日本ベンチャー大賞;新事業創造カンファレンス & Connect !

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1月22日のことですが、「日本ベンチャー大賞;新事業創造カンファレンス & Connect !」が開催されました。経済産業省の企画です。

午前は、あのIDEOを作ったTom KelleyさんとChristian Basonさんの講演とお二人のパネル。司会は西口さん。

午後に始まる第2部、2時間20分。構成は二つのパネル、これをAstoria Consultingの森本晴久さんと私で企画しました。フォーカスは企業内ベンチャーファンド(Corporate Venture Capital – CVC)です。これはこの2、3年に大きく様変わりしているので取り上げたのです。

「パート1」は「投資リターンの追求か、戦略的利益の追求か:CVCの道」、そして「CVCのベストプラクティス」と銘打ってErik Vermeulenさん、斎藤浩樹さん、出川章理さん、東林知隆さん、司会が松本守祥さん。

「パート2」は「CVC市場のエコシステム」としてJessica Archibaldさん、Alastair Brewardさん、Chris Ericksonさん、George Arnoldさん、司会がKari Andersonさんでした。多くの、実践的でとても参考になる、良い意見がいくつも出ていました。ぜひ、このパネリストたちにもご相談されると良いと思いました。「信頼、我慢、世界へ引っ張り出す、日本の優れた技術を生かす」などなどです。

私は、急な用務ができて、後半の「パ-ト2」から会場に到着。これはなかなかのパネルでしたが、終わりに私がそのまま壇上に登り、挨拶をしました。パネルの途中で、日本企業の特徴の一つが「Groupthink」だという発言があり、これについてもちょっと触れました。この森本さんとの企画は、みなさんの反応はなかなか良かったです。

この後、中東から急遽帰国された安倍総理などによる「第一回日本ベンチャー大賞」の授賞式があり、Euglenaの出雲さん、Cyberdyneの山海さんと大和ハウスの樋口会長、Coineyの佐俣さん、Spiberの関山さん、Crowdworksの吉田さんなど、若い受賞者たちが目立ちました。いいですね。

元気の出るイベントでした。