ナイロビへ、TICAD6に参加 ‐1

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東大での認知症の会議から帰宅して一休み。8月23日の夜中過ぎに羽田を出発、ドバイ経由で、ナイロビへ向かいました。

今回は、初めてアフリカで開催されることになった第6回のTICAD123)(8月27日、28日)に関連して26日に開催される3つのイベントに出席するためです。

羽田では真夜中なのに大勢の日本の方が、エミレーツ航空のカウンターに並んでいました。皆さん、そのほとんどがTICAD関係の方たちでしょう。こんなに長い列をエミレーツのドバイ行きで見たのは初めてです。受付でも「なぜなのでしょうね」と言っていました。別に秘密でも何でもないので、ちょっと説明をしました。

しかし、物事はわからないものですね。ひょんなことから、「羽田–ドバイ–ナイロビ」とファーストクラスになりました。本当にラッキーなことです。

羽田、ドバイ空港でも何人かの方にお会いしました、みなさんナイロビ行きです。

予定どおりにナイロビに到着。ホテルはヒルトンです。

良い天気、軽井沢のような気候(標高1,800m程度なので)、人も多いし、でも十分に注意ということです。

25日は、現場の視察。26日に私が参加する「Hideyo Noguchi Africa Prize」担当の内閣府の人たちと、またGHIT Fund 関係者などと最後のチェックをしました。

夕方から40年も現地で活躍しておられる佐藤芳之さん12)のご自宅へお招きを受けて訪問。行ってみると何人かのお客さんがおられると思っていたのですが、私だけということでした。

5,000坪ほどの緑豊かな土地に、二階建て300坪ほどのご自宅ということでした。奥様の手料理ですが、これがほとんど自家製のものばかり。ワインも、陶器のお皿も、花も。肉はさすがにお買いになったそうですが、別に500頭ほど飼っておられて、これは市場へ、ということでした。

この広々としたところで生活していると、気持ちも、自宅も、自然に小さいのは息苦しいのでしょうね。わかるような気がします。