なでしこジャパン奇跡の勝利、World Cup Championに、日本中沸き立つ

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沢選手、延長後半12分奇跡の同点ゴールのヴィデオ

16日土曜にWashington DCから帰国して、時差と戦いながら日曜をすごす。17日は英国でのThe Openをテレビで見る。北IrelandのDarren Clarkが優勝。20回目の出場での快挙には心温まるものがあった。日本からは池田選手が決勝ラウンドでがんばる。

この17日の夜中すぎの18日午前3時半から女子のWorld Cup、#1ランクの米国との決勝戦。ちょっと一眠りして、これを見なくては、と見始めたのだが、米国が前半「0:0」で圧倒的に攻めた点を取れなかったので心理的にイライラが募ったことでしょう。ちょっと精神的にも消耗したかも知れない。前半のボールキープ率は日本53%:US47%。身体的な差は明らかだが、日本の選手もがんばっている。

後半、やはり米国選手のMorganが素晴らしいシュートで1点をもぎ取る。日本も再々相手のゴールに迫るがなかなか点を取れない。後半後残り10分程度のところで、見事なゴール前の競り合いで同点ゴール。1:1で試合は延長戦へ。

延長前半で米国のエースWambachのヘッデイングで1点。これで勝ったと米国の皆が感じたかも知れない。後半15分の残り3分というところで、コーナーキックから、沢選手の奇跡的なoutside heelがドンとゴール。これで2-2の同点。3分後に試合終了。

PK勝負になった。精神的には日本が有利な状態。なぜか日本の選手は皆笑顔。米国の選手は最初の3人が失敗。1,3番目がゴールキーパー海堀の好守に阻まれる。日本の4人目で3:1の奇跡的勝利。

何たること、何たる大番狂わせ。でも両軍とも実によく奮闘しました。沢主将の引っ張る力、またゲーム中にどこにでもいることのすごさ。沢選手はMVP、最多ゴール賞を獲得。素晴らしい活躍でした。

全員参加の精神と、佐々木監督の優れた操縦術がよかったのでしょう。

すごいね、本当に素晴らしい戦いだった。なでしこJapanは私達に多くの感動を与えてくれた。本当にありがとう。

また色々な写真もここでも見られる

今日、帰国したなでしこは実に晴れやかだった。素晴らしい女性達。本当に尊敬する。東北の人たちにも大きな感動と希望をくれた。ありがとう。