写真1
日本から遥か南のタヒチに、初めてやって来ました。タヒチ航空(Air Tahiti Nui)の直行便で成田から11時間。成田-Tahiti島(Papeete)を週に2便飛んでいます。
今回は太平洋科学会議で、会場はTahitiのHilton Hotelです。砂浜のテントの会場(写真1)もあり、これはこれでなかなかいい雰囲気でした。Tahiti的で映画のロケにもよく使われるMoorea島も目の前(写真2)です。2年前は沖縄で開催されましたが、その時のことは以前ご紹介しました。
写真2: Moorea島
French Polynesiaの一部ですから、フランス政府も力を入れていて、参加者は約800名。初日はやたらとフランスの国威発揚的な挨拶が多く、ちょっとやりすぎと感じるほどでした。
写真3: Opening Session
気候変動、珊瑚礁、生物多様性、人間社会と自然保護など、太平洋をめぐる演題が盛りだくさんです。これがこの太平洋科学会議の特徴です。
バードウォッチのプロ、BirdLife Internationalの市田さん、ITUのeHealth理事でもある東海大学医学部の中島功教授の2人も参加され、鳥インフルエンザと渡り鳥の関係性やその監視の可能性について、素晴らしい講演がありました。
写真4: 市田さんと
写真5: 中島さんの講演
夜は毎晩主催が変わり、最初は学会長・French Polynesia大統領・High Commissioner共同主催。次は学会主催者側とFrench Polynesia大統領の主催、最後は学会主催のフェアウエルで、TahitiとPolynesiaの素敵な踊りが披露されました。