2013年11月

Salzburg Global Seminar
“People, Peace and Planet in 2030: Shaping Inclusive and Sustainable Growth”
Public Forum in Tokyo
日時: 2013年11月29日(金)13:00-17:30
場所: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール 東京都港区六本木5-11-16
※14:30-14:50 基調講演、その後パネルディスカッションへ参加します。
※セミナ-へのご参加は事前登録が必要です。

 

Unlocking the Secret of Global Health Victories, Engaging New Partners to Save Lives
日時: 2013年11月12日(火)18:00-20:30
場所: Japan Society 333 East 47th Street New York, NY 10017
※18:30-20:00のパネルディスカッションに参加いたします。
お申込みはこちらから(英語)
イベントに関するお問い合わせ: TEL: 03-6441-2032   E-mail: info@ghitfund.org

Innovation City Forumのパネルに参加

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六本木ヒルズも早いもので10周年を迎えたとか。それを機会にいろいろなイベントがありますが、10月半ばにはInnovation City Forumが3日間にわたって開催されました。

私も最終日のクロージングセッションにお招きを受けて、ちょっと感激。なにしろこういう「異業種バトル」みたいなのは嫌いではないので。司会は森美術館を動かしている南條さん。パネルがNew Yorkの近代美術館(MoMA)館長のGlenn Lowryさん、LondonのTate Gallery1)の館長のNicholas Serotaさん、MIT Media Labのジョイ伊藤さん、そして私なのですから。

ジョイはこの全体の企画に関わっていますし、LowryさんもSerotaさんもSuperstarです。しかも、この順番で10分ずつプレゼンしてからパネル。

皆さんのプレゼンもコメントも、さすがになかなか素晴らしいものでした。それは承知していたので、みなさんとはダブらないように何でも言えるようなスライド(PDF)を用意して、未来の都市と美術の、ちょっとした話をしました。

※日本語はこちら

しかし、このAcademy Hillsも10年なのですな、もっと以前からあるようにも感じていましたが。多くの困難を超えて、長い時間をかけてこのような都市計画の理想を追求した森さんに感謝です。

このような機会を与えてくれた南條さんほかの皆さんに感謝しています。

MIT Media Lab at Tokyo Designers Week

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神宮外苑で開催されたTokyo Designers Week 2013でMIT Media Labの企画があり、2日目の午後に副所長の石井さんの講演「Remembering the Future」を聞きに行きました。

石井さんの情熱のほとばしるプレゼンは熱い。内容も筋書きもバツグン、とても納得です。しかし、会場からのQ&Aになると、若い人たちが多いのですが、質問者の意図が石井さんの言いたいこととなかなか合わないのですね。もっともっとチャレンジングな気持ちで立ち向かわないとね。

石井さんは真剣な人なので、「なんでそんな質問なの?」といった風情で、不満そう。だから返事ができないことが多かったのですね。私は一番前に座っていたので、私に「どう?」と振られたので2、3度、私がとても感動した石井さんの言葉の意味と私の感じたことなどについて、話をしました。石井さんの話は、頭でなくて、「こころ」で感じ取れないとね。

この後は石井さん、茂木健一郎さん、林 信行さんの3人が進行役になる2つのパネル。

まずは大学を退学して格闘家、その後は「3D Printer」などで活躍している原 雄司さん1)の話。そのあと建築家の隈 研吾さんの木材を使った建築物などとてもいい話。さすがお二人とも現在までに至る実体験からしか出てこない話ですし、特に格闘家として世界を徘徊していた人の話は身体性があるだけ感覚的にすごい。「右脳」で感じとる部分が大きいので、多くの感動があるのでしょうか。

石井さんと、茂木さんがちょいちょい私に発言を振ってくるので、かなりきわどいことを発言させてもらって、とても楽しい時間を過ごしました。「日本の大学では、研究までもが「家元制度」になっている、、、」とか。そう思いませんか?

でもモギケン、ちょっと元気なかったなあ。忙しすぎるの?

セミナーのお知らせ

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2013年12月3日(火)14:00〜16:00

政策研究大学院大学にて「第56回GISTセミナー」にて、米外交評議会シニアフェローのLaurie Garrett氏の講演を予定しています。 是非ご参加ください。

演題名: “Dual-use research of concern (DURC): revolution, innovation, risks, and challenges of cutting-edge biology”

詳細はこちらをご覧ください。 http://www3.grips.ac.jp/~gist/events/gist056.html