中東の原子力、社会インフラシステムは日本の「Soft Power」

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今年の1月に、このサイトで6回(1月2日3日5日12日20日23日)にわたってアブダビの原子力発電所の国際競争で、韓国がこの仕事を獲得したことについて、報告しました。

日本の社会インフラシステム、つまり都市のエネルギー、水道、鉄道、発電-配電システム等などは、公共事業として公的部門が請け負っていたのです。主として私たちの税金ですね。

これこそが日本が誇れる大きな「Soft Power」 (資料1)なのです。

急速に成長してくる多くの世界の中で、この社会インフラシステムは大きなビジネスチャンスと捕らえることができます。単なる、借款、贈与などの公的ODAだけではなく、「Win-Win」の関係を構築しながら社会インフラシステムに投資、日本も成長することができるのです。

8月2日、朝日新聞の「Globe」で、中東の原子力についての特集が組まれました。ぜひご覧になって、考えてみてください。

最近になって、わが国でもそのような議論が盛んに出ていますが、私のアブダビの報告から学べることは多いと思います、私の発言には遠慮してぃるところもありますが、、、。結局は、グローバル時代のビジネスには人材とそのネットワークがいかに大事か、そこへの戦略的思考と行動こそが必要なのです。

このサイトに繰り返し出てくる主要テーマです。