Doha, Qatar -1: Museum of Islamic ArtとQatar Foundation

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カタールQatar航空で成田から関西空港経由で29日の早朝、Qatarの首都ドーハDoha に到着。World Economic Forum主催の「Global Redesign Summit」  への参加です。

ホテルでしばらく休んでから、Museum of Islamic Art (資料1)に出かけました。展示する作品には、この美術館のために買い付けたものも多いとかで、300億円ほどのコストがかかったとかです。

世界の大物建築家の1人として著名なIeoh Ming Pei氏の作品で、2008年開館。現在93歳ですから、依頼を受けたのは90歳近いころですから、すごいことです。イスラムの文化を知るためにいろいろ訪ねたそうです。

イスラム圏の、いろいろな時代の、多様な作品が展示されていて、飽きることがありません。イスラムのパターン はとても複雑ですが、幾何学的で、どのようにこのようなパターンを作っていくのかとても不思議に思います。とても繊細な加工などを見ると、人間の可能性のすごさに感動する一方で、人間のすることの可能性の恐ろしさも感じます。

翌日の午前、Qatar Foundation資料1)を訪問、約1時間を研究担当のVice Presidentと懇談、そのあと研究施設のうちのCornell大学の‘Qatar campus’ (資料1)を訪問しました。すばらしい施設 (2004年に開設)のなかで、かなりの数の若い研究者が世界から来てがんばっています。

以前からQatarがこの財団などを通して教育や研究に熱心であることを知っていたので、その現場を見てきたかったのです。まだまだ計画の半分もできていませんが、この訪問で、感覚的にもかなり収穫があったと感じます。

このキャンパスの全体設計は磯崎新さん(資料1)ということで、とてもうれしいことです。磯崎さんの設計になる建物もいくつかあり、このCornell Qatar campus (講堂が円形になっているートップ写真シリーズにも出てくる)もそのひとつです。

SONY Computer Science Laboratoryの天才、異才たち

天才、異才が飛び出すソニーの不思議な研究所」といわれる「SONY Computer Science Laboratory (CSL)」 の「Open House 2010」に出かけました。

桜田さん、暦本さんの抜群に面白い成果のプレゼン、この2人を迎えて北野さん、所さん司会のパネル、私も「なにかコメントは?」といわれたので、ごく最近のショッキングがことですが「Craig Venterが人工生命を実験的に作ったこと」について2人の成果も意味合いについての考えを伺いました。このVenterの成果は本当に「とんでもない」結果です。

次は、若手の面白い研究成果発表。「Process Design」を提案しているTomato (London)資料1)の長谷川さん、Comic Computingの飛田さん、「トイレ、萌え」など大和田さん、みなとても「変」「おたく風」ですが、何かすごいです。この後のパネルでは茂木健一郎さんがやたらと挑発するのですが、3人ともなかなかというか、意外にこの挑発に乗らないのですね。

最後に会場前列に来ていた山本寛斎さんが、「がんがん「奇」であることが大事なのだあ、、」と応援、そのとうりですね。

研究所長の北野さんは、日本の大学で活動したことがないのにNature誌の「Mentor Award」を、「The Crazy Ones」を主張して受賞したたほどの人ですから。

「変な人」「出る杭」でないと、新しい分野、概念、従来のドグマを変えるほどの成果を出すことはなかなかできないでしょうし、社会を変えるほどのエネルギーで、何かを追及しきれないのでしょう。歴史はいつもそうなのです。

これがイノベーションを生むアントレプレナー精神であり、GEW資料1)、TEDxTokyoD-Labなど活動の底流にある思想、価値観そのものだと思います。

この2日後に「Demonstration」が予定されているのですが、そちらは都合で出席できないのです。残念。

SONY CSLのOpen House 2010で、とても満足した半日をすごしました。

日英米韓国、ガン臨床治験会議

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すがすがしい天気の5月25日、英国大使館で日英米韓の4カ国でガンの臨床治験についての会議を開催しました。開会には主催者を代表して英国大使Warrenさん、米国大使Roosさん(大使館サイトの「News from the Embassy」、5月27日付)、韓国は大使館から黄 淳澤(Hwang, Soon-Taik)公使がご挨拶、そして私が医療政策機構を代表し、最後に日本対がん協会ほほえみ大使のAgnes Chanさん。

臨床治験についてはこの20年、日欧米の3極協議(ICH: International Conference on Harnomization) が続けられていたところですが、いつも日本の遅れが指摘され、いろいろ対応がとられ、ごく最近までも国内では「Drug Lag」などが指摘されていたところです。

最近では、台頭するアジアなどと急成長する市場を背景に世界の様相も急激に変化しています。米国の当局FDAはかなり前から中国、インドなどの当局に人材を送り込み、指導、人材育成などを通して、これらの成長市場の臨床治験、新薬許認可システムを共通化する試みなどを始めています。ヴィジョンを持った戦略的思考と行動というべきでしょう。欧州もどんどん進出していますし、「アジアの核」となるべく活動の展開にいとまがありません。

今回の発表でも、韓国の急変は目覚しいです。英米韓国からそれぞれの専門家が、日本からも医薬品医療機器総合機構PMDA 、厚生労働省が参加しました。わが国の政府も「ライフイノベーション」という成長戦略を掲げていますが、どんな戦略的政策が描けるでしょうか。

この会議のプログラム、参加者、資料、報告などは「医療政策機構」サイトに近日中に掲載されますので、そのときにまた改めて報告します。

Asia Vision 21に参加した「7人のサムライ?」

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先日、Singaporeで開催されたHarvard UniversityとNational University of Singapore, Lee Kwan Yew School of Public Policyの共催による「Asia Vision 21」についてこのサイトで報告しました。

この中で日本方の参加者は7名で、自民党の林 芳正議員(元防衛大臣等)、山本UNESCO大使、渡辺元財務省財務官、現JBIC 総裁などです。皆さん、活発にいろいろ発言しましたので、あとで、Harvardの方々から、今回は、日本の参加者の存在がずいぶん目立つね、と喜ばれたそうです。うれしいことです。

これに関して、Harvard大学Kennedy School of GovernmentのSenior Fellowをしているちょっと変わった経歴(日本以外では特に変わっていると思われるわけではありませんが、、)のJun Kurihara(栗原潤)さん(写真)にお会いしました。去年からCanonグローバル戦略研究所の研究主幹にも招聘されています。なかなか「枠には入りきらない」研究者であり、勉強家で、独立した個人として活躍しています。Cambridge GazettというタイトルのCanonグローバル戦略研究所からの報告書 、さらに同名のNewsletterなども配信しています。その内容がなかなか充実して、彼の深い洞察と勉強量がわかります。

Asia Vision21 栗原潤さんと私

こういう現地での活動を通した個人としての人脈は、自分の評価が個人として相互に信頼を伴う認識をされなければ、成り立ちません。これが本人個人としての、社会的肩書きに関係のない履歴であり、実力なのです。

彼の「Asia Vision 21」の報告に触れている報告をリンク(資料1)します。わたしの発言が面白いと思ってくれたのはうれしいです。ほかの方の活躍にも触れています。

もっともっと丁々発止と議論できる、それなりの立場の方たちが増えてほしいものです。

「Invictus」:リーダーの意思、決断と戦略、そして行動

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1国トップの責任は、1企業トップ、1大学トップより大きいのは当然です。

この40-50年の激動の世界で、いろいろ国のトップであった人たちで、長く歴史に名を残すような人は、それほどいるわけではありません。でも確実に入る人に南アフリカのNelson Mandela氏がいます。あの、人種差別Apartheidのなかで、弁護士として、また1950年ごろから政治活動を始め、27年にわたって監獄に収監されるなど、想像を絶する人生を送られた人です。1990年に国際情勢の変化などを受けて釈放され、1994年のApartheid廃止後の全国民参加の選挙で最初の大統領に就任。こんな難しい時代の1国のトップの苦悩は想像を絶すると思います。政治家としてGandhiを尊敬していたということです。

ここでは、そのようなことではなくて、この直後の1995年に南アフリカで開催されたラグビーWorld Cup のことです。すべてのゲームが南アフリカで開催され、まさかのことですが、南アフリカが、最強といわれたNew Zealand代表を破って優勝したという、まさに「真実は小説より奇なり」です。

これをテーマにした映画 (資料1)が最近上映されました。「Invictus」 (William E Henleyの詩からきたものです) です。映画はMandelaが大統領になった当時、南アフリカ駐在だったジャーナリストJohn Carlinの本、「Playing the Enemy: Nelson Mandela and the Game that Made a Nation」 を元にしたものです。

とても感動的な物語です。想像しただけでも極めて難しい状況で国をまとめる責任を負ったトップの意思、決断と戦略、そして行動。さすがにClint Eastwood監督ですね、いつものことですが、題材の着眼がすばらしいです。ぜひご覧になってください。

時代が変わっても、国のリーダーの責任はますます大きくなってきています。これからグローバル世界の行く末が、見えにくい時代になってきていますし。大きな歴史観、哲学と実践的知恵、人の心を動かす力です。

友人のジャーナリストLaurie Gallettさんの部屋には、Mandela大統領の等身大写真が置いてあります。本当に世界の人々から尊敬を受ける偉大なリーダーです。

大変化の時代、日本のトップはどんなものでしょうね、なにか迷走状態です。

出でよ、日本のリーダー(何も政治ばかりではないですが、、)。

深? (Shenzhen)、香港、元気な中国

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Shenzhen (深?市)に香港経由で来ました。車も多く、香港から中国大陸へ入るのにずいぶん時間がかかりました。新しい建築、道路がどんどん進んでいます。

今回の訪問の目的のひとつは「Mission Hills」でゴルフをすることです。ここは18ホールのコースが12もあり、広大な開発がされたところです。世界最大のゴルフリゾー トとのことです。World Cupも開催されたのでテレビなどでも見たことがあると思いますが、これが1995年のことで、このコースの世界への公式のお披露目だったようです。香港が英国から中国に返還されたのが1997年です。今回はWorld Cup Courseでプレイしました。なかなかすばらしいコースでした。このウェブサイトを見て楽しんでください。

やたらと高級な馬鹿でかい家 (1戸建が600平米以上とか、、)がコースを囲んで建っていて(どんな人たちが住むのでしょうか)、会員も募集中です。高価でしょうね、でも多くは投機の対象でしょうか、あまり人影は見えませんでした、、。20年ほど前の日本を思い出しますが、スケールが桁違いです。ホテルの内装などは、日本と比べるとやや緻密さにかけているように思われますが、そんなことより勢いですね。小さなことは気にしない、気にしない。細部にわたってあら捜ししても、意味のないことです。

中国側は北京から参加した方たち4人ですが、一人はアフリカの鉱物資源などを買い付けている企業、コンゴに行ってきたばかりとか。もう一人は船荷輸送の会社、皆さん40代後半ですが、元気がいいですね。

深?の町に食事にも招待されましたが、とにかくすごい勢いで建物、道路がつくられています。この町も10,20年前はどうだったのでしょう。これから10,20年後はどうなっているでしょうね。

帰りは香港のShangri-La Hotelで1泊。好きなホテルのひとつです。雨の香港島を対岸に眺めながら、半日relaxできました。

香港は雨でしたが、中国南部のほうの降雨は大変だったようですね、あまり大きな被害が出ないとよいのですが。

「JUSTICE」; Michael Sandel教授の連続講義

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ハーバード大学のMichael Sandel教授による連続講義「JUSTICE」がNHKの教育テレビで毎週日曜夜6-7時に放送され、深夜にBSで再放送されていることをご存知の方も多いでしょう。このブログでも先日ご紹介したばかりです。

この連続講義はハーバード大学で大評判で、時には1,000人もの学生が出席するとかで、あまりの人気の高さにHarvard大学では初めて「On-line」で公開しました。NHKのテレビを見た人はまるで自分が講堂に学生として座っているかのような気分になります。

私もこの講義のファンで、どうしたらこういう講演ができるのか、番組から学ぶことは多いと思っています。

ところで、この講義シリーズに関してはいくつか驚くような事実があります。1つ目は、Sandel教授はこのテーマに関して数冊の本を書かれていますが、私は教授の著作の 「JUSTICE」をKindle で電子的に手に入れたことです。これはAmazonで買うよりもずっと早いわけで、思いついたときにすぐ反応したのです。これは読書の世界における飛躍的な進歩と言えるでしょう。本に目を通すことで、講義の内容や議論の詳細をよりよく理解することができました。

2つ目は講義のスタイルです;学生との対話から始め、課題についてお互いの対話の上に質問を積み重ねて議論を進めていきます。

3番目は、講義で取り上げるテーマや内容が日常生活の身近な問題を取り扱っているにも拘わらず、毎回30分間でセッションが終わってしまうことです。講義を進めていく教授の技量は大変なものでどうしたらあれほど効率よく、しかも内容の豊かさやワクワク感を持続し続けることができるのか驚きます。私もこのような講演ができるよう、と思います。

4番目は教授の知識の深さとそれらを現代の課題や論争に関連付けていく能力です。
 
そして、最後に5番目として挙げられるのは彼の記憶力で、質問に答えた学生の名前をすぐに憶えていることです。なかなかできることではないと思いますが、、。

このようなスタイルの講義は出席した学生に強い印象を与え、さらには質問を促す効果があるでしょう。

幸い、これらの講義シリーズはウェブでも公開されているので誰でも視聴して楽しみ、考え、インスピレーションを得ることができます。NHKの番組では英語でも日本語でも見られますが、「On-line」版はもちろん英語のみです。私としては1人でも多くの学生がOn-lineで本来の英語の講義を視聴することを勧めます。

もっと言えば、日本の学生さんに、これらの講義を通してハーバード大学の講義に直に触れて欲しいです。世界の一流大学の講義、教授がどういうものかを見聞きすることで外国の学生が置かれている授業環境、受講している講義の内容やスタイル、教授の資質やクラスの雰囲気などを知ることができるからです。

教授や先生方にはとっては講義やクラスの参考になることが多いばかりか 、学生達も違いを知ることができます。このような授業公開を今後増やしていくことで、デジタル時代は大学教育の質向上や、数10年単位での未来の教育の変革資料1)手段となる可能性が十分にあると思います。

本当に素晴らしい講義です!

とても刺激的なTEDxTokyo 2010の1日

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写真はここにもあります。

5月15日、東京都臨海副都心にある科学未来館で、去年ご紹介した第1回についで、今年も第2回「TEDxTokyo2010」 が開催されました。

すばらしい五月晴れ、さわやかな海風、素敵な会場設定、気持ちのいい、躍動する人たち。

主催、TED本部 や関係者たちの努力と多くの協力のもとで、この1、2年いろいろな関係イヴェント、プログラムを開催、TEDxTokyoをひとつの「目玉」としながら、「アントレプレナ-シップ (=進取の気性)」の育成、「出る杭」(資料)を伸ばす大きな動きを、一連の活動などを通して育てようというものです。

TEDの活動は急速に世界に、若者へ、と広がっています。

プログラム、スピーカー、すばらしい技を見せてくださった方たちについてはTEDxTokyo2010を見ていただくとして、世界同時On-line Liveであり、またblogtwitter、YouTubeなどでのひろがりはすごいものです。

ウクレレの名手Jake Shimabukuro 、(YouTube はここ)、Human Right Watch土井香苗さんなど、皆さんが多くの感動、驚き、笑いと涙、「わくわく」を共有した、すばらしい当日の天気よりももっとすごい気持ちのよい1日でした。

なんといってもTodd, Patrickほかの企画運営、100名を超えるような多くのボランテイアの方たちのすばらしい仕事のおかげ、そして多くのパートナー、支援者たちの援助を忘れるわけにはいきませんね。本当に素敵な1日をありがとう。

ところで、話題の「Tesla」も一台、(赤色ですよ)試乗に出してくれたのですが、私はすっかりそのことを忘れてしまって実に残念、、ムムム、、。

日本銀行での講演; 「日本の経済低迷とその出口」

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5月14日、日本銀行での講演でした。このお招きはちょっと驚きですが、約2時間。白川総裁は急用でご出席できませんでしたが、西村副総裁ほかの50人ほどでしょうか。みな優秀な方たちばかり(と思います)でしたが、男性ばかりでした(女性の2人はサイド席にお座りでした、、)。

「日本の経済低迷とその出口を探る」というテーマで、ということでした。レジュメ、参考図を数枚、推薦図書リスト、また、石倉洋子さんと共著の「世界級キャリアの作り方」、「イノベーション思考法」を数冊、贈呈。

ご存知の方もおられると思いますが、あまりの人気にHarvard大学が初めてその講義シリーズを公開したというMichael Sandel教授の「Justice」のいうテーマの講義。この講義ははじまりから引き込まれるようにすばらしい講義で、NHKの教育テレビで日曜夕方(深夜にもありますが、、)オンエアー。

そこで、私もこのスタイルの日銀でのセミナーを始めました。皆さん面食らったでしょうね?銀行ですし、難しい雰囲気もあるかとは思いましたが、若い人たちは面食らったかもしれません。みなさんの前で、発言しにくい理由はよく理解できます。

特に、インターアクテイヴには進行させにくい雰囲気があります。そこにこそ日本の閉塞感の基本があるのですけど、これについても申し上げました。

タテの男性社会、年功序列、偏差値から出発する社会的ヒエラルキーを当然と認識する精神的価値構造などが特徴的な日本社会、これがフラットなグローバル世界での急激な変化に対応できない底流にあります。「強さ」を生かす、しかし「弱さ」を認識し行動する力の欠如などなど、これは私のサイトにも繰り返し出てく「底流的テーマ」といえます。これを象徴的に、しかも劇的なかたちで表わしたのが「トヨタ問題」であり、アブダビでの原子力の競り合いだったといえます。

このような講演の機会はとても貴重です。今回は、お呼びいただいただけでもうれしいです。次回もまたチャレンジの機会があるとうれしいです。

 

カナダの新プログラム

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5月3日、カナダ政府は「Global Challenge Canada」(資料1)という5年間にわたる新しいプログラムを発表しました。

これはゲイツ財団が実践している「Grand Challenge Explorations」(資料1)とも協力しながら、しかし、(主に)カナダの研究者たちが、プロジェクトに参加する途上国の貧困、健康、公衆衛生、医療などの向上に貢献しようというものです。

これは5年という時限ですが、新しい形の科学技術外交を途上国との「Win-Win」関係を構築しようというアプローチです。この成果を見ながら、さらに国際舞台での存在を高めたいという意図があります。

私も支援していますが、日本でも世界銀行との協力関係 のさらなる推進の可能性、最近での日本のアフリカ支援の再確認 、またJICA-JSTのプログラム協力などが進められることになって、うれしいことです。

多くの国の2国間協力、世界銀行のような多国間機構などと歩調を合わせて、最貧国、途上国の多様なニーズに合わせ、MDGなどへ向けて、多面的な展開をしていくことは、人間の安全保障、またMDG推進へ向けても、とてもいいことです。

さらに、多くの支援国の間の協力、情報交換などは特に大事になっていくでしょう。

まだまだ、日本が世界課題に貢献できることはたくさんあるのです。

私たち一人ひとりに何ができるか、これを考えるのはとても大事なことです。大事なことは、「日本から見る世界、そして世界からみる日本」の視点です。