講演「規制の虜~グループシンクが日本を滅ぼす」

大分政経懇話会にて講演します。

 
「規制の虜~グループシンクが日本を滅ぼす~」

日時: 2017年8月1日(火)12:30-14:00
場所: 大分トキハ会館 5階ローズの間(大分市府内町2-1-4)

※会員のみの講演となっております。

 
〔お問い合わせ・お申込み〕
大分政経懇話会事務局 TEL: 097-538-9646 (大分合同新聞社内)

2017WISEサマープログラムのご案内

SDGs: Leadership x Communication x Global 「あなたの情熱とアイディアをカタチに」
Google Japan & ICAS TUJ協力

日時:2017年9月2日(土)~3日(日)詳細はこちら https://www.jsie.net/archives/2372/

2017年WISEサマープログラムでは、実は身近なことがグローバルへ繋がっていると考え、国連が採択した持続可能な開発目標SDGsにおける社会的課題の解決に向けた活動のアイディアを具体化する機会を提供します。グループワークを通じてリーダーシップやコミュニケーションを実践するプログラムです。

国際社会や地域社会における社会課題の解決を目指す活動、次世代へ繋げる豊かな社会の創造に向けたアイディアを募集します。

  1. 貧困や差別に苦しむ社会的弱者を無くすことに繋がる事業
  2. 食料へのアクセス不自由をなくし、食の安全や栄養改善に繋がる事業
  3. 持続可能かつ安定・低価格なエネルギーへのアクセスや、エコシステムの創造に繋がる事業
  4. 質の高い教育を、誰もが不自由なく受けられる環境を創ることに繋がる事業
  5. 経済的・社会的に平等なジェンダーの環境創りを促進することに繋がる事業
  6. 持続可能で安全、困難にも対応でき、誰もが参加できるコミュニティ・街作りに繋がる事業

★募集対象
自分のアイディアを持参してくる参加者と、他人のアイディアを支援したい参加者を募集。対象は国際機関に関心をもつ方やSDGsに関心を持つ方、ビジネスやグラント申請を考えている方、年齢・国籍不問。日本語・英語でコミュニケーションができる方が対象。

★募集締切 2017年7月31日

★参加費(案)一人 10,000円 (一般)

★定員25人(先着順)

★メンター
村井暁子氏、小木曽麻里氏、合田真氏、小早川鈴加氏、小安美和氏 (各人の略歴はこちらを参照ください)

★Peatixお申込みサイトはこちら:http://ptix.co/2t2mKFS

JSIEは、社会の閉塞感を打ち破る大きな原動力となり得る女性や若者の活躍の場を広げ、一人ひとりがリーダーシップをとり、力を発揮し行動することによって、誰もが自分らしい生き方のできる社会の実現を目指します。WISEとはWomen’s Initiative for Sustainable Empowermentの略となり、女性の活躍を主眼においております。米国ワシントンDC登録の501c3非営利団体です。詳しくはwww.jsie.net

 

講演「これからの医療、これからの日本」

水戸熱病塾にて講演します。

 
特別講演「これからの医療、これからの日本」

日時:2017年7月15日(土)17:10~19:00
場所:水戸協同病院 東棟4階講堂(茨城県水戸市宮町3-2-7)http://www.mitokyodo-hp.jp/

 
〔お問い合わせ・お申込み〕
水戸熱病塾2017 事務局:mitonetsubyoujuku2017@gmail.com

 

お知らせ

先日、受動喫煙について、医療政策学者で医師の津川友介先生と対談を行いました。その様子が掲載されましたのでご覧ください。

 
BuzzFeed NEWS:https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/kurokawa-tsugawa

Yahoo!ニュース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170630-00010007-bfj-soci

 
関連記事はこちら
https://kiyoshikurokawa.com/jp/2017/06/recent-posts-on-facebook%EF%BC%882017619%EF%BC%89.html

講演「Quo Vadis Japan 日本はどこへ」

六本木ヒルズクラブ ランチョンセミナーで講演します。

 
「Quo Vadis Japan 日本はどこへ」

日時:2017年7月7日(金)12:00-13:30
場所:六本木ヒルズクラブ クラブルーム

 
お申し込み

一般の方:
https://www.academyhills.com/school/collabo/av5bgp000000e4i8.html

[お問い合わせ]
アカデミーヒルズ スクール事務局 03-6406-6200(10:00-18:30)
URL:https://form.mori.co.jp/form/pub/academy/biz_inquiry

 
六本木ヒルズクラブメンバーの方:
https://www.roppongihillsclub.com/visitor/dfw/rhc/jp/event/entry/2017/07/77fri-quo-vadis-japan.html

[ご予約・お問い合わせ]
六本木ヒルズクラブ ダイニング予約 03-6406-6010(9:30-21:00)

 

「医学生のお勉強」を更新しました

今回は「Chapter6:医療経済」です。

from K.K.
横浜国立大学の井伊先生をお招きして、日本の医療制度についての医療経済からの分析と問題点の抽出、医療制度改革として何ができるのかを考えようというのがこのセッション。
昭和36年に導入された国民皆医療保険制度は経済成長とともに大きな問題を露呈しないままここまで来ましたが、高齢化社会と経済の低迷、疾病構造の変化と医療の進歩を受けて医療制度は大きな転換を求められています。利害の対立する抵抗勢力の排除と、国民の意識の変革なしにはこれらの改革はなかなか難しいことと思われます。しかし、改革しなければ医療制度も保険制度も破綻するのです。
昨今の医療費自己負担の増加等の議論を聞いていると、いかに医療制度の本質に関わる論点が抜けているかが、よく理解されるのではないでしょうか。
医学生も、30兆円のパチンコ産業とか、混合診療とか、このような日本の医療制度の現状と問題点を理解し、医療の改革への課題を理解するとともに、将来の医師として自分達にできることを考えてもらう、というのがこのセッションのねらいです。
セッションのオリジナルタイトルは「Healthcare System and Healthcare Economy」です。

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「医学生のお勉強」を更新しました

今回は「Chapter5:医療事故」です。

from K.K.
医療事故は、ある程度の軽いものは日常的に起こっていると考えられます。平成12年には東海大学でも、患者さんが亡くなるという大きな事故を経験し、私達もテレビの前で謝罪することになりました。東海大学の対応は早く、現在の状況では適切であったと思われます。この理由の一つには、我々がアメリカでの Institute of Medicine の「To Err is Human」の報告書を受けて、かなり前向きに医療事故についての現状認識があったことが挙げられます。
しかし、とにかく悲しいことです。医療事故では皆が loser〔敗者〕であり、winner〔勝者〕はいません。
このセッションでは東海大学での医療事故に始まって、医療事故の原因になる因子についての議論、医療の現場の大変さと社会からの理解の不足、その対策等について活発な議論が展開できたと思います。
そして、それらの根本にある日本の医療制度と医療保険制度の問題点、さらに日本社会の基本的問題点へと討論は発展し、医療人の社会的責任のあり方等へ展開していきました。
セッションのオリジナルタイトルは「Patient Safety and Medical Accidents」です。

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お知らせ

朝日新聞の本日の朝刊17面にインタビュー記事が掲載されました。

「何もしない」がリスク最大 -ニッポンの宿題 イノベーションへの道-
(朝日新聞, 2017年4月21日朝刊, 17面. 承諾番号:A17-0177)
 

朝日新聞DEGITALでも記事を読むことができます。※全文を読むためには会員登録(無料)が必要です。
 

「医学生のお勉強」を更新しました

今回は「Chapter4:生活習慣病」です。

from K.K.
経済成長とともに生活のパターンが変わり、また高齢化社会を迎えて疾病構造は大きく変わりました。特に「生活習慣病」といわれる一群の疾患、病態である「高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満」は従来見られなかったような高頻度にみられ、欠陥の病変を進行させます。
このセッションでは私がもっぱら語り手になり、「高血圧」という上に述べたすべての病態に共通する血管病変の大きなリスク因子について解説しようとするものでした。
遺伝子の分析から何を読み取るのか、遺伝子の変異は何を意味するのか、脊椎動物はどのように進化してきたのか、人間の文明とは何か、などについても考えながら、病気の由来を考察する、という企画です。高血圧と食塩摂取量との関係は? その理由は? どのくらい食塩があれば十分なのか? どこまで食塩摂取量を減らせるのか? どのようにしたら現実的な減塩ができるのか? 等々。
このように「生活習慣病」を文明と生活という観点から考えると、おのずと対策が見えてくるというのが本当のところでしょう。
病気のメカニズムを理解することに、いかに知的興味を引き出すか、ということも医学教育にはかかせない要素だと思います。
セッションのオリジナルタイトルは「Hypertension, Salt, and Kiney: How and Why」です。

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