国際赤十字の原子力災害対策会議

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10月27日、福島市で第3回の原子力災害対策関係国赤十字社会議が開催されました。

この会議は第3回となりますが、日本での開催は初めてです。私は基調講演をすることでお招きを頂きました。

私の講演の骨子は、急変する世界の状況、その背景、福島原発事故と「国会事故調」の意味とプロセス、そして「わかりやすい国会事故調」のビデオをお見せし、さらに放射能については、グローバル時代にふさわしい新しいシステムである「SafeCast」を紹介しました。最後に、政府、政治とは独立した「赤十字」という、世界の誰でもが知っている「ブランド」組織の国際ネットワークのできる役割の重要性について触れました。

私のあとは、この日の最後ですが、この「わかりやすい国会事故調」を見て、自分たち一人ひとりが何ができるのかを考え、行動しはじめた高校生7人のプレゼン。みんな、英語で素晴らしいプレゼン。皆さん、長い間、外国で生活したことはないそうです。すごい努力と準備をしたのでしょう。会議場がとても大きな感動に包まれた気がしました。

会議の後、国際赤十字を通じて、このような若者たちの国境をこえたネットワークを広げたいと、参加されていた赤十字の方々にお伝えしました。

この会議の様子は以下のURLからご覧いただくことができます。

日赤アーカイブ: http://ndrc.jrc.or.jp
国際会議トップページ: http://ndrc.jrc.or.jp/3rgm/
基調講演: http://ndrc.jrc.or.jp/special/3rgm-keynote/