Distinguished Achievement Award by the Tokyo American Club

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Tokyo American Club (TAC) からDistinguished Achievement Awardという名誉をいただきました。1995年に始まった賞だそうです。過去の受賞者リストを見ても、ここに加わると思うだけで、とても誇らしく、うれしいことです。

「iTOUCH」という月刊誌の1月号の表紙に私が出ていて、これは成田空港のラウンジなどにも置いてあるので何人かの方からメールをいただきました。私のインタビュー記事がそのpp. 23-27 に「The Protruding Nail」という題で掲載されています。わたしのCalifornia大学時代の仲間との古いちっぽけな写真も掲載されていてちょっと照れてしまいますね。

記事を読んでみると、だれが推薦してくれたのかわかりますね。素直にお礼です。

Bostonから帰国した翌日2月18日にTACでお祝いの会がありました。三菱商事の槙原稔相談役、Roos大使夫人、去年まで駐米日本大使だった藤崎大使ご夫妻(大使は所要で先に出られましたが)ほかの、GRIPSHGPIIMPACTJapanなどの多くの友人が集まってくれました。

授与式は私の紹介に始まり、私の短いスピーチがあり、そのあと40分ほどの和やかな意見交換がありました。

スピーチでは私は「まともな」日本人であること、日米の懸け橋になられた何人かの方、特に去年暮れに亡くなられたBeate Sirota Gordonさんについて触れました。ちょっと読んでいただけるとうれしいです。

いろいろとうれしいことが続きました。

 

大学改革は待ったなし、日経シリーズ

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大学改革は遅々として進みません。東大の秋卒発表はメディアも大きく取り上げ、一歩踏み出していますが、社会の受け皿とか、とにかく各論に入って、できない理由ばかり取り上げるのですね。

今やトップの大学は教育にも、研究にも「多様性とグローバルに開かれた大学」でなければ意味がないでしょう。

最近の日経新聞が朝刊の一面で大学改革シリーズを出していますが、これに同時並行でウェブでのシリーズも出ています。

私もこのシリーズでインタビューを受けましたが、小泉総理のころから主張していた「大学の大相撲化」(1)(こちらからこの日経シリーズがいろいろ読めます)というキーワードでまとめられています。このブログで「大学改革」「大相撲化」などで検索すると多くの記事を見ることができるでしょう。

相変わらず「知の鎖国」(12)なのです。

日本社会は日本の大学教育を本気で心配しているのでしょう。しかし、社会のほうも大学で評価し、学生本人を見る目がなったのでしょう。双方が適当だったのですね。それは所詮、過去の枠組みの中の日本だったからなのです。

国の根幹は人づくりです。どんな人を育てるのか、この先の見えない世界で、各界の「リーダーは」日本をどこへ向けたいのでしょうか。

若者たちのせいにしてはいけません。「子供は社会を映す鏡」なのですから。

すぐにでもできることは学生さんたちの選択肢です、「休学のすすめ」(1)、「Gap Year」などでしょうか。

 

大雪の日、Norman Minetaさんと昼食、AGOSで世界を目指す若者たちと対話

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1月14日、朝から雪が降り始めました。

ちょうど来日されている日系アメリカ人のリーダーのおひとりNorman Minetaさんとの昼食へ。MinetaさんはSan Jose市長、下院議員、そしてBushとClinton両政権でSecretary(大臣)を務められた方です。10月にWashington DCの米国議会Capitol Hillでもお会いしました。最近逝去されたDaniel Inouye上院議員のことなどから始まり、いろいろな話題が出ました。

Inouye上院議員とは奥様のIrene Hiranoさんとご一緒に、去年5月に国会事故調でWashington DCを訪問した時にお食事をする機会がありました。日米関係にとってほんとうに大事な方がなくなられました。

Mineta氏との朝食のあと、先日ご案内した留学支援プログラムAGOSで若い人たちとお話をする機会へ向かいましたが、とんでもない大雪が降り続き、なかなかタクシーもつかまらず、30分も遅れて到着。この雪で、参加予定の方々もかなり来られなかったのではないかと思います。

この会には国内外の大学実地検分と動向などの報告でその活躍が広く知られている山内太地さんも来られました。

外へ出てみると見えてくる「自分」、という視点での「休学のすすめ」、「留学のすすめ」、「グローバル世界」、「広がるネットワーク」などについて、セッションは主として対話式で進みました。AGOSの横山さんの進行係で、みなさんにも喜んでいただけたようです。

若者たちが、世界を経験し、感じとり、自分を見つけ、「YOU」の目で自分を見る感性を獲得しながら、日本人であることをユニークな強みとして、一人ひとりが自分のキャリアを見つけてほしいと心からねがっています。

グローバル世界はとても広く、ユニークな自分への大きな機会があるのです。

 

Tokyo American Club; Distinguished Achievement Awardの受賞

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去年の12月にTokyo American Club(TAC)から「Distinguished Achievement Award」をくださるという連絡を受けました。そこで、私の紹介記事を「iNTOUCH」という毎月発行されるTACの会誌に紹介する、というのでインタビューを受けました。

時々はTACを訪ねますし何回か講演をする機会もありましたので、うれしいことでした。

さて1月号の「iNTOUCH」がでました。TACに行かれた方は私が表紙の「iNTOUCH」がたくさん置かれているのを、そしてタイトルは「The Protruding Nail」(PDF)と出ているのをご覧になったことでしょう。

私のインタビュー(PDF)では、私の米国での指導教授の最初の言葉に衝撃を受けたこと、その後のキャリアと生活、そして帰国後の活動、最近の福島事故調のことなどを書いてくれています。読んでいただければ嬉しいです。

確かに、私はかなり変わったキャリアですね。古い懐かしい写真も掲載されています。