4月12日、総理官邸で小泉総理等と会食する機会がありました。その時にも総理に「大学の大相撲化」の話をしました。第3次科学技術基本法で国家の投資が増えるのはうれしいが、大学が鎖国状態では世界の主流から“外れて”いるといった趣旨です。同じ趣旨で去年の12月、今年の2月にも総理に私の見解を申し上げています。
同じ頃、総理のメールマガジン(2006/3/30)でこの話が取り上げられています。
さらに総理には「春場所は優勝、3賞みんなモンゴル」、そして「今年は世界で始めての最大の帝国“大モンゴル帝国”がジンギスカーンによって作られたのが1206年、今年がその800年目です。」と申し上げ、是非、モンゴルの力士とモンゴルを訪問されてはいかがかと提案いたしました。モンゴルでの日本の人気はさらによくなることでしょう。これも国家の外交戦略の一つと考えますが、いかがですか?
鎖国の時代ではないのです。特に大学という「知の世界」ではなおさらです。