2週間ほど前のことですが、国連の人権理事会の特別報告者 (Special Rapporteur) Anand Groverさんの一行が日本を訪問しました。今回のフクシマ原発とその被害の状況等についての調査の一部としてこられたのです。
フクシマの被災者や原発作業者などの状況についてよく調べておられ、約1時間にわたり多くの意見交換をしました。私たち国会事故調の報告書もよく読んでおられました。
日本政府の東北大震災・津波とともに、特にフクシマ原発の被害者対応についての報告プレスは、抑制的ではありますが、プラスも、また不十分なところも的確に指摘していると思います。
このプレス発表は日英語の両方で読むことができます。それほどは長くありませんので、時間のある時にでも目を通してください。以下にそれぞれのサイトをリンクしておきます。
日本語: http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/
英 語: http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/#entry-english
ビデオ: http://www.youtube.com/watch?v=ET2dVWgOmC4&feature=plcp
国際社会は注意深く、多角的に日本の対応から学ぼうとしていると思います。
これは国家の信頼に直結する問題です。