ボツワナから-4

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ボツワナからの写真はこちら; http://www.flickr.com/photos/whsaito/sets/72157623508216878/

ボツワナで5日間、政府への政策アドバイスのセッション、大変疲れましたが、現地の報道資料1)からもお役には立ったようでうれしいです。これからのフォローも大事です。日本へ期待も大きいのですから、日本の政府も企業も、大学も皆さんがんばってください。これからは企業が主体になった政府とのパートナーシップの出番です。秋田大学も協力関係を始めています。すばらしいですね。

ボツワナ強みは、その国土の広さ(日本の1.5倍)、いろいろな資源、アフリカで最も保全された自然とすばらしい観光の可能性、最も多いライオンや象などの野生動物、義務教育が国民みなに行き届いている、しかもみな英語が標準語、安定した政府、治安のよさ、GDPが国民あたり6,000ドル、などなど。弱い点は、200万人という人口、今の政府収入の40%がダイアモンドであること、それでも国民の20-30%程度が貧困、そして減りつつあるものの、まだまだHIV/AIDSが多いこと、などなどです。しかも、特に可能性のあることはSub-Saharaの南半分の中心に位置していることでしょう。

グローバルの時代、どうこの強みを生かしながら、弱さを生かせるか、これが私たちのボツワナ国家としての政策提案への基本的認識です。