「友人のポートフォリオ」をつくろう-人生も分散投資でリスクを減らす

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私がその活動にいつも注目している方の一人に石倉洋子さんがいます。

このBlogを見ていただいている方はよくご存じだと思いますが、以前、彼女と一緒に「世界級キャリアの作り方」という本を著させてもらいました。

World Economic Forum の仲間でもありますし、石倉さんの主宰している「Global Agenda Seminar」にも何度か参加させていただき12)、多くを学ばせてもらっています。

石倉さんの活動や発言は、彼女のBlogやtwitter<@yokoishikura>でご存じの方も多いでしょう。

最近のことですが、石倉さんがこの記事のタイトルにある「「友人のポートフォリオ」をつくろう-人生も分散投資でリスクを減らす」というコラムを書いています。

そこにはなんと私のことにも触れてくれています。他の方たちはすごい方たちばかりなのでちょっと気恥ずかしいのですが、皆さんにご紹介して、石倉さんの思想と思いに触れていただければと思って、ご紹介します。

石倉さんのメッセージは、この「不確実」な世界の変化の時代に、皆さんの思考の枠組み作りにも参考になると思います。

国会事故調をめぐる記事いろいろ

国会事故調の意味については、このブログでも繰り返し問いかけているところです。

そうとう優秀な霞が関の官僚にもその本質を理解している人はかなり少ないように思います。

そんなところですから、「3.11」、そして「憲政史上初の国会事故調」を契機に日本が変わり始めるのにはかなりの時間がかかるように思います。

最近の衆議院の選挙でも、投票率は低いし、特に「第3極」などという多くの政党が出てきたことも紛らわしかったですね。投票所の現場からのtwitterなどの様子と、新聞などの報道ぶりには結構ギャップがあるようにも見受けられましたね。

今週は、再び「FACTA」1)に国会事故調をめぐる記事が掲載されています。

他にも産経新聞日経ビジネスONLINEの最近の記事1)を紹介します。重複があるかともと思いますが。でも大事なことなので。

皆さんで、日本の将来を考え、話し合い、行動しましょう。

 

原子力安全に関する福島閣僚会議、海外の一行の訪問

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「原子力安全に関する福島閣僚会議」が今週末12月15‐17日、福島県の郡山市で、日本国政府の主催、IAEAの共催で開催されます。

ちょうど衆議院選挙の時になってしまいましたね。

参加国は広範なもので、フクシマの原子力発電事故から学ぼうという趣旨です。

私は何人かの海外の識者からこの会議のことを10月ごろに知らされ、「参加するのでしょう?」と言われても、日本「政府」の立場もあり「ふんふん」と頷いていたのです。

1ヵ月ほど前にある国会議員さんが「政府」の担当者に連絡をして、「黒川さんに出席をお願いしないのか?」と言われたようで、外務省の方が見えられました。ちょっと困った様子でしたが、いろいろ話を聞いてみると、政府(「行政府」のことですが)では「私が出席する理由はない」と考えていたのでしょう、私が何かをするなどはプログラムにはない、出席も考えていないのですね。私が無理することもないので遠慮しました。

ところでこの2日間、3つの国の代表団が、別々に私に会いに来られたのです。国会事故調の報告はとても素晴らしい、いろいろ教えてくれ、議論したいということなのです。そして、皆さんがお互いに理解を深める時間を持てた、そして日本の役割、課題などについての意義ある意見交換ができた、と言っておられました。

前回のポストでの私と英米の方たちの反応、さらにこれらの国の国会事故調報告書への対応を見ていると、日本の「真の意味での国際化」の遅れ、というか、考え方の違いがまざまざと出ているように思います。

明日は選挙です。皆さん、必ず投票に行きましょう。いろいろな政党があって迷うでしょうが、候補者の資質を見極め投票することです。民主制度を動かすのは皆さんの一票なのです、すぐには変わらないでしょうけどね。

特に若い人たち、今度の選挙から、あなたたちも意識を変えて、投票することです。日本の将来はこれからのあなたたちが作っていくのですから。

民主制度を機能させるのは時間のかかることなのです。

 

国会事故調の1周年

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1年前の12月8日、国会事故調が正式に発足しました。

それから1年たった今日、多くの事故調チームの皆さんと午後3時間ほど集まりました。みんな、あの出口の見えない、しかし、極めて「テンション」の高い、「ハイ」な6ヶ月の厳しい試練を通りぬけてきた「チーム」の「同志」の気持ちを共有して、いろいろな話題で楽しい時間を過ごしました。

私はチームの皆さんに記念品を用意し、お渡ししました、私の感謝の気持ちです。

私たちの国会事故調は、最近このブログでもお知らせしたように、世界ではきわめて高く評価されています1)。

では、日本国内での反応はどうなのでしょうか?

国会事故調チームは、1年前はほとんどがお互いに知らない人たちばかり。社会人になって、こんな気持ちを共有できた数か月を体験することは、一人ひとりにとって、これからの人生で大事な経験と自信になることでしょう。皆さんから、そのような言葉が繰り返し聞かれました。

あの1年前のこの日、国会での挨拶の冒頭の言葉、そして締めくくりの言葉を、私は思い出しています。あの日は真珠湾攻撃の70周年の日だったのです。これらの言葉が、私も、誰でも、いつでも聞ける、こんなところが「情報時代」のすごいことです。この言葉にこの国会事故調を引き受けるにあたっての私の気持ちが素直に出ていると、今でも思います。

この1年間で、いろいろなことは決定的に変わりました、世界でも、日本でも。

でも、フクシマの現状はどうでしょうか?昨日の夕方、かなり大きな地震が東北であり、小さいけれども津波が来ましたね。みなさんは何を思いましたか?

日本では、今また選挙ですね、例のごとく。でもあまり希望が見えないような、、、どこが変なのでしょう。

一人ひとりが考え、変わるときです。国会事故調の「はじめに」にもあるように。

 

11月後半、日々の出来事

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私のブログを訪ねてくださる皆さん、いつも応援をありがとうございます。

ところで、最近の1、2週間で何度か石倉洋子さんとご一緒する機会がありました。そのたびに、石倉さんは素早くblogやtwitterで発信しているのですが、私のほうはこれがとても遅れていているのです。ほぼ1ヵ月遅れですね。

そこで、この間に私の参加していたことごとにちょっとまとめて触れておきます。

11月15日(木)にDubaiから帰国。これが2週間遅れでこのブログに出ていますが、帰国してからもほぼ毎日、朝から晩までとても忙しくしています。主なことだけですが、以下のような活動がありました。

16日(金)、Impact Japanの会議、GEW1)も終わりになりつつありますが、そのうちの“Venturing Overseas”(なかなか面白いセッションで、夜だけの3時間ほどの集まり)に参加。

17日(土)、これもいろいろな打ち合わせ等でしたが夜からSingaporeへ出発。

18日(日)~20日(火)までSingaporeでいろいろな方たちとお会いし、またNanyan Technological Univesityを訪問しました。活気がありますね、キャンパスも。3日間の訪問はなかなか良かったです。そのうちまた報告しましょう。

21日(水)早朝、成田に到着。昼からBBCの取材面会、午後は東京大学先端科学技術研究センター(一時「客員教授」で在籍していました)の理事会へ(この日は新所長の選考が主要案件でした)、夕方からFabCafeでMIT Media LabのJoi Itoさんと若者たちとのセッション(これは7月にも国会事故調の報告書提出直後にも、ここでJoi Itoさんと対談をしたのですが、、、このことは報告しませんでしたが、、)、そこからSwiss大使館へ向かいWEFのGlobal Shapers CommunitySt Gallen Symposium1)合同のレセプションへ、わたしもご挨拶。

22日(木)は、WEFの企画のJapan Gender Parity Task Forceに参加。私も一つのフォーカスとして発信している日本の最大の課題の一つですが、WEFの今年のGender Parity 報告書では、日本は世界130数か国のうちで102位なのです。最悪ですね。なぜでしょうか?よく考えてください。一人ひとりの次への行動です。

そのあと、国連のHuman RightsGroverさん他の訪問を受け、特に事故調の報告を受けて、フクシマの被災者、労働者たちへの政府の対応についての討議。よく現地なども調べておられ、厳しい質問がいくつもありました。Groverさんの報告書がいずれ出ることでしょう。記者会見もあったようですが、、。

その後は、日本学術会議のアジア学術会議の立ち位置についての面会、夜は、もとSONYの出井さんの75歳のお誕生日のお祝いの会に駆けつけ、それから別の夕食へ。

23日(金)は休日。久しぶりに友人たちと、今年2回目のゴルフへ。ちょっと雨でしたが、午後には雨もやみました。カートのないコースなので、コース全部を歩くわけで久しぶりでした。翌日にはなぜか足首が痛くなりました。

25日(日)は、石倉さんの主宰するGASの同窓会へ。私は2次会にも参加しました。

26日(月)は、朝がTeach For Japanの理事会。松田悠介くんたち本当に頑張っているのですが、まだまだ道は険しいです。皆さんの応援、支援、参加をよろしくお願いします。それから、Tokyo American Clubのインタビュー、外務省からの相談ごと、そして午後は米国議会による米国科学アカデミーのフクシマ事故調査委員会の訪問で、私がまず90分ほど、国会事故調の報告、そして“Q&A”でした。

これについてはまた別に報告しますが、この訪問自体からも、日本にとって画期的なことがいくつも明確に提示されました。

ちょっと追いつきました、まだまだです。