AIESECの合宿に参加する

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オープニングセッションとクロージングセッションのビデオ

 


 

このカラムで海外と学生のインターンシップを推進するAIESECを紹介 (資料1)しました。

年末に、代々木の青年センターでAIESECの合宿が行われ、お招きをうけてお話をする機会がありました。150人ほどの若者が何日か合宿しているのです。企業からも応援の方々が参加されました。Works Applications (これはすごい会社、先日、LFA松田くん、と牧野正幸社長資料1) に会いに行きました、またそのうちポストします)、田中貴金属(金はさらに価値が上がりそう)、GRAPH (これも面白いです)です。

皆さん元気、元気、私も質問が出やすいように話したこともありますが、質問がドンドン出る、出る。80分程度の時間があっという間に過ぎてしまいました。その後3組に分かれて、上の3人(企業からの講師)とのクラスへ。

来年早々には、この組織をもっと世界に広げる企画を立ち上げるお手伝いをちょっと。今年は300人ほどが海外研修(写真はここ)へ、60人ほどが海外から日本に。これは完全なミスマッチです。来年度は400人ほどが海外へ、そして100人ほどが海外から、ということ。まだまだです。

これを双方向にもっともっとマッチさせながら、2011からは増やす計画のお手伝いです。

 

Table for Twoの年末Charity

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 Table for Two (TFT) を知っていますか? 

日本発の世界への素敵なアイデイア。「途上国、貧困地帯の飢餓」と「先進国の肥満」をつなげる。世界でもドンドン広がってきている、世界での知名度も上がってきている。

私も立ち上げの時から応援団 の一人として参加。

25日夜、青山でCharity Party。私も久しぶりに参加、TFTを引っ張る小暮さんにも、久しぶりに会いたいしね、、。

小暮さん、元気そう、でもご苦労も多い。そして元気な若者ばかりで、私など場違いな感じ。プレゼンも、グループ形式クイズも(私はルワンダ組に)、余興も、次々と参加者を飽きさせない工夫がいっぱい。

最後は「We are the World」 (資料1)で。プロが歌い、皆でうたう。

やはりこの歌の力はすごいものだ。

 

 

世界で活躍するだろう若者たちと

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 年末も押し詰まった27日、ちょっと変わったお店「酢飯屋」で、慶応義塾大学を「休学のすすめ」を実行してGhanaへ行った本庄くん 資料1) が帰国したこともあり、あちらでお世話になった商社マンのお声がけもあって、食事をしました。

本庄くんのほかに参加したのは、生まれてからほとんど日本で生活したことのない(Ethiopia, Ghana, UK and US) けど、今は帰国してICU学生の佐々木さん、相当のサッカー暦があり、大学生でもプロの歌姫の廻田さん  資料1)商社ウーマン神野さん(以上3人は女性)、Rwandaでマラリアになって帰国した東大生の佐藤くん、博多へバスで帰るので早々にお別れした一橋大生、そしてビジネスマン2人(一人がGhana在住の商社マン)、そして私のスタッフの佐原くん(医師ですが、先日はインドへ、正月はScotlandへ行ってきます)。以上が男性です。

多彩な人たちの集まりで、話のもり上がりはすごいものがありました。皆さん、楽しそうにしゃべる、しゃべる。皆さんそれぞれのAfricaでの経験とか、将来のキャリアへの抱負とか、不安とか。皆さん悩みながら、あまりに多い選択肢と自分のキャリアをどう作っていくのか、人それぞれに悩んでいるところです。

このような若者たちこそが、これからの日本で企業でも、役所でも、留学でも、どこでも活躍できる人材だ、と強く感じました。

 

「GLOBE2010」、朝日新聞GLOBEに掲載

朝日新聞のGLOBE特集の2周年記念のイヴェント「GLOBE2010」 についてポストしました。On-lineでも、山脇編集長のコメントで、この記念イヴェントにちょっと触れています。

そのときのユニークなパネリスト6人の記事が 朝日新聞GLOBEの12月20日号に掲載されたので、ここに紹介します。山脇編集長の「突破する力」についてのコメントの下に、6人のコメントがまとめられています

内向きの日本の若手研究者へ、若手研究者が立ち上がる

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若者の海外への留学志向が、減っていることはずいぶん指摘されています。これは、科学者の世界でも同じことのようです。特にグローバル時代へむけてアジアの若い研究者は英米へと多くがキャリアを求めて学びに行っています。それが、世界のトップの目指すキャリアを開いてくれる可能性が高いからです。

2,3年のPost-Doc留学後、出身の大学、研究室に戻る人が多いのですが、PhD取得への留学、さらにそこからの海外でのキャリアを求めて活動することは、日本にはない別の厳しさもありますが、しかし、世界のどこでも通用するプロになる道です。

しかし、最近では日本からのPost-Doc研究者の留学も、もともと数少ない海外でのPhD取得者も減っているようです。これが最近の多くのアジアの若者が海外留学をするのと比べて、きわめて顕著に違う傾向です。特にグローバル世界に向かって、若手研究者の内向き志向、鎖国志向は困ったことです。

「日本のえらい先生」たちとは違って、米国で活躍している数少ない方達 (Princeton大学の小林教授など)(資料1)もこの傾向にはずいぶん心配をされています。が、日本の既得権者たちである「教授先生」は総論賛成でも、実際には「自分たちの手足」である若手研究者を手元から手放そうとしません。ほとんどの大学人が「鎖国マインド」 (資料1)であることは明白です。官尊民卑のヒエラルキーの「タテ社会」では、国立大学の教授職にいれば、これがなにかと1番有利ですし、何しろ自分の業績第一、と考えているからです。総論ではわかったようなことを言っても、「改革、変化」に抵抗するのはいつもそのような、いままでの社会制度の「日本での高い地位」の人たちです。その方たちの立場を考えてみれば、すぐにわかることです。自分たちの利益、不利益を考えているとしか思えません。

ところで、1年前のpostで、Bostonで活躍する日本の若者たちと話す機会のあったことを報告しました。ここで私の気持ちにとても響いたのは、1人のPost Docが「私の短い人生で1番の失敗は、日本で博士PhDを取ったことだ」(この方は有名国立大学のPhD、この件について相談したところ、教授に日本で大学院進学を強くすすられたと、、) という言葉です。自分で自立してキャリアを求める気持ちで来ているので、いっそう、その思いを強くしたのでしょう。

最近では、数少ない米英国等でPhDを取得し、海外で活躍している若い世代も同じような懸念を持って、実際の行動をはじめている人たち(資料1, , )もいます。

そのような1人が杉井しげきくん  資料1)です。そして具体的に米国でPhDを取得するにはどうしたらよいか、またそのような希望をもっている可能性のある若い方達にも呼びかけ始めています。

そのような活動の1つが、私もちょっとお手伝いした「理系大学院留学」 の出版であり、「科学者ネット」 の構築です。また、いろいろ日本での活動も展開していますが、こんなことは本来ならば大学の先生たちがもっともっと自発的に若者を激励し、留学をすすめ、若者の選択肢を広げ、支援を惜しまないことでしょう。彼らが明日を開く人材、人財なのですから。

先週、この杉井くんたちが、東京大学で開催したのが「第1回、博士キャリアシンポジウム「グローバル時代に博士号を生かす方法 -就職難の時代だからこそチャンスを勝ち取る!」資料1)です。私もお招きを受けて、JST理事長の北沢さんと基調講演をさせていただきました(講演の後、残念でしたが、税所くんに会うことになっていたので、会場を後にしました)。

この杉井くん、UCSDで活動していますが、来年からSingaporeのA*STAR 資料1)に活動の場を移すそうです。いいですね。このように世界各地で活躍する日本の若手研究者がもっともっと増えることを期待しています。

大人たちは若者に広い世界を見せ、実体験の機会を広げ、推進し、グローバル世界で活躍する人材へと成長するよう、積極的に応援してください。

世界は広いのです、世界は若者のキャリアのためにあるのです。「かわいい子には旅をさせよ」。

 

ドラゴン桜の税所くんとワタミの「夢アワード2010」

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前回12月21日付けで「ダッカのドラゴン桜、またまたの快挙だ」 という記事を書きました。これは20日に投稿されたものです。

この主人公、税所くんですが、翌日21日に開催された「夢アワード2010」で大勢の予選候補の中から書類選考から最終候補の5人に選ばれていて、21日がこの5人によるスピーチでの最終審査だったのです。前日、会場の日比谷の近くで一緒でしたので、その話も聞いていました。

主催者の話では、5人の最終候補は皆さんともに素晴らしい方達で、とても感動的な会であったようですが、なんとこの税所くんが「ワタミ 夢アワード最優秀賞」と「ワタミ特別賞」ダブル受賞となりました。税所くんのプレゼンはヴィデオで「01:57:55-02:12:33」の時間帯、そして受賞者の発表は「02:19:15-02:25:30」で見ることが出来ます。感動を共有しながら、楽しんでください。

税所くんのインターヴューもあります。

この「ドラゴン桜」は、そのスケール感、目標へのギャップの大きさ、そして実行力からも、とてもすごいことだと思います。

Bangladeshの貧困の村の人たちと若者に、大きな夢は可能であることを実践で示したことで、そのインパクトは計り知れないものがあると思います。

早速、税所くんに「しかしすごいね。最近は、あまり、いろいろありすぎるので、おだてられないように気をつけないとね。」とメールしましたが、翌日に「「賞賛は最大の罠」の精神でいきます!」と返事が来ました。いいですね。

彼は暮れの26日からまたダッカへ向かいます。

「正月はあちらですが、元気でね。」とメールしました。

 

ダッカのドラゴン桜、またまたの快挙だ

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以前からご紹介しているBangladeshで活躍する、早稲田大学を2年も休学してがんばっている税所くん

貧困の村の若者を一流大学へ合格させよう、そして村の人たちに希望を与えたい、という壮大な計画を推進してきました。

そして2人の合格者を出して現地の新聞にも大きく報道される活躍。その活躍ぶりは日本でも取り上げられています。2年前に彼と仲間たちで立ち上げ、その後Grameen Change Maker Programという壮大な命名から始まっています。

残りの受験生はどうなったのか。昨日、メールが来ました。さらに2人の合格者です。

「黒川先生

村からまた新たに2人の男子学生が国立第5位の教員養成コミラ大学に合格しました!!!

以下中間報告です!

国立No1 ダッカ大学合格
Bhuran Uddian Helal ボラル ヘラル ウデリン (男子)
1276位/36000人中

国立No3 ジョゴンナ大学合格
Jaren Akter ジャレンアクテル (女子)
2000位/70000人中

国立No5 コミラ大学合格(教員養成大学)
Muhamad. Hossian ムハマド ホッシャン (男子)
480位/40000人中

国立No5 コミラ大学合格(教員養成大学)
MD Jafor Ahmed ジャファーアハメッド (男子)
270位/40000人中

どの生徒も素晴らしい成績です!

現地では「ハムチャー村の奇跡」と讃えられています。

「村の高校生がどうやってここまで好成績で大学受験を突破するのか」
ドラゴン桜e-Educationメソッドへの注目が高まっています。

Atsuyoshi Saisho」

「いま時の若者は、、」などといっているおじさんたち、何を言っているのですか? 若者は捨てたものではありません。しっかりしていますよ。

「大学を休んででも外へ出てみようよ」、とちょっと背中を押すだけで、新しい広い世界を知り、自分の課題を見つけ、果敢に挑戦するのです。

失敗を恐れてはいけません。高い目標へ挑戦する志と勇気、試す、失敗してもそこから学び、また試みる。これです。「No Failure, no success」です。

このような若者こそが、「社会」「企業」が、そして日本が求めている「人材」「人財」なのではないですか? いわゆる「社会の常識」から外れている「出る杭」です。

だからこそ「休学のすすめ」 なのです。若者に、可能性に気がつく機会を作ってあげることです。日本ばかりが世界ではありませんからね。

皆さん、いろいろな形で、このような若者をいくらでも応援できます。よろしくお願いします。

Qatar Foundation Annual Research Forum

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Tunisでパネルを終えて夕方にホテルを出発。Dubai経由で、朝の6時半にQatarのDohaに到着。今年6月に来たばかり資料1)のSheratonにチェックイン。2022年のWorld Cup開催が決まったばかりです。

ここには2日間にわたって開催されるQatar Foundation Annual Research Forum にお招きを頂いたいたのです。Qatar財団 (資料1) は、教育に実に熱心なQatarの目玉の一つで王妃が先頭に立ってご活動です。Cornell、Carnegie Mellon、Texas A&Mなどの大学が広いキャンパスに研究所を出しており、なかなか活発に活動をはじめています。

今回のForumはこのQatar財団の活動のお披露目とでも言うのでしょうか、第1回ということです。この1年でかなり人も集まっています。何しろ国が若い。一方で教育でもQatar大学などが中心になって人材育成にとても熱心、というところです。しかし、何しろ、ガスと石油をあわせると、この小さな島が世界有数のエネルギー産出国ということで、急速に豊かになっていますが、将来は「人材」しかないということで、熱心なのですね。しかし豊かになると、若者の意欲はどんなものでしょうか。男性は海外へ留学する人も多いでしょう、でも女性の意欲は特に高いようです。

また、文化、芸術をとても大事にしています。先日も紹介したイスラム美術館などもその良い例です。

Forumは朝9時から開始。王妃のスピーチでプログラムが始まり、休み時間はポスターなど(特に学生さんのポスターを中心に尋ねました)を回りました。また、研究発表の審査もあり、私はElias Zerhouni(前NIH所長)、 Peter Agre (水チャネル発見でNobel化学賞)、 Monsef Saloui(GSKのRDのトップ)と一緒にBiomedical Scienceを担当  しました。EliasとMoncefとはお互いに良く知っているのですが、Agreさんの研究も、講演も何度か聞きましたが、一緒に何かするのは初めてでした。若い活気を感じる1日でした。特に若い女性の活躍が目に付きます。

夜は土屋組(12月1日から社名はTsuchiya Corporationとして新事業の展開を図っています、、)の土屋さんと社員数人と在Qatarの門司大使を公邸に尋ね(以前Abu Dhabi大使館でお会いしたアラビア語が上手な西田くんにもお会いしました、、)、そのあとは最近まで9年間にわたって駐日Qatar大使のReyad Ali Al-Ansariさん のところで夕食にお招きいただきました。いろいろな人脈が広がるのは楽しいものです。Al-Ansariさんの息子さんは米国へ留学、帰国して石油関係の仕事。でもお嬢さんの留学には反対のようでした。

翌日は午後に科学政策などのいくつものセッションもあるので、昼にちょっとQatar財団本部に王妃の官房長官を訪問。このような研究所との交流にも、もっと日本の研究者や若い人たちも参加して欲しいと思います。若者の交流を広げたいのです。

夕方のレセプションでは受賞者の表彰、私たちの部門ではこのあたりに見られる難聴について、その原因遺伝子を明らかにし、それが毛細胞hair cells機能不全であることの研究で、とてもいい研究でした。Q/Aにもテキパキと返事があります。彼女の上司の病院の事務長の立場の方(これも女性です)がとても喜んでいましたーーこの方がまたとても優秀な人で、ずいぶんいろいろお話をしました。食事では同じテーブルにMIT、UCLAの教授たち、当地のTexas A&MのDeanの方などと一緒で、これも共通の話題が多く楽しかったです。私は、途中で退席、22:50時発でAbu Dhabiへ、40分のフライトです。

若い人たちの意欲とエネルギーに接すると、いつも応援したくなります。日本との交流も期待しています。

Tunisへ、日・アラブ経済会議

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11,12日にTunisで開催される第2回、日・アラブ経済会議に出席することになり、10日の夜に成田からDubaiへ、さらにTunisへ。昼過ぎに到着しました。

飛行場から外へ出ると涼しい風が吹き、気持ちのいいところです。Dubaiで前UAE大使の波多野さんたちと一緒になりましたので、Tunis到着後はそのままCarthage(カルタゴ)の遺跡へ向かいました。三井物産で長く中東を担当しておられる大橋さんに解説をいただきながら(また、いろいろよく知っておられるのです、最近ご当地に1週間おられたとか、、)案内していただき、とてもいい見学が出来ました。

ここで、大畠経済産業大臣の一行とお会いしました。

ご当地のいくつかの名所を尋ね、最後はSidi Bou Said参考1)の町をたずねました。とても美しい、古い町なみで、白い家々の壁に美しいブルーの窓や扉です。世界で一番古いというカフェでお茶を頂き、ゆったりとして時間を過ごしました。ここは歴史的にも、まさに地中海文化圏です。時間がゆったりと流れています。あくせく急いで、仕事しごとの人生、GDPの競争の生活などというだけなのは確かに変ですね。長い文化の歴史が感じられます。

会場も宿泊もほど遠くもないRamada Hotel で、レセプションに参加。日本のご一行は300人ほどでしょうか。トヨタの奥田さんが団長で、財界のお歴々にお会いしご挨拶など。今回は前原外務大臣もこられます。レセプションは日本の企業関係のかたがたが多かったですね。

翌日の会議は、これは会場が満杯。日本側の前原、大畠両大臣の挨拶に始まり、アラブ諸国側も多くの大臣などの重要人物が多いので、時間の進行が大変です。事務方はさぞ大変な思いをしたでしょう。いろいろな共同事業の調印などが発表されました。何年かの後には、いくつも成果を出してくれると期待しましょう。

私は人材育成や科学技術のパネルでいろいろ日本とアラブ諸国のこと、STS Forumの紹介も含めて手短かに説明、出来るだけ日本の活動をアッピールするように勤めました。少し遅れた昼食のあと、荷物をまとめて、飛行場へ。Dubai経由で Dohaに向かい、12日の早朝に到着。

なんだか、とてもあわただしい旅です。

慶応SFCのクラス、Roos大使をお迎えする

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私の慶応SFCのコースについては、そのつどOn-lineでビデオ報告などをしながら、お知らせしています。皆さんも楽しんでくれていると思います。

12月8日のクラスは、Roos米国大使をお迎え (IMPACT Japan  posting of 2010/12/08)しました。さすがに大使ですから私の100名ほどのクラスだけでは申し訳ないので、慶応SFCとしては、出来るだけ多くの学生も参加できるように、θ館の講堂で開催するように計らってくれました。清家塾長、村井さん、国領さん、阿川さん、徳田さんというSFCの研究科長も来てくださいました。NHKも取材に来てくれました。

Roos大使の経歴はStanford大学、同じくLaw Schoolで学び、大使就任前はSilicon Valleyの特許関係の弁護士事務所の経営という方ですから、entrepreneurshipに大きな関心を持っておられます。そこで今回はこれをテーマとして私との対話の形でセッションを進めました。講堂ですので、私のクラスの学生さんからあらかじめ「したい質問」を1つ聞いた上で、20人ほどは大使と一緒の壇上に上がってもらいました。

セッションの最中にも聴講する学生さんたちからのtwitter が、うしろの大きなscreenに映されるように工夫もしました。

Roos大使のお人柄がよく現れた、とても素敵なセッションになったと思います。私との対話のあとは、このクラスの私のPartner (2人ともしょっちゅう海外にいっているので、、)、William Saitoが学生さんと大使の質疑応答を進行させました。はじめの質問は「特別のお客さま」 (IMPACT Japan Posting of 2010.11.22)の、Ecotwaza 大塚玲奈さんをお招きしていましたので、その方にしてもらいました。このクラスのサイトでもこのセッションは見れるだろうと思います。

講演の後、大使はInnovation Labを訪ね、大いに興味を持っていただけました。2,3年の間に、ここからいくつかのSilicon Valleyへ直接つながる成果が出るといいですね。

Roos大使のセッションの一部は2日後の12月10日の夜10時から50分のNHK-BSの一部としてOn Airされました。私はといえば、10日の夜にTunisへ向けて出発したので、これを見ることが出来ませんでしたが、、、とても残念。

参加した学生さんたちにとっては、忘れられない、とても素敵で、刺激的な1日になったと思います。