北岡伸一さんとの対談

北岡さんは日本政治外交史の学者ですが、国連代表部次席大使を務めたこともあるという点で、異色の体験・経験をされた学者です。もっとも諸国ではこんな任命は良くあることですが、、、。つまり、日本のような、極めて狭い「タテの単線路線エリート」人事で動いているというわけではない、適材適所の任官は、大使、外交官ばかりでなく、政府高官にでも当然のこととしてよくあることです。

奥様も社会活動に熱心で、MDGなどでも活躍しているJeff Sachs12)さんとも一緒になってアフリカ支援などにも参加しておられ、ご主人が国連大使でNew Yorkにおられる時でも、ご自分は別行動で、個人の身分でアフリカ諸国にも出かけられていたと思います。

「北岡さんとの対談」の企画を提案されましたので、このようなちょっと違った方との話は面白いでの、北岡さんが引き受けるのなら、と引き受けました。

対談に出かけてみると、この企画した方の思惑にあっているのか、私たち2人ともよくわからなくなりましたが、2人ともに、企画の方のほうからの質問には、忌憚のない議論をしましたので、それなりに楽しい時間でした。

対談を終わってから、北岡さんとは、「言いたい意見は、遠慮なく言えたし、これでいいか」ということにしました。

この対談の原稿を読まれるとわかるのですが、タイトルや見出し、添付の写真には、編集の専権事項ですから、こちらからは特に意見を出しませんでしたが、編集の方の苦労がうかがわれます。

私たちは2人とも素直なものですね。いかが思われますか?