ワタミの渡邉美樹社長、教育、そして農業特区

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「和民」の社長の渡邉美樹さんは、すばらしい情熱と夢を実現していく熱血漢、起業家、経営者です。いくつもの本も出版されているので、amazonで調べてください。教育を大事に考えておられて、日本ではいうまでもないのですが、カンボジア(最近ではネパールも)でも多くの子供の教育支援など、ご自分でできる活動をどんどん展開しています。本当に立派なことです。

原油の値段が上がり(今は、一時的にちょっと落ち着いていますが・・・さて、いずれはどこまで?)、ただでさえ世界的に食料が不足していて(さらに気候変動、水不足などで、悪化する様相)、現在でも毎年数百万の人たちが飢え死にしている現状(「2C+3F」:-Climate Change and Fuel, Food, Feed-ともいわれますが・・・) は決してよくなるとはいえないのです。日本の農業技術はすばらしいのですから、長期的は視点でこれを成長産業に育成すべきと考えています。いくつもの世界的なブランドもできるでしょう。もちろん、食料の自給率も向上します。さらに、食用以外の部分で再生可能エネルギー源としても大きな可能性があり、研究開発は世界的な競争になっています。

私も機会を捉えて発言しています。今年5月には加藤紘一さんが座長で、茂木幹事長、さらに農林水産大臣もされた谷津議員も出席された自民党の委員会でも、農業政策について話す機会がありました。

渡邉さんは農業特区(実は使いにくいのです、なぜでしょうか)も使っておられるので話しを伺いたいと思っていたところ、渡邉さんが機会を作って下さり、1ページほどに短縮した対談も出ることになっています。対談の様子の一部は、渡邉さんのBlogにも出ています。

 「農業の今、そして未来」  (「ecocolo」 10月20日掲載)