ボツワナからフランスワインの中心へ

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March2010 Burgundy 010
Romanee Conti

ボツワナに5日間滞在し、2月28日の夕方には別れを告げて、現地を出発。Johannesburg経由で、翌日3月1日の朝にはParis CDG空港に到着。TGVDijonへ(写真1)。そこからBurgundy wineの中心へ向かいます。Route des Grands Cru を走り、誰でも立ち寄ってみたい「Romanee-Conti」 (たった1.8 ha程度の土地ですが、、)(写真topと2)に立ち寄ったあと、まずSavigny les Beauneに到着。 このあたりは、なんといってもBurgundy Wine (資料1)の中心です。40kmにもわたってワイン畑が伸びているのですね。

午後はゆったりと地元のワイナリーのひとつ、「Simon Bize et Fils」写真)で宿泊。ゆったりと時の流れるところです。おいしいワインを何種類も味わいます。

翌日はThe Center of the Burgundy WineといわれるBeauneの街(写真)で半日を過ごしました。落ち着いた町並み、おいしい食べ物、お菓子、チョコレート。昼食は「Caves Madeleine」 (資料1)、 奥様のリカさんは、名前からいうまでもなく日本の方です。

March2010 Burgundy 006 写真1TGVでDijonへ

March2010 Burgundy 008 写真2 Romanee-Conti

March2010 Burgundy 064 Caves Madeleine、リカさんとご主人のRawlandさん。

このあたり、食べ物も自然のものばかり、ワインはもちろん本場、とても素敵な生活です。日本からの若者も何人かがワインつくりなど、修行にきています。中にはここでじっくり腰をすえて生活していく計画の若者もいます。頼もしい限りです。

ここには世界でもよく知られた15世紀にできたホスピス「Hospices les Beaune」写真)があります。

もちろん、このあたりはDijonのマスタード でも有名です。

私はここで2泊して、パリへ向かいます。

ボツワナから-4

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ボツワナからの写真はこちら; http://www.flickr.com/photos/whsaito/sets/72157623508216878/

ボツワナで5日間、政府への政策アドバイスのセッション、大変疲れましたが、現地の報道資料1)からもお役には立ったようでうれしいです。これからのフォローも大事です。日本へ期待も大きいのですから、日本の政府も企業も、大学も皆さんがんばってください。これからは企業が主体になった政府とのパートナーシップの出番です。秋田大学も協力関係を始めています。すばらしいですね。

ボツワナ強みは、その国土の広さ(日本の1.5倍)、いろいろな資源、アフリカで最も保全された自然とすばらしい観光の可能性、最も多いライオンや象などの野生動物、義務教育が国民みなに行き届いている、しかもみな英語が標準語、安定した政府、治安のよさ、GDPが国民あたり6,000ドル、などなど。弱い点は、200万人という人口、今の政府収入の40%がダイアモンドであること、それでも国民の20-30%程度が貧困、そして減りつつあるものの、まだまだHIV/AIDSが多いこと、などなどです。しかも、特に可能性のあることはSub-Saharaの南半分の中心に位置していることでしょう。

グローバルの時代、どうこの強みを生かしながら、弱さを生かせるか、これが私たちのボツワナ国家としての政策提案への基本的認識です。

2010年3月

TOG医療経営セミナー2010 in 東京
日程: 2010年3月21日(日)11:20-12:20(質疑応答含む)
場所: マンダリンオリエンタル東京 リンデンルーム(三井本館4階)
              東京都中央区日本橋室町2-1-1 
演題名: 『産婦人科の危機:Web2.0の時代へ』
<連絡先>
 『TOG 医療経営セミナー2010 in 東京』セミナー事務局 高橋
          *今回の講演は会員・関係者のみの参加となっております。