「グリーンIT」講演からのメッセージ

ITも多くの電力を使います。サーバーであり、ルーターであり、端末です。また、発熱を冷やすのに使う電力も大変なものです。モーターも多くの電力を使うのです。こういったことについても色々と工夫や新しい技術開発などが行われています。

このような背景から、第4回の日経環境シンポジウム「経済と環境の共生を実現するグリーンIT投資」が開催され、基調講演をさせていただきました。その記事が3月26日の日経新聞朝刊(24面)に広告特集として掲載されました。基調講演の概要も掲載されましたのでご紹介します。

1時間の講演でしたが、大事な点は「2050年までに食料とエネルギーの輸出国になろう(この2つがいつも国家の存続と独立の基本であり、争いや戦争の原因になってきたのです)というぐらいの大きいな国家ビジョンを、政治のリーダーシップで打ち出し、国民と共有することだ」という点です。そこからの社会構造、政策を変え、グローバル世界の“日本”を打ち出していかないといけないということです。

今までの既得権のある人達やその業界自体がその既得権にしがみついて抵抗する、だから変われないのが今の日本です。グローバル世界は日本がどうなっても、どんどん変わっているのです。

 地球温暖化、環境技術、そして日本(PDF)
 出典 2008年3月26日(水)24面より ※広告特集に掲載されました