講演やプレゼンする、打ち合せ会、研究会、講演会など続く

このところ、いろいろな会や委員会などで講演、プレゼン、などが続いています。

文部科学省、中央教育審議会で「グローバル人材」について、これも教育の実践で活躍している船橋 力さんと私がプレゼン。資料などは役所のサイトに出ますのでそのときにリンクします。この後、参加の方々と文部科学省の何人かと近所の安いところで夕食、ここで盛り上がりました。
別の日、「MOT」を推進する会 が発足記念とも言うべきなのでしょうか、元文部大臣の有馬朗人先生が会長をされ、今回、学術振興会の理事長に就任した元慶応義塾塾長の安西祐一郎さんが司会のパネルで、まず基調講演。これも「グローバル人材育成」です。続いて昭和女子大学長の坂東真理子さん、知る人ぞ知る渋谷教育学園長 の田村哲夫さんでした。

その後のパネルは政策通の林 芳正藤末健三両議員も参加して、だいぶ議論が盛り上がりました。しかし、日本はなかなか変われないですね、口では色々言っていますが、、。そこが、私の言っているところなのですが、、。それぞれが言っていること、提案していることを、難しいでしょうかど、どう実践するか、これが大事なのです。

ある夜は、南アフリカ大使館で、Groebler大使と日本の科学技術関係の方々(JST、CSTPなど国連大学や主要大学関係者)が集まって、南アフリカで100年ちょっと前に創設されたUniversity of Free States の研究科長Prof Stroebelをお迎えしたレセプションで、ご挨拶する機会をいただきました。ありがたいことです。前大使のNgubaneさんとは両国の子供の「スピーチコンテスト」 なども開催し、数年前にCape Town へも行きました。

来月、正式に大学院大学になる予定の沖縄科学技術大学院大学の学長になるJonathan Dorfanさん(資料1)も参加。この大学院は、2人の南アフリカ出身の科学者 Syndey Brennerさん(現理事長)とJonathan Dorfan学長におおいにお世話になっていることを、挨拶の最後にご紹介しました。

ある夜は、早稲田のスパコンのラボでも笠原博徳さんのプレゼンがあり、その会にも参加しました.。 私は日本のスパコンなどをめぐる問題、特に企業組織の課題についてコメントしました。院生のプレゼンにも問題あり、とも指摘して、学生さんたちを元気にする試みもしました。研究の成果はなかなか面白いものですが、時にプレゼンがいまいち、なのですね。学生たちもっと自信を持ってプレゼンするようにしてください。この辺は、日本の教育の共通する問題だろうと思います。多くの大学の環境では、学生がのびのびしていないように思います。

私もサポートしている「Learning for All」。これは米国発の素晴らしいプログラム「Teach for America」への段階のステップで、ここへ向けて大変苦労してがんばっているのです。1年半ほど立ちましたが、松田悠介くんをはじめとてもがんばっています。素晴らしい若者たちのグループに成長しています。が、日本の社会の景気などもあり、苦労しています。これは、将来の日本へ向かってとても意義のある、「1石3,4鳥」以上の効果のある素敵なプログラムです。企業、社会、大学などがもっと理解を示して欲しいものです、政府も言うまでもないことですが。

このような会でも感じることですが、「3.11」は、世界に向かって明確に日本の「強さと弱さ」(資料)をまる見えにしてしまいました。

皆さんそれぞれが、自分の言っている意見をどう実現へ行動するのか、はじめは小さい行動でいいのです。これが問われていると、つくづく感じます。