10月と11月、英国との交流が続く -1

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この2ヵ月は、なぜか英国との交流に繰り返し参加することになりました。

10月はじめ、東京で開催された、Chatham Houseと日本財団のカンファレンスのパネルに参加しました。

Chatham Houseは国際的によく知られた英国のシンクタンクです。これまでに何度か訪れたこともありますし、一緒に仕事をしたこともあります。

去年から、日本財団の協力で日本でもChathamカンファレンスを年に1回、5年間にわたって開催することになりました。その第2回の会議が「The Role of the Nation State in Addressing Global Challenges: Japan-UK Perspectives」というタイトルで開催されました。私も2日目の「FUKUSHIMA」のパネルにお招きを受けました。司会は、「3.11」の時に駐日大使であったDavid Warrenさんです。原稿も依頼されましたが、それが発表されたところに、ここでご紹介します。

10月中旬には4月以来、再びロンドンへ。第3回のWorld Dementia Council(WDC)です。第1回と同じく、英国外務省の中で開催されました。私は11月に開催されるWDC Legacy Event Japanについて日本政府からの資料にも簡単に触れましたが、私は日本政府の代表ではないので、委員としての議論、発言に集中しました。

ロンドンでは、私と一緒に仕事をした事のある何人かの若い方たちと会食の機会も持てました。

帰国後には、IBA 東京大会に参加されたBLPのsenior partner Paisnerさんと、2回ほど会食の機会を持ちました。GRIPS Forumにお呼びしておいたところ、200人近い学生と教員が参加し、好評のようでした。

そうこうしているうちに、10月末にはLondon School of Hygiene and Tropical Medicineの院長(これは大学院だけなのです)のPeter Piotさんを迎えて、GHITの講演会を開催しました。

彼は38年前にCongoで発生したEbolaの発見者で、去年のHideyo Noguchi Africa Prizeの受賞者(日本でただ一つの政府の公式の賞で、私が選考委員長です)で、記者会見にも70社以上が出席、Ebolaについての質疑応答等々、他でも講演会など、大変忙しい時間を過ごしました。

その間にもロンドンと東京で、英国企業の方たちと数回お会いする機会を持ちました。