本を描いていく。それは多くの若者が「美しい履歴書」を書いていくことです。

 

Washington DCで、CSISとの討論 -2

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CSISとの討論の2日間 (資料1)では、公開のパネルもありました。Michael Green日本部長、石川公使の挨拶に始まるセッションは約2時間。ちょっと長いですが、その様子はヴィデオでご覧になれます。

こうして「外から自分を」みると、英語は仕方ないとして(まだ練習すべきですが、、)議論の仕方がまだまだです。反省です。

CSISのような世界でもよく知られた「Think Tank」などとこのような関係を築けることは、私達のHealth and Global Policy Institute (HGPI) の皆さんの活動と支援してくださっている多くの関係者のおかげです。

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第2日が終了した夕食は、Project HopeのFred Garberさん、HGPIの乗竹くんと3人で(上の写真)、気持ちよいそよ風に吹かれながらのItalianでした。

これからもいっそうのご支援をお願いします。日本を世界の責任あるパートナーとするためにも。

 

CSISとの討論: 健康政策と「3.11」以後の日本再建

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今年の初めにご紹介しましたが、米国でも著名なシンクタンクの1つであるCSISと健康政策の共同作業を始めています。

今回は1: 病院の支払い制度; 2: ICTの利用、という2つのテーマです。

2つの報告書の概略が出来たので、その中間報告と外部の専門家をお招きして議論するためにWashington DCにきました。

成田からダレス空港に午前10:40分に到着、そのままCSIS到着。昼食をしながら、今回の「3.11」を受けてCSISが進めている、「日本再建への提言」についての議論をしました。

いやいやテーマは複雑で、議論はつきません。

でも私はこの議論を楽しんでいます。どのような政策が可能か、どのように政策を実現しながら制度改革に結び付けていくのか、医療・健康制度は大問題ですが、なかなか改革は進まないのです。

しかし、どのように「3.11」を、この社会制度改革のきっかけに使うのか、ここが知恵の出しどころと、私は思います。勿論、広い国民の理解を深めていくプロセスが極めて大事ですけど。

高齢社会、慢性疾患、貧困層の増加、停滞する経済、そして日本は破産寸前ですからね。ほとんど時間がないのです。「3.11」の大危機をチャンスと捕まえないと、日本は崩壊ではないでしょうか。

 

 

東大が変わる?東大の社会的責任

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最近のことですが、東京大学が秋卒を検討するというニュースがありました。

これは何を意味するのでしょうか?勿論、世界の多くの国の主流大学での入学・卒業に合わせるという意義があるでしょう。特に大学間の国際交流を推進する、国境を越えた大学途中での転校Transferを可能にする、とか、いろいろな意味合いがあります。

実はこのような試みは行政当局も全面的に容認したわけではないですが、セメスター制度の導入を可能にし、したがって秋卒(秋入学も)を可能にしていたのです。一部の大学では、一部の学生に秋卒(卒業式も、、)、秋入学を導入していましたが、これらの大学は日本社会に所詮は大きな影響を与えません。しかも、そのような大学での秋卒の学生はどのような就職状況になるでしょうか?

新卒の一括採用などという旧態依然とした大企業のドグマに対して、大学は大して抵抗できませんでした。せめて、内定の決まらない学生を1年間卒業延期して「新卒」というタイトルにするとかくらいです。このところ大学生でも(高卒は言わずもがな、、)就職難(中身は「就社」ですが、、)なのです。大学が大々的に秋卒検討など出来るわけがありません。

社会制度が「4月入学、3月卒業」で出来てきているので、国際化などと言っていても、所詮は出来ない相談なのです。大学と国際社会のミスマッチです。

その意味で、東大が秋卒の検討を始めることは、このグローバル化、日本社会と秋卒ミスマッチへのチャレンジともいえるのです。本当の理由は違うところから始まったのかも知れません。でも、結果としてはそのようなインパクトがあるのです。

この点を指摘している考察が、その「反骨精神」「若者への本物の気持ち」に私も感心して私もこの何年か影で応援 している城 繁幸さんから出ています。さすが城さんですね。鋭い考察です。

つまり、日本の大学とその制度、社会への変革の圧力を与えるには東大が始めることが大事なのです。同じことを他の大学が検討を始めてもニュースにもならない、だからメデイアも取り上げない、だから社会へのインパクトもほとんどないのです。

つまりは、グローバル世界への日本社会制度の適応は、それぞれが出来ることをする、しかもそれが従来の日本社会での「一番の権威」、大学であれは東大、が動かなければ、何も起こらないのです。これが「リーダー」と思われている機関の責任なのです。私が「東大総長機関説」などという言葉を講演などでも使っているのも、これが理由です。

医療制度改革(「健康制度改革」というべきですが、、)での大学病院の役割についても、同じ理屈で、拙著「大学病院革命」で提言しているところです。ほとんど話題になりませんが、、、。

さてどうなるか。日本改造の旗手になれるか、学の頂点、東京大学。

NBRとのインタヴュー

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「3.11」東北大災害の地震・津波災害、さらにフクシマ事故への日本の対応についての私の意見がNBRに掲載されました。「Moving Forward: Relief Efforts, Health System Reforms, and Japan’s Role in Global Aid」というタイトルです

この中でも、日本の信用低下と風評被害を止めるためにも「独立した、国際的なタスクフォース」の設立を述べています。政治が、早急にアクションを起こすべきです。そして「失敗から学ぶ」、世界とその「教訓を共有しよう」という姿勢こそが大事なのです。

皆さまはこのインターヴューから、何を、どのように感じ取られたでしょうか?

何人か、私の友人のインタビュー (資料1)も掲載されています。素晴らしいことです。日本からの少なくとも英語での対外発信があまりにも少ない、だから何が起こっているのかがわからない、不安だ、というのが一般的な世界の反応ですから。

新しい色々な発信ツールがあります。twitterも半分で良いので英語で出してみましょう。