会津若松へ

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8月6日、会津若松に行ってきました。中学生1~3年生を対象にした「プラチナ未来人財育成塾@会津」に参加です。小宮山宏前東京大学長の主宰する企画の一つです。

郡山駅から車で会津へ向かう途中、私が子供のころ疎開していたところ、磐越西線の関都駅の南、もちろんすっかり様子が変わっていて、何が何だかわからない金田金曲(かねだかねまがり)のあたりを横に眺め、むかし遊びに来た天神浜に立ち寄り、次に猪苗代の野口英世の生家を訪問しました。

会場は何度か来たことのある大学のキャンパスです。集まっている大部分は、中学生ですから1999年以降に生まれているのですね。もの心ついたころから、世界は大きな変化を始めているのです。

私の前に講演をされた御手洗瑞子さんの話は、終わりの部分しか聞くことができませんでしたが、私の話と多くの共通点があったように思いました(間違っていたらごめんなさい)。みなさん、元気に質問もたくさん。いいですね。

終わってからは、御手洗さんと私のいるステージの上に多くの生徒さんたちが集まり、写真、握手、そして記念撮影、楽しい時間でした。

終わって、会津藩の有名な「日新館」1)を、閉館時間を過ぎていたのですが、しばらく案内していただきました。大いに尊敬する山川健次郎先生1)の像(2004年に建立)が立っています。日新館はなんとなく湯島聖堂とも似ていますし、同じく孔子の像が祭ってあります。今の時代から想像しても、本当に素晴らしい学校です。

その後、国会事故調の委員だった蜂須賀さんと久しぶりにお会いしました。まだ仮設住宅にお住まいです。

福島原発のあった大熊町から多くの方が会津若松に避難されています。今でも、大熊町役場はここにあります。福島原発事故直後、大熊町から避難した方々がしばらく過ごしたビジネスホテルの上にあるレストランで、支配人ともお会いし、お刺身、てんぷらなどをつまみながら、蜂須賀さんとしばしの時間を過ごしました。

福島原発事故で避難されている方たち、本当にお気の毒な状況です。