パリのOECD会議

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2月11日、パリへ向かいました。13、14日のOECD Knowledge Based Capital のパネルにお招きを受けたのです。1日早い出発ですが、いろいろな方のお招きを受けているので、この機会にと出かけました。

午後5時にホテルへチェックイン、夜はOECD吉川大使公邸でディナーです。前任の服部大使の時にも訪れたところです。

12日の午前はTable For Twoの現地の活動をしているお2人とOECDへ。そこからWANO会長のLaurent Strickerさんと昼食へ、フランス原子力安全委員会委員のPhilippe Jametさんとは12月にも東京でお会いしています。

夜はAHPの関係で10人ほどのパリのフランス財界、日本企業の方たちと、Dominique Bouchetでちょっとしゃれたフランス料理でした。ここでの話題は国会事故調のことから、いろいろ広い話題でした。AHPのことはほとんど話題になりませんでしたが、多彩な方たちですから、とても楽しかったです。

翌日はOECD会議です。私は始まりのパネル、英国 Willetts大臣とSwedenのLjung大臣、そしてUSのLandefeldさんもご一緒で、司会はOECDのWyckoffさんです。ついつい立ち上がって10分ほど。参加者は主として官庁や政策の方たちのようなので、今の世界が大変化を起こしているという産業革命以来の大変化なのではないか、というプレゼンをしました。スライドは2枚、MIT Media LabのJoi Ito所長と三菱総研の小宮山理事長のスライドを修飾したものをお見せし、コピーを配布しました。

何人もの日本からの出向でOECDで活躍している方たちともお会いしました。去年まで2年間ここで活躍していた原山優子さんも英国からの帰りとかで、この会議へ出席。久しぶりにお会いしました。

途中で抜けだして、フランスの放射能研究所(IRSN)へ。昼食を囲んでJacques Repussardさんと上級役員といろいろ議論しました。ここヘは去年の3月には国会事故調のメンバーの訪問もあったところです。オープンな意見交換はとても相互理解に訳に立つことです。

再びOECDへ戻り、最後の2つのパネルのあとレセプション、デイナーと続きホテルへ。ここでもいろいろな方とお話しする機会がありました。

何人もの方たちから、私の話はとてもよかった、といわれました。会議の始まりに、参加者の皆さんと大きくものを考える枠組みを提示したことがよかったのでしょうね。

明日の朝にはBostonへ向け出発です。