中東の科学技術政策: 中東調査会で講演

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中東調査会という組織があります。三菱商事前会長の佐々木幹夫さんが会長をつとめ、政府特使とした長く活躍された有馬龍夫大使 が理事長を務める会員制組織です。

ここの朝食会で中東の高等教育・科学技術の現況についての話を、というお招きをいただきました。

この会は、去年12月にTunisで開催されたJapan Arab Economic Forumにも貢献され、そこへは私もお招き受けました。

財界の方が多く、私がこのテーマでお話しすることは限られているわけですが、私自分の経験からの範囲で出来るだけ正直に、忌憚のない意見をお話しました。

皆さんも、このサイトでの私の中東・イスラム関係、Egypt, Abu Dhabi, Dubai, Qatar(これらのキーワードで探してください、、)での活動をご存知と思います。このあたりのこと、日本との関係などからの話と、Tunisへ行った1週間後に起こった「革命」と、それ以後の中東と日本の課題、という視点にフォーカスしました。

このような、まったく違う分野の方々と、こちらも出来るだけストレートに、そして意見の交換することで、教えていただけることも多く、いつもありがたく思っています。

また、関連する機会をいただけると、うれしいですね。

世界との輪を広げる、活発な行動を、もっともっと

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東日本災害とその対応は日本の将来を決する大きな危機です。日本の持つ「強さ」と「弱さ」 がはっきりと、日本国内ばかりでなく、世界中に丸見えになっています。どの程度、日本の方達がそれらの「強さ」と「弱さ」のその理由や、背景を理解しているか別として、皆さん「何かおかしい」と感じているでしょう。フラット、情報の広がるグローバル世界にあって、「透明性」が信頼の元にあります。今回のタテ日本社会 (‘Japan Inc’) の対応は、1次情報、実際のデータをドンドンと出さないことにこそあるのです。だから、当事者達の対応が後手後手に回る、そのたびに信用がなくなっていく、国の信頼の低下という悪循環になっているのです。

民主制度が機能するには、広い範囲の国民に多様な情報が提供され、自分達の選択肢が与えられていることが必要なのです。

最近、ユニークな2つの機会に参加しました。

1つはWall Street Journal (WSJ) の編集長 Robert Thompson、東京支局長Jacob Schlesinger他のスタッフ、そして7人ほどの政産官学の「グローバル派の論客」をお招きした、という触れ込みでした。議論噴出、皆さん、グローバル時代に不適応症候群的とも思える日本のことを大変に懸念し、普段から行動している方たちです。会話は全部「off- the-record」ということでしたので、参加者の名前は出さないことにしましょう。

ところで、WSJ からは編集局長、日本支局長以外は数人のコアスタッフが参加ですが、皆さん女性ばかりでした。皆さん、素敵でした。やっぱり「これ」ですね。

もう1つ。日本で活躍している外国の方々が、「Giving Back to Japan」 と題して、日本にある各国の商工会議所(CCJ- Chamber of Commerce of Japan; 私は今年、米国商工会議所大使をしています、、)と、今回の災害で活躍しているいくつかのNGOが集まり、活動支援、ネットワークつくりの機会を作ってくれました。

私にもKeynoteのスピーチを、というありがたいことで、「Re-inventing Japan」というタイトルで、お話させてもらいました。この災害は「危機」であり、だからこそ、今まで言われていても出来なかった種々の「改革」ばかりでなく、この機会を捉えた、日本を大変革する「開国」する「機会」としなければ、お亡くなりになった方々に申しわけない、それには将来を担う若者への未来を作る機会を、「グローバル世界の市民Global citizen」(資料1,2)となることを基本にすべき、そして、そのような目的で設立した「Impact Japan」 を紹介しました。災害地の子供たちのためにいろいろ活動している方たち「KnK国境なき子どもたち」、「PA International」の方たちともお会いできました。

レセプションは大いに盛り上がりました。このような会合を、6ヵ月後に持つことになっています。

世界の皆さんと連携の輪をひろげよう、日本の将来を作る若者達のためにも。

 

2011年6月

第10回国際バイオEXPO
【特別講演2】 日本のライフサイエンスの巻き返しと薬事行政の展望
日時: 6月30日(木)10:30-12:00
           *「日本の課題と戦略」という演題にて講演
場所: 東京ビッグサイト
お問い合わせ:  国際バイオ EXPO 事務局
           リード エグジビション ジャパン(株)
            TEL:                03-3349-8509        (直)FAX:                03-3349-4922                    
            E-mail:bio@reedexpo.co.jp   Homepage:http://www.bio-expo.jp/jp/
          *お申し込みはこちらからお願いします

2011年5月

See-D Innovation Challenge Contest 第二部最終発表会
日時: 5月22日(日) 13:00~18:00  *13:10頃にご挨拶の予定
     (12:30 開場、審査発表会後 1時間程度の懇親会を予定)
場所: 政策研究大学院大学 想海樓ホール
        東京都港区六本木7-22-1
お問い合わせ先: See-D Innovation Challenge 最終審査会事務局
お申し込みはこちらから
       

AIESEC / Global Internship of the year 2010
日時: 5月15日(日)15:30-21:00(19:00~21:00は懇親会)
     *15:30-16:15の間に講演予定
場所: 大手町サンケイプラザ
           東京都千代田区大手町1-7-2
お問合せ先: 法人で参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。

                特定非営利活動法人アイセック・ジャパン
          Global Internship of the Year 2010運営事務局
         e-mail: giy@aiesec.jp

自分たちで出来る「消エネ」をまず実践する; 新しい動きをおこそう

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福島原発以来、電力供給、計画停電などで見るように、エネルギーは社会すべてを巻き込む大事件です。エネルギー政策は国家の基盤です。原子力以上に、「省エネ」が大事です。

今回の事件をきっかけに、通常のメデイア、書物のほかにもFaceBook、blogなどいろいろな情報、アイデア、知恵、市井の知恵、技術者たちのいろいろな提案などがあります。今までの、電力にしても「供給側の論理」で進んできた社会が、CO2と気候変動の課題、石油の価格高騰もあり、さらによりフラットな「オープン、受益者側」対応可能な社会へ変換してきたところが「ミソ」、知恵のしぼりどころです。

今の状況で、すぐ出来る、簡単なアイデアがいくつも出てきます。米倉誠一郎さんのFBからHidefumi Nishigaさんの提案として、こんなのがありました。
「家庭での電力削減の第一歩、30A(アンペア)を超える契約をしている人は、30A契約に戻そう。ピーク電力を30A超えて使えなくなる。
まず、配電盤を見て、何アンペアになっているか確かめ、40A、50A、60Aだったら、早速電力会社に30Aにしたいと申し込もう。
30A契約のイノベーションを起こそう! ?
理由と効果; 居間にエアコン1台くらいなら30A契約で大丈夫(我が家)。ピークで40A以上使っている家庭が30Aにすると、ブレーカーが落ちないように気を使います。ピークで平均10A、1kW下げる家庭が100万世帯増えれば、原発一基分です。」

これで、それぞれが自分たちで電力の使い方を工夫できる。

些細なことでも、実行してみることです。[チリも積もれば山となる」、「継続はちから」など、世界共通のことわざですね。

このような「省エネ」は世界共通の問題ですから、対策への知恵、選択肢は世界でも通用することです。いいアイデイアはせめて半分ぐらいは英語で発信し、また探して欲しいものです。他の国で、都市で、社会で、すでに行われている「省エネ」政策の現状、そして同じような知恵が実践されているところもいくつもあるのです。皆さんが、世界との交流の輪を広げることが可能になっているのです。そのような広がりこそが、社会を、世界を動かす原動力になりうるのです。日本語、英語用の「App」も作れるかも。

この4ヶ月で起こっている変化、Tunisia, Egypt, Bahrain, Syria, Libyaなどなど、日本を変えるきっかけがきているのです。これを逃してはいけません。
まずあなたの家の配電盤を見て見ましょう。