ニュースリリース

今年も石倉洋子先生のGlobal Agenda Seminar(GAS)が開講し、初日の6月29日(日)のセッションに参加しました。

その時の様子がレポートとして掲載されましたのでご紹介します。

http://www.academyhills.com/note/report/2014/staff140723.html


ニュースリリース

このブログでも何度か紹介している朝河貫一先生123)について、3人の福島出身の方々が「100年前からの警告-福島原発事故と朝河寛一-」という書籍を花伝社から出版されました。

私もこの本のオビを書かせていただいたのですが、2014年5月21日の福島民報に紹介記事が掲載されましたので、皆さんにお知らせします。

いまこそ是非、皆さんに手に取って読んでいただきたい1冊です。


ニュースリリース

5月27日に国会事故調査委員会調査統括の宇田さんと一緒に福島県二本松市を訪問し、新野市長と面談した記事が福島民友に掲載されました。

また、宇田さんの著書「なぜ、『異論』の出ない組織は間違うのか」について、福島民友に紹介記事が掲載されました。

※書籍紹介が以下に掲載されました。


ニュースリリース

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5月5日のポスト「ロンドンへ-1」で紹介した「World Dementia Council(世界認知症諮問委員会)」に、日本からは私が委員として指名されて、会合に参加しています。

https://www.gov.uk/government/news/uk-to-host-g8-dementia-summit.ja
https://www.gov.uk/government/world-location-news/241859.ja


Kuala Lumpur

6月16日~20日はKuala Lumpurでした。

私が日本学術会議の活動に参加し始めた2001年から、日本学術会議の主催で、それまで日本で開催していたアジア学術会議の前身となる会議体の方針を大きく変え、アジアの国々ではじめたアジア学術会議

この新たな試みを始めて14年目、当時からのタイ、マレーシアなどの「旧友たち」との久しぶりに再会となりました。その第14回アジア学術会議へ出席でKuala Lumpur へ来たのです。この会議のテーマは「Future Earth」です。

到着の夜は、現地の宮川大使(20年前にもご当地に勤務です)のお招きをいただき大使公邸でごちそうになりました。マレーシアの科学者のリーダーたちも参加して楽しい時を過ごしました。マレー人の名前の構造などの読み方なども教えてもらいました。宮川大使のご配慮に感謝です。

私は、1日目のKeynote Speechをさせていただくことになっており、これを無事に済ませて、2日目にはパネルにも出させていただき、充実した時間を過ごすことできました。これらは、当日のうちに会議のウェブサイトに掲載されていました。

日本学術会議の大西会長、春日副会長のほかの方々も参加です。

Kuala Lumpurの街の活気はなかなかのものです。中東からの人々も目につきます。日本街を模した飲食店街が新しい立派なビルの中にもありました。

滞在中に、私たちが試みている「共同作業」のフォローアップの打ち合わせもできました。

イスラム教の国ですので、公式行事ではアルコール飲料がでないのが、私たちにとってはちょっと寂しいです。


Napa Valley Wine Auction

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6月7日の午前0時5分に羽田を出発、San FranciscoからNapa Valleyへ向かいました。うれしいことにNapa ValleyのWine Auctionにお招きを受けたのです。

ディナーに少し遅れて到着。夕方のひと時を旧くからの、また新しい友人たちと楽しく過ごしました。夜の星が東京では考えられないほど多いことに気づきます。

翌日の午前は、私たちを招いてくださった方のWineryを案内していただきました。午後からWine Auctionへ。陽射しが強く、100°F近い暑さの中、会場へ向かいます。

Auctionに提示されたのは50近いアイテムがあり。見ていると最低10万ドル程度から40~50万ドルの間でした。40近くAuctionが進んだところで失礼しましたが、多分3~4百万ドルが集まったのではないかと思います。このお金は、会場に来る途中で立ち寄った病院や、子供たちの活動に寄付されるそうです。

翌日は、Napaでゴルフを楽しみ、夕方にはAppletonの友人のところへ向かいました。この辺まで90分ほどのドライブですが、ハイウェイの両側にはWineryが次々と現れます。小さな町のThe Rose Hotelというこじんまりとした素敵なホテルに泊まりました。このような小さな町が米国の良さでもありますが、私のような都会育ちには1週間程度しか耐えられないかもしれませんね。

しかし、外の気温は100°Fを超える猛暑。もちろんこの辺りでも珍しいようで、「気候変動」でしょうね。

この辺りから、California Wineが始まったのだ、という話も聞きました。


GHIT設立一周年

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GHITとは「Global Health Innovation Technology」というファンドで、世界でも初めてという、産官が共同して日本のグローバルヘルスへの新たな貢献の仕方の試みです。ちょうど一年前の6月1日に発足しました。

何が特徴か。それは日本の「強み」と「弱さ」を補完するような「仕組み」になっているのです。日本の製薬企業にはグローバルヘルスの課題に貢献できる多くの「種」、つまり化合物や、技術があるのです。これは「強さ」です。

一方で、それらの「強さ」を生かしてグローバル世界へ展開する競争には、いくつもの内的障害があるのです。それは新卒一括採用、年功序列を基本とした組織、したがってそこには「異論」を歓迎するような企業文化、国際化への対応などのスピードが遅れているのです。これが「弱さ」です。言うなれば日本の大企業に共通するともいえる企業人の「マインドセット」の問題ともいえます。

では、GHITがなぜユニークなのか。それは日本の製薬界の大企業5社が5年間の「出資」をし、これにマッチしてゲイツ財団が「出資」。この両者の額にマッチして日本政府が、厚生労働省と外務省から資金(国民からの税金)を拠出するという仕組みです。

私は、この仕組みつくりには全く関与していなかったのですが、出来上がる最終段階で代表理事就任を依頼され、引き受けたのです。その理由は、このサイトを訪ねる方にはお分かりかと思いますが、このユニークな「国際性」です。理事と監事は国内と国外が半々ですが、評議員は出資しているゲイツ財団を含めたグループという構造です。

いろいろな集会などで、キャンペーンをしていますが、従来の「日本型産学共同」と違って、「ゲイツ財団」がパートナーですから、皆さんなんとなく「世界へ」という気分になって下さるようです。

チームのみんなの努力で、この1年間で相当な進み方といえるでしょう。海外でもThe Economist、The Lancet、Financial Timesなどでも取り上げられています。1年目の6月6日、東京で開催された理事会。評議員会でもよい評価を受けることができました。

夜の会食の後、私は羽田空港へ。San Franciscoへ向かいました。


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5月最後の日、31日は恒例のTEDxTokyoでした。

2009年に始まったTEDxTokyo、今年で6回目です。日本、また世界中で「TEDx◯◯」が広がっていますが、これは東京が世界で最初なのです。Patrick Newell、Todd Porterたちと、「やろうよ!」と言っているうちにどんどん話が進んでいったのです。これがIMPACT Japanへと進化してきているのです。

今年のTEDxTokyoも素晴らしい方たちが、素敵な話をしてくれて、とても楽しい一日でした。この様子は、ウェブサイトで見ることができます。

夜のレセプションは失礼して京都へ。世界レベルの医師を育てたいという目的で設立され、英米などで臨床研修を受けてきた若手の医師を中心にして、医学教育、研修に向けた活動をしている米国内科学会日本支部の学術集会1)です。31日はその第1日だったのですが、TEDxTokyoに参加するので失礼し、6月1日の2日目からの参加になりました。

京都ならではの小さなバーで2次会に参加。みなさん、米国での臨床研修の仲間が集まって、熱い語りでした。

翌日の第2日、医学生、研修医たちの参加も多く(全体で600人強)、熱いセッションが続きます。恒例ですが米国内科学会会長(2013-2014)のDr. Molly Cookeさんも参加です。

夕方には東京へ戻り、翌日は朝からWorld Economic Forum Japanに参加。いろいろな方たちと久しぶりに会えましたし、いろいろと議論にも参加できました。

この3日間で過ごした、世界につながる活動、どこでも若者たちの活躍が目立ち始めています。うれしいです。


沖縄OIST、そしてアジア太平洋腎臓学会

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Los Angelesから成田経由で沖縄那覇空港に夜10時半ごろに到着。タクシーで1時間ほどで恩納村にあるホテルへ到着。

翌日は、世界に開かれたOIST(Okinawa Institute of Science and Technology)の理事会に参加です。

ちょうど、Nobel Museumによる「Sketches of Sciences」1)という素敵な展示のオープニングもあり、これにも参加。

これはVolker Stegerさんの作品で、そのユニークな着眼点などの話を聞くとこができました。その50人の中の一人のTim HuntさんもOISTの理事でいっしょでしたし、なかなか素敵な展示でした。

このNobel Museumは2001年、Nobel賞100年を記念して「Cultures of Creativity」というテーマで始まった企画です。最初の海外展示は、2002年に東京で行われ、高円宮殿下によって開会(久子妃殿下も去年、ご訪問されています)、私は日本学術会議の副会長として、東京大学の安田講堂で開かれた記念シンポジウム(NHKでも特番として放映されました)など、いろいろお手伝いしたことを思い出します。

当時のNobel Museum館長のLindqvistさん(1)の話題にも触れながら、現在の館長のOlov Amelinさんと当時のころの話をしました。いろいろな方とのつながりは楽しいものです。

翌日は午前の予定のあと、東京へ向かい、フライトが遅れて少々焦りましたが、アジア太平洋腎臓学会でのKeynote講演です。ここでは、多くのアジアの旧友たちに遇えて、とても懐かしく、うれしかったです。

この学会の3日間、久しぶりにいくつかの活動に参加しました。もっぱら、海外からのお客様との会食とか「課外」活動で、台湾の仲間との再会もありました。


「異論」を言うこと、言わせること

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“日本の憲政史上初めて”として立法府に設立された国会事故調(2011.12.08 – 2012.07.05)ですが、報告書を国会両院議長に提出後の状況を見ていると、世界では高い評価の一方で、日本では「不都合な真実」とでもいうか、ほぼ「無視」の状況です。

一方で若者たちの自発的な活動もあることは、最近のこのブログでもコメントしています。

この国会事故調の「調査統轄」を引き受けてくれた宇田左近さんの著、「なぜ「異論」の出ない組織は間違うか」1)が出版されました。

その本の最後に、「解説」として、日本の組織、統治などの課題について20ページほど書かせてもらいました。

この本は国会事故調の話ではなくて、日本の組織運営の課題に共通する問題点、集団思考「グループシンク:Groupthink」、責任の在り方「アカウンタビリティ:Accountability」などが、いかに大事な要素なのかを解説している著書です。

皆さんにも参考になることも多いと思いますので、読んでいただけるとうれしいです。