Kavli賞受賞者の講演会とNorway大使館でのレセプション

Kavli賞とは、2010年に始まり、2年ごとに天文学、ナノ材料、神経科学の分野の研究者を顕彰する新しい科学賞です。創設者のKavli氏は昨年亡くなられましたが、日本からはカーボンナノチューブの飯島澄男先生が、その第一回の受賞者の一人です。また、世界の優秀な研究所が「Kavli」の冠(カンムリ)のEndowmentを受けており、この分野では、広く世界に知られています。

日本でも、東京大学の村山先生の率いるIPMUが「Kavli」の名前を付けていますし、CalTechの大栗教授もKavliの名前の教授です。他のKavli研究所のリストはこちらで見ることができます。

2014年の受賞者のお二人、Big Banの膨張のMITのAlan Ruthさん 、ナノ物質のThomas Ebbesenさん(NECのつくば研究所での活躍が、この受賞の対象の始まりでした)をお招きしての講演会が、10月31日、東京で開催されました。

その前夜に大使館でレセプションディナーがあり、私もお招きを受けました。私も2013年にKavli受賞式のScience Forum1)にお招きを受けて、授賞式にも参加しました。Kavli財団を引き継いでいる Bob Connさんにも久しぶりにお会いしました。

Arne Walther 前大使の時には、そのお人柄もあって、特にはディナーにクジラの肉が、シンボリックに出されていたのですが、最近はあまり見ませんね。