「漱石、熊本、牛込、そしてわたし」、不思議な偶然

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先日7月8日のブログでもちょっと書きましたが、偶然のご縁で英国のロイヤルバレーの仲間たちが、災害の中の熊本を慰問されました。ブログでも書いたように、熊本でのちょっと明るいニュースがいくつかのメディアでも報道されました。

それから一週間ほどして、蒲島熊本県知事から電話があり、記者会見で「ロイヤルバレーの訪問は友人の黒川さんからの紹介で・・・」といった発言について、一人の記者の方から「その黒川さんとは、黒川漱石の関係者なのですか?」と聞かれたというのです。

「それは、私の曾祖父です。私もこの”もう一人の漱石”についてもっと知りたいと思っていたので、その質問をされた方を紹介してもらえないですか?」とお願いしました。

数日後に、お手紙と資料が届き、実は10月、12月に、熊本と東京で舞台劇「アイラブくまもと、漱石の四年三ヵ月」がある、ついてはプログラムに掲載するので、私に何か「短い文を書いてくれないか?」ということでした。プログラムに掲載されている私の一文はこちら

「漱石、熊本、牛込、わたし」と、不思議な偶然がいくつもあるものですね。

今年は夏目漱石の没100年ということで、NHKでは「夏目漱石の妻」というシリーズが放映されたばかりですし、「夏目漱石」に関する企画が他にもいろいろとあるようです。12月の東京公演はこちらに案内されています1)。この舞台でも、「二人の「漱石」の出会い」が描かれています。

もし、ご興味、お時間があったら、お出かけいただけるとうれしいです。

がんばれ!熊本。