この2年ほど、認知症に少しばかりかかわっています(1)。先日のポストでも、WHOで高齢社会の課題についての報告をしたばかりです。
その翌週のことですが、横浜で開催された恒例の「Bio Japan」でも、国立長寿医療研究センターの鳥羽総長と認知症をテーマに対談をいたしました。鳥羽さんは、私の大学の後輩で、先生の医学博士論文の審査では、私が委員長だったということでした -私は覚えていませんでしたが。なかなかの論客です。
パネルの司会は、日本医療政策機構を動かしている小野崎さん。快調にすすんだ90分のパネルで、300人ほどの参加者の方からの評判も良かったようです。参加者の何人かからメールもいただきました。
数日後、オランダ大使館に10人ほどでお招きを受けました。オランダ政府の厚生省副大臣 Martin van Rijn 氏の来日の機会に、認知症の話を20分ほどいたしました。6月にハーグの「認知症村:Hogewey」に行ったときにお会いしていましたので、再会ということです。40分ほどセミナーの後のディナーでは、いろいろな方との意見交換という形で、一日を終えることになりました。
これは、本当に大変な世界的課題です。