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6/19のブログ(「パリから、日本の広報意識の低さについて一言」)で、実際の例として3つの事例を引用していますが、この3つとも、日本のAfricaへの大きな貢献についてでした。地理的な条件もあってか、日本のAfricaでの貢献は、アジアでの貢献に比べて、国内でも国外でもあまり知られていないと思います。上記のコラムで紹介しました、私の発信“Challenges for Japan’s Scientific Community in the 2008 G8 Summit”を、Business Daily Africaで“Analysis: G8 Summit will provide a major test for Japanese scientists”“Comment: Challenges for Japan’s Scientific Community in the 2008 G8 Summit”として掲載してもらいました。ケニアの新聞です。個人のレベルですが、少しでも日本の貢献を知って欲しいからです。On-Line時代の手段ですね。

来年のG8サミットは8年ぶりに日本がホストをするわけですが(7月に洞爺湖で開催)、来年は日本が主役を務め、国連などとAfrica援助の一環として15年前に始めた画期的国家事業、5年に一回開催されるTICAD(Tokyo International Conference on African Development)(こちらも参考に→www.ticad-csf.net/eng/index.htm)の第4回目となる会議が5月に横浜で開催されます。Africa50数ヵ国の国家元首等が東京に集まる、Africa諸国の間ではよく知られた会議です。でもどれだけ皆さんに、そして世界に知られているでしょうか?メディアでも最近は中国のAfrica進出ばかりが取り上げられていますが・・・。

ところで去年、小泉総理がAfricaを訪問されました。その時はEthiopiaとGhanaに行かれましたが、なぜEthiopiaとGhanaだったのかは、後ほど。Ghanaの首都Accraは野口英世が黄熱病で病死したところであり、野口英世記念研究所もあります。ここで小泉総理は日本政府による「野口英世Africa賞」の設立を発表されました。アフリカでの感染症などの疾病対策に貢献した医学研究や医療活動を表彰する国際賞で、この2分野で貢献をされた方を表彰しようというものです(政府のインターネットテレビでも紹介されています)。表彰は5年に一回、第1回は来年のTICADの時に発表される予定で、現在、選考が進行中です。Africa開発、HIV/AIDS、貧困などは皆さんご存知のとおり、世界の大問題です。

さて、小泉前総理は先日、この賞への募金の御願いということで、経団連の理事会にご挨拶に行かれました。そのときのご挨拶がとてもよかったと聞きました。御手洗会長を始め200人ほどの財界のリーダーの前での原稿なしの短いご挨拶だったそうですが、始まる前と後ではその場の雰囲気がガラッと変わったと聞きました。小泉前総理の事務所の許可を得て、挨拶の内容を掲載していますので、ダウンロードしてご覧ください。

 小泉純一郎衆議院議員の経団連常任理事会における挨拶(PDF)をダウンロード

皆さんはどう感じましたか?実にお上手ですね、お話が。メリハリと、ウィットが効いていてとてもいいお話と思います。この話を英語にして、Africaのメディアにも伝えようと考えているところです。

よく考えてみれば、これはまさに財界の方々が「小泉マジック」にかかったとも言えそうですね。ということは、まさに小泉総理が「天才、変人」だということです。実は、歴史的に見ても世の中を変え、科学や技術で世界を変えた人たちは、みんなその時代時代の常識を外れた「変人」なのです。このことは一度、官邸で行なわれた総合科学技術会議で小泉総理の前でも発言しました。みんな笑い出しましたけどね、私はまじめだったのですよ。

これは6/4のブログ(「St Petersburg、そして出口さんから、ドンキホーテへ」)、それから出口さんのメルマガでもお伝えしている、いつの世の中でも「ドンキホーテ」が大事だという主張と一致しているのです。

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