「リスクをとる」-これからの時代へ若者は何をしたいのか

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東京工業大学で、MOT藤村先生の主催で、かなり過激なシンポジウム「リスクをとる」が開催されました。平日の昼間というのは若者にとってはちょっと違う時間帯ではないか、という気もしましたが、大学院学生さんも多く参加してくれてうれしかったです。

演者は私の他に、ベンチャーキャピタルの村口さん、元産業再生機構、「会社は頭から腐る」などの冨山さんエルピーダを率いる坂本さん等。皆さんそれぞれの業界で“外れた”と認識されている人たちで、過激でしたね。この時の様子はいくつかのblogで紹介されています。(参考: 1 2 )。これらも過激ですねが、これぐらいでいいのです。

東工大でも大学院生の70%が「大企業志向」だとか、演者の皆さんにハッパをかけられていました。若いときには世界へ出てみよう、なんてものは感じられず、ちょっとさびしく感じました。内向きの男の子、元気のある外へ出て行く女の子、という構図ですかね?

アメリカの若者には、若いときに「Peace Corps」とか「Teach for America」Wikipedia)などの国際貢献とか、社会貢献などを経験してみようという意識が高いようで、社会人としてはじめにつきたい仕事、企業「トップ10」あたりに、このような「選択肢」が入っているのです。これらは「リーダーシップ育成」(資料)の社会人コースと認識されているのです。こんなことは日本でも考えるといいと思います。

また、日本から例えば米国に留学する学生の数も減っていますよね。