去年夏に初めて開催したHarvardと日本のいくつかの大学の学部生が中心に始めた、日本の高校生を対象とした「Harvard College in Japan; Liberal Arts Without Borders」。
去年のこの企画は「3.11」のすぐ後という制約の中で20数人のHarvardの学生さんたちも参加し、日米の学生さんたちの努力で、大きな Impactを与え、80人の高校生たちにとっても素晴らしい体験になり、またいくつかの日本のメデイアにも取り上げられました。
私もこの企画をはじめから応援していたので(資料1)、とても嬉しい出来事でした。
去年の影響もあったのでしょう、多くの方たちの応援も受けて今年も第2回を開催することができました。特に Harvardからは80人ほどの参加希望者がいたそうで、しかも今回の23人の参加者のうち6人が去年の参加者ということで、この企画が成功していると確信しました。
さらに、今年は高校生の参加希望者も350人もあったということで、とても嬉しくなりました。この350人から80人の選考を含め、企画に当たった学生さんたちもずいぶん苦労したことでしょう。
今年は10日ほどの合宿です。
私は、第1日に「Uncertain Times Ahead: Why Liberal Arts Now?」というタイトルの Opening Keynote Lectureをさせて頂きました。翌日も午後の一部とレセプションに10分程度しか参加できず、あとの1週間は福島、沖縄などへの出張もあり、ほとんど参加できませんでした。
H-LABのような同世代の人達の、しかも国境を超えた「Peer Mentoring」は、これからの教育の一つの大事な軸になるでしょう。
若者たちの自発的な活動は、頼もしいことであり、本当に嬉しいことです。心の底から応援したくなります。
応援してくれた多くの方たちへ、心から感謝します。