今年の就職状況と「内定取消」

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今も就職状況はとても悪いですね。若い人がかわいそうです。若者たちの将来を奪ってしまいます。この20年でずいぶんの数の若者たちが機会を奪い取られてしまったのですね。なぜ新卒でないといけないのか?

内定取消」 は、間宮理沙さんという東京の私立大学生3年生の就職活動と戦いの記録。そんなことが本当にあるのかな?と思うような内容ですが、わざわざうそばかり書くわけもないですよね。勿論、blog もある。ぜひ読んでみてください。世の中、本当に信じられないことがあるものですね。

しかし、終身雇用だと思っていてもそんなことがどこに保証されているの?30、40年後に、退職金などあるだろうか?

ではどうしたら自分の社会での価値を高められるか?大学教育とはなんのためなのか?大学は変わるのか?企業のあり方は変わるのか?

日本の将来はどうなのか?世界の状況を広く見てみると、もっといろいろなことが見えてくる。

昨日のことですが、ある新しい会社(創業10年、米国発ですが、はじめから世界展開を考えて動いています)の日本・アジア担当役員と会いました。今、人をリクルートしているのですが、最近の2人、私が聞いているだけですぐに面接したくなるような人たちでしたが、日本企業(有名企業ですが、1人は16社全部だめ、、)ではだめだったということで、紹介されて面接したそうですが、即採用。日本国内ばかりでなく、アジアでも世界へでも、すぐにでも活躍できる可能性の高い人たちです。

私の疑問は、何故この人たちは日本有名企業ではだめだったのか?これです。採用担当の人たちはどんな人たちでしょうね、どんな基準で人を見ているのでしょうね。

先日ご紹介しましたが、パソナでは、新卒で就職できなかった人たちを、実際に応援するプログラムを始めています。素晴らしいことです、こういう企業が社会からの信頼を得ていくのでしょう。

とすれば、若者は何をしたらいいのか?すること、出来ることはいくつもありますね。ちょっと考えてください。

1つは「休学のすすめ」ですが、、。