学生さんたちとの交流はいつも楽しいものです。パリから帰って翌日、大阪に来ました。
昔からの友人であり、大阪大学で分子薬理学をリードする倉智教授が中心になって開催している大阪の5大学の学生さんたちを対象にした講演会です。この私のサイトに書いてあるようなことを中心にお話しましたが、特にレセプションでは多くの学生さんたちと盛り上がりました。特に女子学生ですね、元気なのは、いつも指摘している (資料1、2)ことですが。周りにいる男子学生諸君は手招きしてもなかなか近寄ってこないのです。とても元気な男子学生が一人いましたが、この人は自分がしたいことをしっかり持っているのです。どうして?という質問へのお勧めは、やはり「3つのスピーチ」 であり、この場合はSteve Jobsは勿論ですが、Randy Pauschの「Last Lecture」でしょうか。
ご自分のblog (資料1、2) で、この講演会を楽しみにしていたという井上先生にもお会いできました。こんなことも「フラット」な世の中の発信力の繋がり一つといえるでしょう。思いがけない出会いがあるのです。
5日は京都で「Young Scientists」とのセッション、これも楽しかったですね。別にポストします。
9日は開学60周年記念行事の講演で三重大学に来ました。もっぱら、学生さんたちに向けたメッセージでしたが、学長先生以下、喜んで頂けたようです。タイとスペインのお客様もご挨拶。学生さんたちの吹奏楽団(これは有名らしい)の演奏、コーラス、ダンスなどなどもあり楽しいひと時でした。何人かの学生さんが私の本を持ってこられサインをしました。嬉しいです。
会場で、私がロスアンゼルスに住んでいたころ、私のうちに遊びにも来たことがある、という方にもお会いしました。その頃はまだ小学生だったのですとか。そういえば、という感じですが、もうしばらくすると、もっとよく思い出すでしょう。時のたつのは早いものです。
学生さんたち、それぞれの未来をつかんで欲しいです。海の外へも出よう、広い世界に友達をたくさん作ろう、これこそがグローバル時代のありかた、というのが、いつものことですが、私のメッセージでした。大学はもっともっと開かれ場所になって欲しいのです。将来ある若者たちへの責任はとても重いですよ。いくつかできることを提案してきました。
さて1年後、ここで何か起こっているでしょうか、期待していますよ、皆さん。