QatarのHamad Medical Corporation がAcademic Health System という構想を打ち上げ、そのお披露目にご招待を受けたのでDohaへ出かけてきました。
外は45℃程度、とても暑いし、またラマダンのさなかのことです。
せっかくの機会ですから、再びQatar財団 (資料1、2)へ。ここではCornell Medical College in Qatar とTexas A&M University in Qatar 、またQatar Science Technology Parkも訪問してきました。
これらの大学は米国の本校と同じcurriculumで、教材も一緒、教員の同じ資格で採用しているので、卒業生は本校と同じ資格とみなされています。医学部卒業生の臨床研修でもmatchingでJohns Hopkins, Cleveland Clinicなどの有力な研修先を見ることができます。ほかにもQatar財団のサイトからわかるように、いくつもの大学と特別なプログラムの提携をしています。
最近では、BrookingsやRANDなどの一流Think-TankもDohaに進出しています。
このような教育や研究の場は、設備も最新であり、きわめてオープンで国際的ですので、日本の研究者とのプログラムや学生や院生フェローの交流を進める機会を構築していくとよいと思います。
Hamad Medical Corporationも新しい病院群を次々と建築中ですし、また研究設備も整えつつあります。25年ほど前に出来た病院を拡張しながらの中でも活発な医療が行われています。救急、特に外傷は大きな部門で、交通事故、工事現場での外傷などが多いのです。
多くのスタッフもDoctorも海外からですが、皆さんバリバリと仕事をしています。
Academic Health Systemもなかなか意欲的なプログラムです。「Healthy Community」の構築と「Globalへの広がり」を強く意識したものです。
Tunisia以来、色々不安定要素のある中東ですが、Qatarはグーッと落ち着いています。もっと、交流してみませんか?